孤高の花 第15話 あらすじ 血で兵法を書いた白娉婷、楚北捷の剣に貫かれる

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

15話、とうとうここまで来てしまいました。白娉婷が楚北捷を救うために宮廷へ乗り込む、この話のタイトルが「飛蛾扑火(蛾が炎に飛び込む)」なんですよ。タイトルだけで胸が痛い。

それでは15話を一緒に見ていきましょう!

孤高の花 15話のあらすじ

話は楚北捷の生い立ちの回想から始まります。

幼い頃の楚北捷は、母・楚妤に連れられて晋王宮を訪ねます。楚妤はもともと先帝の「殉葬者」として指名された女性でした。先帝が死んだら一緒に埋葬される、という運命を背負っていた人です。

ところが太后は、楚妤がすでに皇帝の子を宿していることに気づきます。そこで秘かに楚妤を逃がし、域外へ送り出しました。しかし楚妤は族人から受け入れてもらえず、子を抱えて苦しい生活を続けます。

追い詰められた楚妤は息子を連れて宮廷に戻り、太后に会いに行きます。「この子は司馬家の血を引いています。どうか引き取ってください」と頼むためです。

太后は二つの条件を出しました。

一つ目。楚北捷は司馬姓を名乗ってはならないし、皇家の族譜にも入れない。太后が養子として育てる。
二つ目。楚妤は秘密を守ること。晋国の天子は司馬弘ただ一人であり、その事実が揺らいではならない。

「子どもを生かしたければ、あなたは消えなさい」ということです。太后の言い方は静かだけど、言っていることはかなり冷たい。

楚妤はそれを理解して、自ら命を絶ちます。

後に司馬弘(晋王)は母に「なぜあんなにひどいことができたのか」と問いただします。太后は「権力の背後には血の祭祀が必要」と答え、楚北捷すら生かしておくべきではなかったとまで言い放ちます。司馬弘はその場で膝をついて楚北捷の命乞いをしました。あの時の「情」があったから楚北捷は生き残り、後に名将として晋国のために戦い続けた。

そこまで思い出した晋王は、泣きます。これだけ重用してきたのになぜこうなってしまったのか、と。

司馬弘がここで泣くの、少し意外でした。ずっと悪役だと思って見ていたのに、彼なりに楚北捷への複雑な感情があったんだとわかる場面で、単純に嫌いとも言いきれなくなってきました。

一方、張貴妃が晋王に告げます。「罪の根源、白娉婷が建康城に来ております。楚北捷を救いに来たはずです」。

翌朝、街に告示が貼り出されます。「明日の午刻、皇宮内で楚北捷を処刑する」。

鴻福客桟に滞在していた白娉婷は知らせを聞いて焦ります。晋王は兵の動乱を恐れて重兵を配置しています。則尹たちは百二十名しかいない。力攻めは無理です。

白娉婷は楚北捷の副将・楚漠然に密書を送り、協力を求めます。しかし楚漠然は開口一番「毒を盛ったのはあなたですか」と聞いてきます。救出計画への協力を求めると、楚漠然は「王爷は出発の際に全軍へ言い残しました。陛下は明君だ、陛下の前で全てを明かせばきっと濡れ衣を晴らしてくれると。軍令なしには動けません」と答えます。

楚漠然はある意味、楚北捷の言葉を純粋に信じているんですよね。でも白娉婷からしたら時間がない。そのすれ違いが見ていてつらかったです。

白娉婷は則尹たちと「竹鳶(ちくえん)」の制作に取り掛かります。竹で作った大型の凧のようなもので、人が乗って空を飛べます。厳重に警備された晋の皇宮に、空から乗り込む計画です。

でも楚漠然に会った後、白娉婷は則尹に告げます。「明日の計画は中止にします」。

竹鳶で宮廷に入ることはできる。しかし出てくることはできない。たとえ楚北捷を救い出して晋王を倒しても、禁衛軍の包囲からは逃げられません。それに則尹たちは遠路はるばる自分のために来てくれた。死なせるわけにはいかない。

そう判断した白娉婷は、一人で竹鳶に乗り、晋の皇宮へ飛び込みます。

晋王の前に立った白娉婷は言います。「今日ここに来たのは、死を覚悟してのこと。どんな罰でも受けます。ただ一つだけお願いがある。罪はここで止めてください。忠義の者を巻き込まないでください」。

晋王は怒り、鞭打ちを命じます。

白娉婷は打たれながら、自分の血で床に文字を書き始めます。「択才、智用、不陳、戒備……」。

司馬弘はすぐに気づきます。これは伝説の「武侯兵法」だ、と。白娉婷は言います。「兵法全ての解釈を差し上げます。それと引き換えに、鎮北王の命をお救いください」。

血で書いた兵法。この場面は見ていてかなりきつかったです。痛みをこらえながら必死に文字を書く白娉婷の姿が、ずっと頭から離れませんでした。

しかし司馬弘は答えます。「お前は私を見くびっている。私が殺したいのは最初からお前だけだ。私の玉座を不安定にしてきたのは楚北捷ではない、白娉婷、お前だ」。そして続けます。「条件は一つ。お前が楚北捷の剣で死ぬこと」。

楚北捷と白娉婷が朝廷で対峙します。楚北捷が問います。

「毒を作ったのはお前か」「大凉のために退却策を立てたのはお前か」

白娉婷は全て認めます。そして最後の問い。「二人の皇子に毒を盛るよう命じたのもお前か」。

白娉婷は口ごもります。冤罪です。でも、否定したところで信じてもらえる状況ではない。

この「認める」場面、声には出なかったけど、見ていてずっと「違う、違う」って思ってました。

白娉婷は認めます。

楚北捷は剣を抜き、白娉婷に向かって突き出します。則尹が飛び込んで阻止しようとしますが、正気を失った楚北捷は則尹にまで剣を向けそうになります。白娉婷は則尹を守るためとっさに前へ飛び出します。

楚北捷の剣が、白娉婷の体を貫きました。

スポンサーリンク

孤高の花 15話の感想まとめ

一番きつかったのは、白娉婷が「認める」瞬間です。

自分がやっていないことを、やったと言う。否定しても誰も信じない状況で、せめて楚北捷の怒りを自分一人に向けさせれば則尹や楚漠然たちは助かる。そういう計算が全部見えた上での「はい」だから、見ていてかなり息が詰まりました。

楚北捷の回想シーンは、これまでほとんど語られてこなかった彼の生い立ちを一気に見せてくれました。母・楚妤が自ら命を絶つ場面、幼い楚北捷のために司馬弘が膝をついて命乞いをする場面。あの子がずっとそういう重さを背負って生きてきたんだとわかると、今回の展開の切なさが倍になります。

白娉婷が一人で竹鳶に乗って飛び込む場面、血で兵法を書く場面、そして剣に貫かれる場面。全部同じ一話の出来事とは思えないくらい、展開が重たかったです。

則尹を守るためにとっさに飛び出した白娉婷の行動が、この結末になるとは。最後の場面、楚北捷の目がどんな色をしていたか、想像するだけで苦しくなります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
運営者情報・編集ポリシー

コメント

コメントする