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クルミットです♪
今回の55話は、宮廷での駆け引きと、遠い異境からやってきた少女の重い過去が同時に動き出す回でした。皇帝が持ちかけた遷都の話に紀綱がすぐ裏を読んでしまうところも面白いですし、何より小桜という新しい人物が抱えている事情が切ないです。夏浔と謝雨霏さんの仲良しシーンにほっとしたのも束の間、物騒な毒殺未遂まで待っています。それでは55話を一緒に見ていきましょう!
錦衣夜行 55話のあらすじ
皇帝は夏潯を宮殿に呼び出しました。皇后を亡くしたばかりの皇帝を、夏潯は言葉を選びながら慰めます。すると皇帝は悲しみのなかでも次の手を考えていて、都を北平へ移す計画を切り出しました。そして夏潯に、密かに現地を視察してくるよう命じます。
こんな時でも国のことを考えてる皇帝、さすがだなと思いました
一方、紀綱はこの人事を聞いてすぐにピンときます。夏潯は北平へ、自分は天津での錦衣衛(皇帝直属の秘密警察のような組織)の衙門づくりへ。二人をそれぞれ都から遠ざけて、金陵で衝突しないようにする狙いだと見抜いたのです。紀綱の勘の良さは今回も健在でした。
寝宮では皇帝が側近にぽつりと本音を漏らします。北の韃靼、西の瓦剌という二つの脅威に、それぞれ手を打たせたかったのだと。遷都の話も、実はこの布石だったわけですね。
表向きの理由と本当の狙い、両方あるのがこの皇帝らしいです
場面は変わって、謝雨霏さんと彭梓琪さんが街をぶらぶら歩いています。でも謝雨霏さんは体がだるく、先に屋敷へ戻ることに。夏潯も公務を早めに切り上げて帰宅し、庭で仲良く食べさせ合う姿を見せてくれました。忙しい二人がこうして穏やかな時間を過ごせるのは、見ていてほっとします。
でも同じ頃、遠く国境の外の陣営では、小桜という少女が瀕死の祖父に付き添っていました。そこへ阿魯台が見舞いに訪れます。祖父は最期の力を振り絞り、かつて建文帝に命を救われた恩のことを語り始めました。そして建文帝がすでに簒奪によってこの世を去っていたことを、小桜はこのとき初めて知ります。
祖父が死ぬ間際に打ち明けるやつ、毎回胸にきます
恩人の仇を討つと誓った小桜は、新帝を補佐する輔国公・夏潯を暗殺すると心に決めます。夏潯からすれば完全にとばっちりですが、小桜にとっては命がけの復讐なんですよね。
その後、中原に流れ着いた小桜を、夏潯と謝雨霏さんは事情を知らないまま屋敷に匿うことになりました。まさか自分たちを狙う相手だとは思っていません。西門靖は小桜をからかって彭梓琪さんに耳を引っ張られていました。相変わらずこの二人はコントみたいです。
そして小桜は、故郷の酒を届けるという口実で夏潯に酒をすすめます。狙いは毒殺です。ですが警戒していた夏潯に見抜かれ、謝雨霏さんも酒から烏頭と断腸草の匂いを嗅ぎ分けてしまいました。
お雨霏さん、鼻が良すぎます
正体がバレた小桜は、暗殺しようとした動機を正直に打ち明けます。夏潯は大局を考えてか、彼女を殺さずに放してやりました。
このことを知った紀綱は、小桜を利用しようと動き出します。人を使って小桜を待ち伏せさせ、自分の腹心に助けさせることで信頼を得て、いずれ一緒に復讐させようという企みです。
紀綱、こういう計算だけは本当に早いです
錦衣夜行 55話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり祖父が死ぬ直前に建文帝の恩を語る場面でした。小桜がその場で仇討ちを誓う流れは切ないですね。彼女自身は何も悪くないのに、夏潯を狙う立場になってしまったのが気の毒です。
夏潯と謝雨霏さんの庭でのやりとりは、この二人らしい穏やかさで良かったです。あの空気のあとに毒殺未遂が来るとは思いませんでした。
小桜が正体を明かしたとき、夏潯が殺さずに放したのは意外でした。情けをかけたのか、それとも何か考えがあるのか。紀綱がすかさずそこに付け込もうとしているのも、いかにも彼らしいやり方です。人の恨みを利用して自分の駒にしようとする、あのやり口にはイライラします。
夏潯に酒をすすめながら微笑んでいた小桜の顔、あれが毒入りだったと分かってから思い出すと、なんとも言えない気持ちになります。
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