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クルミットです♪
今回の長風渡は、望都をめぐる大きな攻防戦です。周高朗が援軍を出し渋る中、息子の周燁はどう動くのか。そして梁王軍が本気で攻めてきた夜、顧九思と柳玉茹はどうなってしまうのか。見ていて胸がぎゅっとなる回でした。それでは27話を一緒に見ていきましょう!
長風渡 27話のあらすじ
周高朗は望都の民のことなど気にかけていません。でも息子の周燁は、故郷が攻め落とされるのをただ見ているわけにはいきませんでした。周燁の配下には二万の将兵がいて、もともと望都の守備隊だったのに、今は足止めされたままです。周高朗が援軍を出す気がないなら、範節度使(地方の軍勢を束ねる役職の将軍)に頼んで望都の守備隊を呼び戻してもらう、と周燁は言い出しました。
周高朗は激怒します。軍令に背くような真似をするなら将としての資格はない、以後は田舎に引っ込んでいろ、とまで言い放ちました。
それでも周燁は振り返らずに出て行きました。ここまで親子の溝が深いとは思いませんでした
梁王はなかなか望都攻めに踏み切れずにいました。そこへ趙三爺が城を出て梁王側に寝返り、望都の中には一万の兵しかいないと教えてしまいます。
秦統軍の娘・秦婉之は、父がなぜ併州節度使と一緒に悠州へ援軍を出さないのか納得がいきません。秦統軍は根気強く、そんなことをしても卵で岩にぶつかるようなものだ、何の役にも立たないと説明します。
秦婉之は幼い頃から軍の中で育った人で、さっぱりとして大らかです。普通の後宅の女性のようにしおらしくはありません。妻として生きるより、軍にいて戦場に骨を埋める兵卒でいたいと思うくらいです。父の理由では納得できず、出兵を渋る人はみんな臆病者だとまで感じてしまいます。
秦婉之の気持ち、なんとなくわかります。もどかしいですよね
梁王は重要な軍情を手に入れましたが、趙三爺のような裏切り者は使い物にならないと判断します。そして今夜、望都を攻め落とせと命令を下しました。顧九思はすぐさま城門を固く閉じ、全力で守り抜くよう指示します。
梁王軍の攻撃は激しく、なりふり構わない容赦のないものでした。顧九思は部下を率いて城を守り、油の罐を使って敵の進撃を食い止めます。それでも兵の半数以上を失いました。梁王側も二万の兵を失いましたが、それでも望都を落とすことはできませんでした。
両方でこれだけ犠牲が出るなんて、読んでいて苦しくなりました
参謀は梁王に、いったん体制を立て直してから強行攻撃すればいい、そうすれば顧九思はもう持ちこたえられないはずだと進言します。梁王はいったん兵を退きました。この夜、望都はなんとか持ちこたえたのです。かつては非力だった葉世安まで、全身血まみれになっていました。
沈明は矢を受けて、生死もわからない状態です。葉韻は将軍の家系の生まれで、柳玉茹は護身用にと短刀を渡しました。望都が攻め落とされても、最後の一瞬まで持ちこたえるつもりでした。
沈明のことが気になって仕方ありません。無事でいてほしいです
翌朝、太陽が地平線からゆっくり昇ってきました。柳玉茹は紅い衣をまとい、酒を一壺持って城壁の上で顧九思に会いに行きます。今日は生死をかけた戦いの日。勝てば美しい服を着てお祝いをするべきだし、負けたとしても、綺麗な格好であの世に行きたい、という思いでした。
柳玉茹は顧九思を責めたりしません。むしろ、共に死へ向かう機会を天から与えてもらえたことに感謝しているようでした。二人は合卺酒(夫婦の固めの盃のようなお酒)を酌み交わし、心を通わせます。
この覚悟の決め方、切なすぎます。それでも紅い衣を選ぶ柳玉茹、強いです
大きな戦いがついに始まりました。顧九思は兵を率いて城を出て戦います。刀や矢が飛び交い、多くの命が失われていきました。もう一方では攻城槌で城門を破ろうとする動きもあります。顧九思は必死に戦い、一人で十人を相手にするほどの奮闘ぶりでした。
梁王は皆殺しにしろと死の命令を下します。顧九思はついに力尽きて倒れてしまいました。それを見た柳玉茹はすぐさま戦鼓を打ち鳴らします。城壁の上で紅い衣が目立って仕方ありません。その太鼓の音で顧九思は目を覚まし、また戦い始めました。
倒れた顧九思が太鼓の音で立ち上がるところ、こっちまで力入りました
梁王軍は顧九思たちを取り囲みます。顧九思は必死に戦い続けますが、まるで檻から抜け出せない獣のように、少しずつ力を失っていきました。城壁の上の将兵たちはまだ死に物狂いで持ちこたえていて、石を落として攻城槌を操る梁軍の兵を妨害します。それでも攻城槌が城門の閂を打ち壊してしまいました。すると百姓たちが自らの意志で前に出て、その身をもって敵の騎馬を食い止めます。
ちょうどそのとき、周燁がついに援軍を率いて駆けつけました。破竹の勢いで梁王軍を蹴散らします。顧九思たちの士気は一気に高まり、奮い立って反撃に転じました。柳玉茹は太鼓を打ち続け、多くの将兵たちの気持ちを大きく鼓舞していました。
長風渡 27話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、柳玉茹が紅い衣で城壁に立って、太鼓を打ち続けた場面です。倒れた顧九思がその音で目を覚ますところ、思わず声が出そうになりました。
朝の場面もよかったです。生きるか死ぬかの日に、綺麗な服を着て酒を酌み交わす柳玉茹の考え方。普通なら怖くて動けなくなりそうなのに、覚悟が決まっている人はこんなにも凛としていられるんですね。
百姓たちが自分の体で敵を食い止める場面も苦しかったです。兵士だけじゃなく、普通に暮らしていた人たちまで犠牲になっていく望都の状況。ここまで見せてくるとは思いませんでした。
周高朗と周燁の親子の対立も気になります。周燁は父に見限られてまで望都を助けに行きました。血のつながりよりも故郷を選んだということですよね。
秦婉之の場面も好きでした。臆病者だなんて言われたくない、戦場に出たいという気持ち、なんだかまっすぐでいいなと思います。
最後、周燁の援軍が梁王軍を蹴散らして、柳玉茹がまた太鼓を打ち鳴らす場面。あの太鼓の音、望都にいる人たち全員に届いてほしいと思いながら見ていました。
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