九重紫 第24話 あらすじ 王映雪の崩壊と魏廷瑜の悲しい夢!出征する宋墨の熱い口づけ

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今回は因縁深い王映雪への決着や、都を離れる宋墨と竇昭の切ない別れが訪れます。
破滅へと突き進む魏廷瑜の姿には胸が締めつけられました。
それぞれの運命が激しく交錯する重要な回となっています。
それでは24話を一緒に見ていきましょう!

九重紫 24話のあらすじ

竇昭(とうしょう)は命を受けて王映雪(おうえいせつ)の部屋へ向かいます。
王映雪は亡き娘の竇明(とうめい)を思い、枕を抱きしめたまま部屋に閉じこもっていました。
竇昭の姿を見るやいなや、激しい憎悪を剥き出しにします!
自分や周囲を不幸にする疫病神だと叫び立てる王映雪。
実の母親である趙谷秋(ちょうこくしゅう)だけでなく、竇明まで奪われたと思い込んでいたのです。
最初から私を破滅させる気だったのかと喚く王映雪。
しかし竇昭は静かに告げました。
自分はずっと前に許していたのだと。
本当に自分を許せていないのは、王映雪自身のほうではありませんか?
かつて親友だった趙谷秋を裏切り、その地位と夫を奪って死に追いやった重い罪悪感。
王映雪はその良心の呵責から逃れたくて、竇昭を攻撃し続けていたのでした。
一夫多妻は男の甲斐性だと狂ったように叫ぶ王映雪。
そこで竇昭は、懐から取り出したモクレンの花びらを床一面に撒き散らします。
その花びらを見た瞬間、王映雪の顔から血の気が完全に引いていきました。
花びら一枚で人の命を奪うことなどできません。
それなのに、なぜそこまで怯えて震え上がっているのですか?
王映雪は恐怖のあまり床に倒れ込み、激しく息を切らして取り乱します。
竇昭は、かつて母親が味わった骨の髄まで凍る苦しみを思い知らせ、静かに部屋を後にしました。

あの倒れ方、見てるこっちまで息が止まりそうでした!

その後、竇昭は父親の竇世英(とうせいえい)のもとへ足を運びます。
竇世英は亡き妻が好きだったモクレンの花をじっと見つめていました。
愛する人を大切にしなさい、と娘に優しく語りかけます。
自分のように取り返しのつかない後悔をしてほしくないという父親の心からの願いでした。
部屋の外に出ると、宋墨(そうぼく)が冷たい風の中で待っています。
そっと竇昭の肩に暖かいマントを掛けてくれました。
王映雪の部屋に入った時から、ずっと外で見守っていたのです。
竇昭が王映雪を殺さずに許した姿を見て、宋墨は強い決意を抱きます。
これからは何があっても自分が竇昭を守り抜く、と誓いました。

一方、魏廷瑜(ぎていゆ)の屋敷には過酷な現実が突きつけられます。
職務怠慢の罪を問われ、屋敷の家財道具がすべて差し押さえられることになったのです。
次々と運び出されていく財産には目もくれません。
彼が必死にしがみついたのは、竇明の姿が描かれた一枚の肖像画だけだったのです。
絵を奪おうとする役人に対し、魏廷瑜は地面に頭を擦りつけて泣き叫びました。
相手をおじいちゃんとまで呼んで絵を乞い願う姿は、あまりにも情けなくて痛々しいものでした。

あんなに情けなかった男が、泥だらけで土下座するなんて胸が痛みます!

その頃、朝廷では竇世枢(とうせいすう)が不穏な動きを見せていました。
皇帝に対し、宋墨を地方の盗賊討伐へ向かわせるよう強く進言したのです。
皇帝はその言葉を受け入れ、討伐が終わるまで都に戻るなと宋墨に厳命を下しました。
宋墨を都から遠ざけ、善後策を自分が握ることで皇帝への報告を遮断する卑劣な企みです。
出発の朝、城門では部下の陸鳴(りくめい)が出立を急かしていました。
しかし宋墨は馬に乗ったまま、都の方向をじっと見つめて動きません。
そこへ息を切らせた竇昭が駆けつけてきます。
その愛らしい姿を見た瞬間、宋墨の引き締まった顔に笑みがこぼれました。
竇昭は道観で授かってきた平安を祈るおみくじを差し出します。
宋墨が引き当てた籤には「夫婦円満、一生団欒」の八文字が刻まれていました。
平穏無事の籤を望んでいた竇昭に対し、宋墨はこの言葉を心底気に入ります。
決して手放さないと約束し、肌身離さず懐へしまい込みました!
絶対に怪我ひとつしないで帰ってきてと頼む竇昭を抱き寄せ、唇を重ねようとします。
ところが、空気を読まない厳朝卿(げんちょうけい)が割り込んで出発を促しました。
なぜ厳朝卿はいつもこの最悪のタイミングで現れるのですか?
宋墨は苦笑いしながら部隊を率いて歩き出します。
しかし諦めきれず、馬の上から身を乗り出して見送る竇昭の唇を深く奪いました。
去っていく背中を見送りながら、竇昭は籤の言葉を何度も心の中で呟きます。

邪魔が入っても馬の上から身を乗り出してキスする宋墨、最高すぎます!

その頃、無一文になった魏廷瑜は酒楼「酔仙楼」の前で行き倒れていました。
借金のせいで手荒く身体検査され、小銭を奪われて地面に放り出されます。
立ち上がった背後から、酒楼を出てきた周公子たちが立ちふさがりました。
周公子は魏廷瑜が抱えていた竇明の肖像画を強引に奪い取ります。
絵に火をつけて燃やそうとする周公子に対し、魏廷瑜は地面に何度も額を打ちつけました。
頼むから燃やさないでくれと涙を流して懇願します。
しかし非情な男たちは絵に火を放ち、必死で奪い返そうとする魏廷瑜を袋叩きにして去っていきました。
男たちが去ると、魏廷瑜は燃え上がる絵の上に覆いかぶさって火を消し止めます。
半分焦げて失われた絵を抱きしめ、竇明と過ごした甘い日々に思いを馳せる魏廷瑜。
どうか夢の中で私に会いに来てくれと泣き崩れます。
土砂降りの雨が降り注ぐ中、魏廷瑜は静かに瞳を閉じました。
すると不思議なことに、気がつくと暖かな部屋の机の上に突っ伏していたのです。
肩には柔らかな毛布が掛けられていました。
机の上の肖像画は焦げ跡ひとつなく、美しい姿を取り戻しています。
そこへ、お椀を手にした竇明が優しく微笑みながら歩み寄ってきました。
薬を飲むよう促す竇明の姿を見て、魏廷瑜はたまらず抱きしめます。
すべては悪い夢だったのだと喜び、もう絶対に離れないと涙を流しました。
竇明が口元へ運んでくれる苦い薬を、魏廷瑜は噛みしめるように飲み干します。
しかし、それは冷たい地面で息絶える直前に見た儚い幻影に過ぎませんでした。
大雨に打たれる泥水の中で、魏廷瑜は息を引き取っていたのです。
その口元には満足そうな微かな笑みが浮かび、力尽きた右手が泥の中へと滑り落ちました。

泥水の中で微笑んで逝くなんて、切なすぎます!

一方、狂気に囚われていた王映雪の身にも思いがけない変化が起きていました。
街で偶然出会った道士から、ある救いの言葉を告げられたのです。
毎日三跪九叩をして祈れば、娘の竇明が地獄の業火から救われると教えられました。
その言葉を信じた王映雪はすっかり正気を取り戻し、毎日ひたすら祈りを捧げるようになります。
額を地面に打ちつけて泥だらけで謝罪し続ける姿を、竇昭と父親が見つめていました。
竇世英は、皇帝に願い出て王映雪が余生を祈りに捧げられるよう恩赦を取り計らってくれた娘に心から感謝します。
あのひたむきな姿を見て、亡き母も王映雪を許してくれたということですか?

そんな折、友人の紀詠(きえい)が竇昭の屋敷を訪ねて診察を行います。
浅い眠りと悪夢に悩まされる竇昭の手首を取り、脈を診る紀詠。
竇昭は友人が夫の身を案じる悪夢を見て苦しんでいると偽って相談を持ちかけます。
紀詠はそれが宋墨への心配であるとお見通しでした。
わざとその夫は小人に陥れられて血を見る災難に遭うと脅かして竇昭を怒らせます。
ところがその直後、宋墨から本当に森で伏兵に遭ったという知らせが届きました。
顔面蒼白になった竇昭は馬に飛び乗り、城外の森へと必死に駆け出します。
広大な森の中を探し回っても宋墨の姿は見つかりません。
絶望して涙をこぼす竇昭の前に、宋墨がひょっこり姿を現しました。
実は、伏兵を仕掛けて敵を急襲したのは宋墨のほうだったのです。
負ったのもかすり傷程度だと笑う宋墨の無事な姿に、竇昭は安堵の涙を拭いました。
今日が宋墨の誕生日であることを思い出し、手作りの麺を振る舞います。
美味しそうに麺を平らげた宋墨は、愛おしそうに竇昭を抱き寄せて口づけを交わそうとしました。
そこへ、部下の陸鳴が息を切らして部屋に飛び込んできます!
大事な時間を邪魔された宋墨は本気で怒り、陸鳴を部屋から力ずくで追い出しました。
陸鳴はわざと邪魔をしているのですか?
二人きりに戻ると、宋墨は改めて竇昭の唇を奪い、熱い愛情を確かめ合いました。

陸鳴、本当にタイミング悪すぎてもはや笑ってしまいました!

その後、二人は身寄りを失って路頭に迷う母娘に遭遇します。
都で行方不明になった娘を捜したいけれど、生きる手立てもないと嘆く老いた母親。
竇昭は都にある自分の商売の店で働きながら娘を捜せばいいと提案し、生活の拠り所を与えます。
老婦人は涙を流して感謝し、宝物にしていた一本の簪を竇昭へ託しました。
一方、宋墨は滄北幇の頭目を民衆の面前で処刑し、威厳を示します。
用意した食糧や薬品を貧しい人々に無償で配り、すべては皇帝の恩恵であると高らかに宣言しました。
民衆は大歓声を上げ、宋墨と皇帝を讃えます。
この報せを聞いた皇太子は皇帝の御前で宋墨の専横を訴えますが、皇帝は聞く耳を持ちません。
民の心を掴む器量すらない皇太子の至らなさを、逆に厳しく叱り飛ばしたのです。

その頃、宋宜春(そうぎしゅん)は息子の宋翰(そうかん)を連れて、ひっそりとした屋敷を訪ねていました。
そこに住んでいたのは、舒瑶(じょよう)という名の女性です。
彼女こそが、宋翰の実の生母でした。
毎年宋翰へ贈られていた誕生日の祝いの品は、すべて舒瑶の手作りだったと知らされます。
突然の告白に激しく動揺した宋翰は、母親の存在を受け入れられず冷たく背を向けて立ち去りました。
自室に戻った宋翰は、舒瑶から渡されたお守りを強く握りしめて涙を流します。
そこへ宋墨がふらりと黒猫を抱えて姿を見せました。
驚いた宋翰は、慌てて手元のお守りを燃え盛る火鉢の中へ放り込んでしまいます。
あのお守りはそのまま燃え尽きてしまったのですか?
そんな中、かつて前世で竇昭たちを追い詰めた因縁の陳嘉(ちんか)が宋墨を訪ねてきます。
衝立の後ろに身を潜めた竇昭は、二人の密談を息を殺して盗み聞きしました。
陳嘉の調査により、宋宜春には隠された愛人がおり、毎月15日に万仏寺へ参詣している事実が突き止められます。
宋墨は陳嘉に監視の継続を指示しました。
不穏な予感を覚えた宋墨たちが舒瑶の屋敷へ急行すると、凄惨な光景が待ち受けていたのです。
冷たくなった舒瑶の亡骸を固く抱きしめ、宋宜春が声を枯らして号泣していました。

九重紫 24話の感想まとめ

魏廷瑜の最期があまりにも哀れで、胸の奥がずっしりと重くなりました。
今までは身勝手な行動ばかりでイライラさせられましたが、あの執着は本物だったのですね。
財産を差し押さえられても肖像画だけを守ろうとし、土下座までして必死に懇願する姿。
燃え上がる火の中に身を投げ出して絵を抱きしめる姿には、あまりにも不器用な愛情が見えて胸が苦しくなりました。
大雨の冷たい泥水の中で息絶える瞬間、夢の中で竇明に再会して微笑んだ顔が忘れられません。
苦い薬を甘いと感じながら旅立っていった最期は、彼にとってはあれが唯一の救いだったのかもしれません。

そして王映雪の末路も、自業自得とはいえ凄まじい衝撃でした。
モクレンの花びらを見ただけで過呼吸になるほど取り乱すなんて、どれほど深い罪悪感に苦しんでいたのですか?
娘を救うために毎日地面に頭を打ちつけ続ける姿は、見ていて本当に切なくなります。
でも、そんな王映雪を死罪にせず、謝罪の機会を与えて許した竇昭の心の深さには頭が下がります。
憎しみを復讐で終わらせず、相手の心に一生の十字架を背負わせる道を選んだのですね。

宋墨と竇昭の甘い時間には、重苦しい展開の中で本当に救われました!
出征前の城門で、部下の邪魔が入っても馬の上から身を乗り出してキスする宋墨の執念が素晴らしかったです。
「夫婦円満、一生団欒」の籤を大事そうに懐にしまう顔は、戦場へ向かう武将とは思えないほど優しげでしたよね。
森で待ち伏せされたと聞いて泣きながら駆けつける竇昭も、宋墨を心から愛しているのが痛いほど分かりました。
誕生日のお祝いの麺を食べている最中に、陸鳴が飛び込んできて邪魔された時の宋墨の怒り顔!
あの陸鳴を睨みつけて追い出す場面は、緊迫した中で最高に笑えました!

一方、宋家の闇はますます深まるばかりで不気味です。
実の母親を前にして素直になれず、お守りを火鉢に投げ捨ててしまった宋翰の歪んだ心が痛々しい。
何より、ラストで愛人の遺体を抱きしめて泣き叫んでいた宋宜春の姿に戦慄しました。
冷酷に見えた宋宜春が、あそこまで取り乱して号泣するなんて衝撃でした!
一体誰が彼女の命を奪ったのか、宋宜春のあの狂気のような涙を見ていると背筋が凍ります。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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