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クルミットです♪
財産をすべて差し出してでも、一人の女性を妻に迎えようとする燕子京(イエン・ズージン)。いつも慎重な人が、急にどうしたの?
端午(ドゥアンウ)が戸惑うのも無理はありません。でも、燕子京が見つけたのは、幼い頃に妹へ贈ったものと同じ魚の飾りでした。
妹を探す手がかりが現れた一方で、その女性の手には心配な異変も。端午が小さな違和感を見過ごさずに動いてくれて、少しほっとしました。
それでは12話を一緒に見ていきましょう!
紅き真珠の詩 12話のあらすじ
羊皮紙に書かれた異国の文字は、燕子京にも読めません。しかし、そこに描かれている宝飾品と同じものを持っていました。
実物を見せられた端午は驚きます。絵でしか知らなかった品が、目の前にあるのです。
韶州に着いた燕子京は、部下から有名な玉の彫刻職人について聞きます。「玉観音」と呼ばれる越雲岫(ユエ・ユンシウ)は、本物のように生き生きとした、繊細な玉細工を作る女性でした。
さっそく岳家を訪ねると、門の前には大勢の人が集まっています。その日は、越雲岫の結婚相手を選ぶ日だったのです。
燕子京も求婚を口実に屋敷へ入り、様子を見ることに。
部屋の中央では、越雲岫が玉を彫っていました。美しい姿に男性たちの視線が集まっても、本人は作業に集中しています。
これだけ人に囲まれても、手元に集中していられるんですね。結婚相手を選ぶ場で、本人が一番仕事に夢中なのが気になりました。
そんな越雲岫の腰の飾りを見た途端、燕子京の顔色が変わります。そこには、魚の形をした飾りがありました。
それは燕子京が幼い頃、自分で彫って妹の誕生日に贈ったものと同じ。妹は長い間、行方が分からなくなっています。
目の前の女性は妹によく似ていて、思い当たる飾りまで身に着けている。燕子京にとって、確かめずにはいられない相手だったのです。
やがて、集まった男性たちが越雲岫の作品に値を付け始めます。品物を買う値段で、結婚のために差し出す金額を競う形です。
燕子京はすぐに高値を提示し、全財産を差し出してでも越雲岫を迎えたいと申し出ます。
妹に贈ったものを、こんな場所で見つけるなんて! 燕子京が急に必死になった理由を知ると、こちらまで落ち着かなくなります。
しかし、事情を知らない端午には、あまりに唐突な話。越雲岫が美しく腕のよい職人だとしても、出会ったばかりで全財産まで出すのは不自然でした。
慎重な燕子京が、なぜそこまでするのか。端午が尋ねても理由は明かされず、早く縁談を進めるよう急かされてしまいます。
翌日、端午は越雲岫を訪ねます。彼女は相変わらず、玉を彫ることに夢中です。
そして端午は、部屋に置かれた飛天像に気付きます。天を舞う姿をかたどったその像は、羊皮紙で見たものと同じでした。
飛天像だけではありません。部屋には、ほかにも絵に描かれていた品がいくつも置かれています。
越雲岫が白玉だけを好むと聞いた端午は、燕子京に報告。すると燕子京は、船にある白玉をすべて彼女へ届けるよう命じます。
白玉も全部渡すんですね! 理由を話してもらえない端午は困るけれど、燕子京の焦る気持ちも分かってしまいます。
再び越雲岫を訪ねた端午は、今度は彼女が手を浸している羊の乳に違和感を覚えます。
父親が用意したものだそうですが、数日使ううちに手に力が入らなくなり、痛みまで出ているというのです。
越雲岫自身も、手を浸すのを嫌がっています。それでも、父親を恐れて逆らえずにいました。
手が痛くなるものを使い続けるなんて、嫌に決まっています。あんなに熱心に玉を彫っていた人の手だと思うと、余計につらいです。
端午は帰る際、その乳をひそかに持ち出し、医者のもとへ向かいます。診てもらった結果、毒が入っていると分かりました。
ここで端午は、父親が越雲岫の作品の値を上げるために、毒を使った可能性を考えます。
娘を嫁がせれば、手元に残る玉細工の価値が下がってしまう。反対に、娘の身に何か起きて新しい作品が作られなくなれば、残された品の値は上がるという考えです。
ただし、これは端午の推測。乳に毒が入っていたことは分かっても、父親の狙いまで確かめられたわけではありません。
端午の考えどおりなら、あまりにひどい話です。娘の手より、残していく品物の値段が大事なの?
一方、韶州には張晋然(ジャン・ジンラン)も来ていました。岳家の近くで端午と顔を合わせ、二人は再会を喜びます。
張晋然は、岳家で見つけた手がかりについて端午に伝えます。その話から明らかになったのが、揚州の燕家に起きた事件です。
燕家はかつて合浦を所有していた、名の知られた宝飾商でした。朝廷に献上する品として用意したのは、蓮台飛天像です。
献上が成功すれば、国内でも指折りの宝飾商になれるはずでした。
ところが、宮中の宴でその像が突然壊れてしまいます。そして宮中の者たちが調べると、宝飾品はすべて偽物だったと分かったのです。
皇帝が燕家を罰し、詳しく調べようとした矢先、燕家は皆殺しにされてしまいました。事件は真相が分からないまま終わっています。
偽物だった理由も分からないうちに、一家が殺されてしまうなんて。燕子京の妹が長く行方不明だという話まで、急につらくなりました。
飛天像を見てから、燕子京の素性に疑問を持っていた端午。張晋然の話を聞き、それまでの出来事をつなぎ合わせます。
燕子京は、この燕家の人間なのではないか。そして、財産を投げ出してでも迎えようとしている越雲岫は、実の妹なのではないかと気付くのでした。
紅き真珠の詩 12話の感想まとめ
一番つらかったのは、越雲岫が手の痛みを感じながら、父親を恐れて羊の乳を使い続けていたところです。
玉を彫ることにあれほど集中していた人なのに、その手に力が入らなくなっている。せめて痛いものをやめることくらい、自分で決めさせてほしいです。
父親の狙いが端午の推測どおりなら、本当に腹が立ちます。越雲岫が作った品で利益を得ようとしながら、作っている本人を傷つけるなんて、ひどすぎる!
燕子京が全財産を差し出そうとした場面も、妹の飾りのことを知ると切ないですね。幼い頃、自分の手で作って贈ったものだった。それを身に着けた女性が現れたら、簡単には離れられないと思います。
ただ、端午には少し事情を話してほしかったです。何も知らずに縁談を進める役を任されるのは、さすがに困りますよね。
そんな中でも端午は、越雲岫の手の異変を放っておきませんでした。あの乳をそっと持ち出して医者へ運んでくれた端午には、本当にありがとうと言いたくなりました。
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