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前回の第28話では、萧禹(ショウ・ユー)が相親から抜け出し、学院に戻って宋竹(ソウ・チク)を守る展開でしたね。周霁(しゅうき)や颜钦若(がん しんじゃく)の心境も激しく動揺し、四角関係はいよいよピークに達しそうな予感。
今回の第29話では、周霁と萧禹の衝突、そして宋竹や颜钦若がそれぞれの想いを再確認する様子が描かれます。さらに捐款(寄付金)問題が進展し、太子の体調悪化など、ストーリーがよりスケールアップ! さっそく見ていきましょう♪
トキメキ☆翡翠ロマンス 第29話のあらすじ
萧禹 vs. 周霁の衝突|「婚約話」に隠された本音
学院に戻ってきた萧禹は、宋竹が描いてくれた葫芦(ひょうたん)を眺めながら物思いにふけります。
「どうして自分は“あの人”じゃないんだろう…」
と切ない気持ちを抱えたまま。そこへ周霁が現れますが、何の反応も示しません。萧禹は「周霁はまだ婚約のことで怒っているのか?」と問い詰め、宋竹から受け取った“退婚信”を見せて「もうすぐ婚約は解消される」と説得しようとします。
しかし周霁は「そもそも俺は宋竹を好きじゃない。彼女が一方的に追いかけていただけだ」と冷ややかに言い放ち、萧禹は思わず激昂して彼に拳を振るうという激しい展開に。周霁も「おまえのほうが偽善者じゃないか」と反撃し、その場は険悪なムードで終了。
宋竹の“ほんのり甘い気持ち”と四人のすれ違い
宋竹は一連の出来事を思い返しながら、心の奥に「ちょっとした幸せ感みたいなもの」を感じ始め、自分でも戸惑いを覚えています。翌日、気分転換に外へ出たところを萧禹が見かけ、「一緒に好きな菓子でも食べに行こう」と誘導。
ところが、行く先でばったり颜钦若&周霁のペアと鉢合わせし、4人の空気は一気に重苦しいものに。颜钦若は周霁の手を取って去り、宋竹たちは気まずさで食欲が失せ、その場は気まずい雰囲気に包まれます。
一方、颜钦若は宋竹への不信感と嫉妬心が渦巻いているため、なんと「周霁と形だけでもお付き合いしよう」と考えてしまい、周霁も彼女を守るような仕草を見せるのです。その矢先、暴走馬が現れ、周霁が身を挺(てい)して颜钦若を庇い、ケガを負うハプニングが発生。宋竹はその話を聞き複雑な気分になりますが、萧禹の胸で思わず泣いてしまい、泣き終わると「さて、じゃあ美味しいものでも食べるか!」と、立ち直りの早さを見せるというちょっとしたコメディシーンも。
周霁×颜钦若の急接近|腕輪を取り戻し、絵を描く約束
ケガをした周霁を見て、颜钦若は「私が無茶をさせちゃった」と反省。彼が遠慮する間もなく医館へ連れて行き、傷の手当をしてあげます。さらに、周霁の母が遺した腕輪を取り戻すため、颜钦若が力を貸すことになり、周霁は「本当にありがとう。いつか絵を描いてお礼する」と約束。
萧禹は二人の関係が深まりそうな予感を察しながらも、どこか達観した様子。そんなタイミングで太子の体調悪化や捐款改革の決意が報告され、宋父(ソウ・フ)が鍵を握っていることが示唆されます。
“後山での目撃”とそれぞれの本当の想い
後日、萧禹と宋竹が後山を散策していると、偶然にも颜钦若と周霁が並んでいるところを発見。二人は思わずしっかりと寄り添っているように見えますが、颜钦若は「宋竹のことを思うと、あなたを受け入れられない…」と周霁を拒否。そこへ宋竹が姿を現し、慌てて逃げ出してしまいます。
周霁は「いや、本当に好きなのは颜钦若だ」と気づいていても、颜钦若が「宋竹の気持ちを考えると踏み出せない…」とためらう展開。宋竹は逃げ出した後、萧禹に「私、本当に周霁のことが好きだと再認識したわ」と告げつつも、なぜかもう泣き崩れたりはしない様子。
その一方で、颜钦若も「本当に好きなのは誰なのか」と自問し始め、気持ちを整理できずに苦悩しているようです。
宋竹の“吹っ切れ”と萧禹の安堵|捐款改革と太子の今後
萧禹は今回の一連の出来事で宋竹が大泣きするかと心配しましたが、彼女は意外にも“吹っ切れた”表情で「私はもう大丈夫。颜钦若が本当に幸せになってくれればそれでいい」と語ります。萧禹は内心ちょっと寂しさを感じつつも、宋竹が乗り越えたことに安堵。四角関係はさらに方向を変え始め、
「この先、周霁と颜钦若はどうなり、宋竹と萧禹は何を選ぶのか?」
予断を許さない状態です。
一方で、三叔(さんしゅく)からの報告で太子が捐款改革に本腰を入れはじめたと判明。宋父の存在がますますクローズアップされ、萧禹もまた越国公の動きに目を光らせている模様。周霁たちの恋模様だけでなく、学院と朝廷の争いが本格化しそうな気配で、物語は次々と新たな局面を迎えます。
トキメキ☆翡翠ロマンス 第29話の感想まとめ
第29話は、とにかく四角関係のメンバーが揃ってそれぞれの本心を見つめ直す回でしたね。萧禹と周霁が衝突したり、宋竹と颜钦若が相変わらずギクシャクする一方で、周霁と颜钦若が急接近するシーンや、宋竹が「自分は本当に周霁を好きなのかもしれない」と再確認する場面など、感情のアップダウンが激しく見どころたっぷりでした。
と同時に、捐款問題では太子や宋父の存在が鍵となり、学院全体に影を落としつつあるのがわかります。萧禹はそれをどう解決していくのか、彼の“本当の正体”がいつ明かされるのかも気になるところ。
ラブとサスペンスが同時進行する本作ならではの、先の読めない展開が続きそうですね!
以上、第29話のあらすじと感想でした。次回の激動の展開も、ぜひ一緒に楽しみましょう♪
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