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今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第11話のあらすじをたっぷりご紹介していきます。
張殷殷(ちょう いんいん)が向かった先は“無尽海(むじんかい)”という未知の領域。
そこには謎の掌門や、少し前に仲良くなったはずの青衣(せいい)がいて、どうやら簡単には抜け出せない気配です。
それでは第11話を一緒に見ていきましょう!
塵縁-じんえん- 第11話のあらすじ
張殷殷は小舟を漕いで海を渡り、ようやく小さな島へと辿り着きます。そこには囲碁を打つ先生がいて、水を乞う張殷殷に対し「対局に付き合ってほしい」と言います。しかし、若尘(じゃくじん)のもとへ急ぎたい張殷殷はそんな暇などなく、断って立ち去ろうとするのです。ところが、島を離れようとしても同じ場所に戻ってきてしまい、どうやらここは“無尽海”の中にある結界であると判明します。
張殷殷が必死に船を出しても同じ場所に戻ってしまうなんて、まるで夢のように不思議ですよね。
無尽海を治める掌門は“無掌門”と呼ばれる人物でした。張殷殷が九尾天狐の弟子であると知ると、余計に厄介事を増やさぬよう彼女を閉じ込めることに決めます。なんと、この無掌門は九尾天狐と深い因縁があるらしく、張殷殷のことを簡単には外へ出すまいとするのです。
島には、張殷殷の知り合いでもある青衣や、無掌門の命を受けて行動する“零(れい)”という存在が暮らしていました。零は人の感情がわからない精霊で、張殷殷が若尘を想うあまりに苦しんでいる姿を「なぜ好きなのに苦しむのか」と首をかしげながら見つめています。
無感情な零のキャラクターが、張殷殷の切なさを際立たせますね。
一方、外の世界では、顧惜晨(こ せきしん)と吟風(ぎんぷう)の再会が描かれます。かつての仲があるようですが、吟風はすでに仙識を開き、過去と決別しようとしていました。彼女に「天書」の一巻を渡し、これ以上の関係を持たないつもりなのです。
無尽海では、青衣が“冥冰狱(めいひょうごく)”に捕らえられていると聞いた張殷殷は激怒します。青衣は罪を犯したわけでもないのに、どうしてそんな酷い仕打ちを受けなければならないのかと憤り、無掌門に勝負を挑むのです。しかし、相手は強大な存在で、あっさりと返り討ちに遭ってしまい、張殷殷も冥冰狱へと落とされます。
怒りにまかせて挑んでも、無掌門が強すぎるのは明らか…危険すぎます!
冥冰狱の洞窟に落ちた張殷殷は、青衣がまるで若尘のような人形を作り出し、キスの練習までしているのを目撃。二人は「若尘を独占したい」「いや、それは私の権利だ」などと口論になり、大ゲンカとなります。結局、騒ぎを聞きつけた無掌門に引きずり出される形となり、さらに事態は悪化。青衣や零が少しずつ人間らしい感情を覚えてしまうのを見た無掌門は、「これ以上の混乱を招く存在」として張殷殷を島から追い出す決断を下します。
青衣のピュアさが逆にトラブルを引き起こす展開が、なんだか切ないですね。
一方、若尘は張殷殷を迎えに行こうと、紫微師尊(しび しそん)のもとを訪ねます。そこで、以前花娘(かじょう)が渡してくれた物こそが、探し求められている“神州気運図(しんしゅうきうんず)”であることに気づきます。若尘は自分が“偽物の谪仙”であると改めて告白しますが、紫微師尊はすでに全てを承知しており、それでも「西玄(せいげん)のために力を貸してほしい」と語るのでした。
偽物だとわかっていても、若尘を必要としてくれる紫微師尊。胸が温かくなりますね。
塵縁-じんえん- 第11話の感想まとめ
今回の第11話は、張殷殷が無尽海でがんじがらめになってしまうエピソードでした。何とかして若尘に会いたい一心で行動するも、逆に自由を奪われてしまい、もどかしさが募りますね。
「好きなのに苦しい」という感情がピンとこない零の存在が、とても印象的でした。彼女(彼?)から見ると、恋心は不思議だらけなのでしょうね。
一方、外では顧惜晨や吟風など、かつての仲間同士の関係性にも変化が生まれています。過去の因縁を断ち切ろうとする吟風の決断が、今後どのように物語に影響を与えるのか気になるところです。
若尘もまた、“神州気運図”をめぐる重要人物であることが明らかになり、偽物とわかってもなお彼を必要とする紫微師尊の存在が救いにも感じました。次回は若尘が無尽海に赴き、張殷殷を助け出す展開が見られるのでしょうか?
無掌門や九尾天狐との因縁がどう決着するのか、青衣は解放されるのか…見どころが多くてワクワクします。
次回の展開もますます楽しみですね。張殷殷と若尘が再会できるのか、無尽海の結界を破る方法はあるのか……引き続き、ドキドキしながら一緒に見守っていきましょう!
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