後宮の涙 第23話 司宝司に迫る毒の疑惑!?沈嘉敏と沈碧が陸貞を追い詰めるあらすじと感想

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今回は『後宮の涙 第23話』をご紹介します。前回、司宝司に新たに沈嘉敏がやってきたことで波乱の予感が漂っていましたが、そこに沈碧までが加わり、陸貞を追い詰める事態に。さらに謎の毒事件まで発生して、宮廷は一気に混乱状態へ……!
それでは第23話を一緒に見ていきましょう!

恋華-れんか- 第23話のあらすじ

沈嘉敏(しん・かびん)が司宝司のトップとして振る舞う中、沈碧(しん・へき)との結託が表面化し、ふたりが共謀して陸貞(ルチン)を排除しようと動き始めます。杜衡(とこう)は「六司の人事権を握っているのは娄青蔷(ろうせいじょう)だから、気を抜かないように」と陸貞に警告。さらに杜衡いわく、「沈嘉敏の本当の狙いは長広王・高湛(こうたん)への嫁入り」だというのです。
その一言に、陸貞は否応なく胸騒ぎを覚えます

一方、陸貞は密かに宮外から手に入れたウ頭(うず)という草を使って“ある検証”を行おうとしていました。なんと、このウ頭から漂う香りが、かつて陸貞の父が毒殺された際に感じたものと同じだったのです。実験の結果、飼っていた鳥が死んでしまい、やはり毒の威力を痛感することに。「父の死因はウ頭による毒殺だ」と確信した陸貞は、ついに「自分の手で犯人を探し出し、仇を討つ」と決意を固めます。
ここまでたどり着くのに相当な勇気が要ったのではないかと想像します

そんな折、迎春宴で演奏を披露していた呉繍(ごしゅう)が突然中毒死する事件が発生し、太后は萧唤云(しょうかんうん)の仕業だと断定。皇上は「司正司(しせいし)を使って真相を突き止めよう」と命じ、やがて「この呉繍が使用した琴弦が毒で汚染されていたらしい」という事実が浮上します。しかも、その琴はつい最近司宝司へ修理に出されていたとか──。
司宝司関連の問題が続くのは偶然? それとも誰かの陰謀が絡んでいるのか…

司正は司宝司を徹底捜査し、沈嘉敏だけでなく陸貞も容疑にかけます。その過程で青鏡殿からウ頭と手巾が発見され、「これは陸貞の物だ」と断定されてしまうのです。陸貞は「ウ頭を持っていたのは父の死因を調べたかったから」と言いたいところですが、事件を隠そうとするあまり真相を話せず、結果として“毒を使って人を殺そうとした”嫌疑が強まります。
ここで正直に言ってしまうと、さらに大きな権力者を敵に回す可能性がある…陸貞の葛藤が伝わります

娄青蔷は「宮中で毒を所持していたのだから、まずは刑罰を受けるのが当然」として陸貞に拷問を命じ、最終的に暗牢に収監。萧唤云は「娄青蔷と陸貞が犬猿の仲で争っているだけだ」と高みの見物を決め込み、宮廷はさらに混迷を深めるのです。

丹娘(たんじょう)は陸貞を救おうと高湛に懇願しますが、「今ここで飛び出すと陸貞に迷惑がかかる」と忠叔(ちゅうしゅく)に諭され、高湛は動けない状態に。陸貞は暗牢で蛇に襲われるという危機に見舞われながらも、「ウ頭だけで人を殺せるわけではない」と気づき、司正の取り調べでも「琴弦に塗られた毒ではなく、呉繍は体内から摂取したものが致命傷だったはず」と反論するのです。
狭い暗牢で蛇にまで襲われるとは…陸貞の気丈さには頭が下がります

やがてこの供述をきっかけに事件の真相が少しずつ動き始めることに。果たして陸貞は無実を証明し、父の仇を突き止めることができるのか。それとも沈嘉敏と沈碧の策略にはまってしまうのか……。

後宮の涙 第23話の感想まとめ

今回の見どころは、やはり陸貞が父の死因に迫りつつある点と、沈嘉敏・沈碧のコンビが表立って動き始めた点でしょう。宮廷の毒殺事件と絡ませて、陸貞がどこまで真実を突き止められるのか、ハラハラする展開です。

「ウ頭を使った毒殺の真相を証明したいけれど、下手に話すと上層部を敵に回すかもしれない」というジレンマが痛いほどわかります
また、高湛が陸貞を助けたくても、「自分のせいで彼女をもっと追い詰めてしまうかもしれない」という思いに揺れているのも切ないですよね。丹娘の叫びに応えられないジレンマがうまく描かれています。一方で、沈嘉敏と沈碧はあくまでも自分たちの地位を上げるために動いており、「いったいどこまで計略をめぐらすのか」という怖さが募るばかり。

次回は陸貞がこのピンチをどう乗り越えるのかが大注目。また、沈嘉敏の“長広王狙い”が本格化していくのかも気になります。それでは、次回も引き続き楽しんでいきましょう!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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