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今回の『後宮の涙 第57話』では、なんと高湛が「陸貞を皇后にする」と誓ったといいます。長く続いてきた波乱の宮廷劇ですが、ようやく二人の愛が成就するのか、それともまた新たな壁が立ちはだかるのか……。気になる展開を一緒に見ていきましょう!
それでは第57話を一緒に見ていきましょう!
後宮の涙 第57話のあらすじ
高湛は魏国から奇跡的に脱出し、ようやく陸貞のもとへ戻りますが、その夜に沈碧が自分を犠牲にして高湛を救ったことを知り、複雑な表情を浮かべます。高湛は「沈碧が自分を助けるために死んだ」と陸貞に伝え、さらに「明日の冊封大典で必ず陸貞を皇后にする」と誓うのです。
張相をはじめとする大臣たちは、いきなりの陸貞皇后宣言に動揺しつつ、「そもそも先皇の代に彼女は先皇の妃として封じられていたのでは?」と疑念を抱き、反対に回ります。皇上(こうじょう)はどうすればいいか頭を抱えながら、元禄から怪しい秘薬を渡され……。
陸貞は丹娘と一緒に暮らしている部屋に戻り、丹娘が司膳司を任されることを知って安堵。そこに元禄がやってきて、丹娘の好物の“一口酥”を差し入れする光景が微笑ましいですが、宮廷全体は張相と皇上の調整でざわつき、「さすがに何日もかかる大仕事だし、娄青蔷(ろうせいじょう)も一筋縄ではいかないはず」と陸貞は覚悟を示します。
一方、高湛はいつものように舞剣をし、陸貞が近づいてくると「明日、君を皇后にするためなんでもする」と意気込む一方で、彼女が先日の騒動に心を痛めていることも承知。陸貞は「張相をはじめ、朝廷や太后がどう反応するかわからない」と不安をのぞかせますが、高湛は「どんな抵抗があっても負けない」と断言します。
しかしここでまた高湛が頭を抱えて苦しみ出し、薬を飲んで落ち着きを取り戻す様子に、忠叔と陸貞は「その薬、本当に大丈夫なのか……」と疑念を抱くのです。
そんな折、皇上と萧唤云(しょうかんうん)が訪ねてくると、戦乱が落ち着いたわずかな隙間で、陸貞を封じる話が持ち上がるも、張相からは「先皇が陸貞を先皇の妃と定めた可能性がある」と口出しが入り、結局は何の決定もできないまま時間が過ぎます。そこで張相はまた別の懸念を示唆、「もし陛下が陳国から受け取っている薬が怪しいものならば、その影響がさらに広がる可能性がある」と。
陸貞が賢明に対応しようとすると、高湛が「自分が皇上を守り、必ず陸貞を皇后に迎えられるようにする」と再度強調します。「嬉しいけれど、こんな大きな公約、実現できるのかしら…」と陸貞は胸を締めつけられつつ、高湛の体を優先して気遣うのでした。やがて彼女は元禄と丹娘に「高湛が服用している秘薬を太医院で調べてくれないか」と頼み、忠叔も同じ意見で動き出します。
途中、陸貞が皇上を訪ねると、「魏国からの脅威も残っているし、張相や太后派の反発、さらには高湛の健康問題もあり、当分は簡単に皇后冊封が進まなそう」と嘆く姿が。陸貞も「少しずつ状況を片付けていくしかありませんね」と深くうなずくしかありません。
後宮の涙 第57話の感想まとめ
今回、なんといっても「高湛が『陸貞を皇后にする』と公言し、明日の冊封大典で実行すると誓う」展開が胸アツでしたね。二人の愛が長い道のりを経てやっと実りかけたかと思ったら、またしても皇上や張相の懸念、太后派の邪魔、さらに高湛自身の体調問題など、あらゆる不安要素が立ちふさがる形に。
「次回がいよいよ最終回とはいえ、本当にスムーズにハッピーエンドになるのかドキドキです」
また沈碧が死んだと聞かされ、せめて沈碧の犠牲が報われる結末になるといいと思わされますし、丹娘や元禄など、周囲のキャラが陸貞を支える動きにほっとする場面もあります。太后派や張相は何を企んでいるのか、また高湛の薬の正体はどうなのか――最終回に向けて伏線がぎっしり詰まった回でした。
ということで、次回はいよいよ最終回(第58話)ということもあって、一気に物語が収束に向かうはず。二人がラストで笑顔になれるのか、そして太后や張相らはどうなるのか、見逃せませんね!
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