後宮の涙 第56話あらすじ・感想|萧唤云、出産を経て儚い旅立ち。陸貞は皇子を守り抜けるのか?

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今回は『後宮の涙』第56話。萧唤云にとって待ちに待ったはずの出産が、大きな波乱へとつながるようです。陸贞も、辛い選択を迫られるのかもしれません。
それでは第56話を一緒に見ていきましょう!

後宮の涙 第56話のあらすじ

萧唤云(しょうかんうん)は待望の男の子を出産しますが、血が止まらない重体に陥り、自分でわが子を育てることは難しいと悟ります。そこで彼女は陸貞(りくてい)の手を握り、愛息・阿纬(あい)を託し、どうか守ってほしいと懇願。陸貞は胸が張り裂けそうな思いで受け入れますが、萧唤云にはもう一つ不安が――それは「娄太后(ろうたいごう)が皇子を利用しないか」という点でした。

そこで萧唤云は、もし自分が亡くなったあとは陸貞が“皇上の妃”として阿纬を育て、国璽(こくじ)を使って娄太后の横やりを防いでほしい、と頼みます。陸貞も苦しいながら承知し、萧唤云は我が子を抱きしめたまま息を引き取るのです。まさかここまで追い詰められるとは想像せず、陸貞は深い悲しみに沈みながらも、阿纬を守る決意を固めます。

一方、高湛(こうたん)は陳国皇帝から京が危機に陥ったとの報せを受け、3万の兵を貸してもらう代わりに複数の条件をのむ形で急ぎ帰還を目指すことに。だが、その頃の京では太后軍の攻勢が激化し、陸貞は阿纬を伴って宮を脱出する羽目に。丹娘(たんじょう)も一緒ですが、赤子が飢えで泣けないほど弱り、道中の苦難は想像を絶する状況です。

そんな中、沈嘉彦(しん・かげん)が必死に戦いつつ京へ戻る最中、官兵が陸貞を捜索して包囲網を縮めます。陸貞が逃げてと促すより先に、丹娘は陸貞を気絶させて代わりに「私が陸貞だ」と名乗り、崖から身を投げることで敵を引きつけるのです。気づいた陸貞は崖に転がる丹娘の靴を見て、絶望に涙するしかありません。
ここで丹娘の自己犠牲が、本当に胸を打ちました…!
意を決した陸貞は「娄太后が阿纬を抱えて祭天を行う」と聞き、偽の陸貞まで仕立てて権力を手にしようとする計画を見抜きます。そして赤子を李大胆に預け、単身で京へ向かい、真実を暴く覚悟を固めました。祭天大典の当日、陸貞が群衆の前で娄太后の嘘を告発すると、人々が「妖后を討て!」と息巻き、激しい混戦へ。怒った娄太后が陸貞を斬りかける瞬間、高湛が現れて矢を放ち、娄太后は追い詰められて自害。張相は皇上の遺旨に従い、高湛の即位を願い出て、高湛は「いまより自分が皇帝だ」と宣言。陸貞は国璽を捧げ渡し、長きに渡った騒乱がようやく終止符を打つのでした。

後宮の涙 第56話の感想まとめ

まずは萧唤云の出産と、わが子を陸貞に託すシーンが本当に悲痛で、涙が止まりませんでした。対立関係もあった二人でしたが、最後の最後に心が通じ合ったのが救いでしょう。丹娘までも犠牲になり、辛い別れが相次ぐ回でしたね。

その一方で、ラストでは高湛が即位し、ついに大きな転換期が到来。祭天での陸貞の告発や、高湛の華麗な救出劇など、痛快な要素も見どころでした。ただ、大切な仲間を失った代償は大きく、陸貞の心情を思うと切ないばかり。
今後、新皇帝となった高湛と陸貞がどんな政治を進めていくのか、また阿纬の運命はどうなるのか……先行きには期待と不安が入り混じります。次回の展開もしっかり見届けていきたいところですね!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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