ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
旅の途中で刺客の刃に倒れ死の淵をさまようシバイ、そして寿春で理不尽に妻を奪われ慟哭する鄧艾。あまりに非情な出来事が重なり、宗親たちの横暴と皇帝・曹丕の凍りついた心がまざまざと突きつけられる第36話でした。それでは36話を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 36話のあらすじ
旅の宿でくつろいでいたシバイは、カコボウが差し向けた刺客の急襲を受けます。胸を深く貫かれたシバイは重傷を負いますが、カコボウの真の目的は殺害ではなく、父の無念を晴らすための報復でした。「貸し借りなし」と言い放ち、カコボウは寿春で鄧艾が命の危機にあることを告げて姿を消します。
いきなり背後から襲いかかるなんて卑怯すぎて、画面の前で思わず叫んでしまいました。あれほどの深手を負わせておいて、淡々と立ち去るなんてゾッとします。
寿春では曹洪が兵を動かし、鄧艾を軍糧横領の罪に問うていました。曹洪は異論を唱えた鄧艾の妻・シヤをその場で処刑し、鄧艾を地獄の底へと突き落とします。愛妻の無残な亡骸を前に、鄧艾は声を殺して慟哭します。そこへ御史中丞として駆けつけたシバイが曹洪を制止しますが、曹洪は宗親の権力を盾にシバイまで殺害しようと暴走します。絶体絶命の瞬間、ハクレイジョが天子の信印を掲げ、ようやく曹洪の暴挙を食い止めました。
シヤがその場で殺されるなんて、展開が過酷すぎて見ていられません。あの時の鄧艾の泣き声が耳から離れなくて、胸が痛くてたまりません。
シバイはそのまま軍糧横領事件の審理を強行します。追い詰められた県令は、全ての指示が曹洪によるものだったと白状しました。激怒した曹洪は県令を即座に斬り捨て、鄧艾を突き飛ばして去っていきます。激務と負傷の限界に達していたシバイは、その場で意識を失い倒れ込んでしまいました。
シバイの屋敷では、父・シボウが自身の死期を悟っていました。ハクレイジョの献身的な看病でシバイは回復へと向かいますが、シバイは彼女が信印を持っていた事実をあえて問いません。その後、復讐の炎に身を焼く鄧艾のもとを訪れたシバイは、二人で宗親に対抗するという絆を誓い合います。
ボロボロの状態なのに、あそこで鄧艾に言葉をかけるシバイの底力には圧倒されます。あの二人が組む姿は熱いというより、怖いくらいの重みを感じました。
都に戻ったシバイは父との再会を果たしますが、再び意識を失います。その間、張春華は密告の犯人をハクレイジョだと疑い、激しく問い詰めました。一方、宮殿では曹丕がハクレイジョに対し、シバイ夫妻を「心臓のトゲ」と罵ります。曹丕は郭貴嬪の懐妊を告げ、彼らを徹底的に監視するよう冷酷に命じました。屋敷へ戻ったハクレイジョの孤独な背中を見た張春華は、次第に同情の念を抱き始めます。
物語の終わり、シバイの息子・シシの結婚式が開かれますが、会場には悪意を隠そうともしない曹洪や曹真たちが招かれざる客として現れました。
冷徹な皇帝の変貌と、復讐へ突き進む鄧艾
今回一番きつかったのは、かつて共に国を憂いた曹丕が、今やシバイを「心臓のトゲ」と言い放つシーンです。皇帝という玉座は、ここまで人を孤独で冷酷な存在に変えてしまうものなのでしょう。シバイたちがどれだけ誠実に尽くしても、疑いの目で見られる光景はあまりに残酷です。信頼関係が音を立てて崩れていく音が聞こえるようでした。
一方で、鄧艾の変わりようには背筋がゾクリとしました。愛する妻を目の前で殺され、正義が通用しない世界を突きつけられた彼が、これからどんな復讐の鬼となってシバイの駒として動くのか。その強烈な恨みが物語を壊していく予感に恐ろしさを覚えます。
結婚式という晴れの場に、わざわざ悪意をまき散らしにくる曹洪たちの執念深さも異常でした。シバイが床に伏せっている中で、これからどんな卑劣な手で一家を追い詰めるつもりなのか。祝宴の華やかさの裏で流れる、なんとも言えない不穏な空気感が最後まで心に引っかかっています。
コメント