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クルミットです♪
曹真が仕掛けた卑劣な罠が、曹植を追い詰め、甄宓の逃げ場を奪っていきます。幼い曹叡が泣きながら抱く疑念、そして司馬懿が命懸けで宮中を駆け抜ける緊迫の展開。権力の階段を上るたびに、誰かが犠牲になり、大切な絆が音を立てて崩れていく。そんな激動の40話を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 40話のあらすじ
鄄城侯である曹植が謀反を企てているという密告が、曹丕のもとへ届きます。内容は、曹植が「皇長子である曹叡こそが自分の息子であり、彼を帝位に就けるべきだ」と吹聴しているというものでした。この密告の黒幕は曹真です。彼はこの騒動を利用して、曹植を完全に失脚させようと企んでいます。
権力のためなら兄弟だろうが家族だろうが平気で踏み潰す曹真。あの冷徹な目の奥には、血の通った人間味なんて微塵もない。見ていて本当に虫酸が走る!
身の危険を察した曹植は、京へ向かう途中で逃亡を試みます。清河郡主や夫の夏侯楙に助けを求めますが、結局は曹丕に捕らえられ、投獄されて厳しい取り調べを受けることになりました。一方、事態を重く見た司馬懿は、清河郡主からの知らせで甄宓と曹叡の危機を察知します。妻の張春華の心配をよそに、曹植を助け、甄宓たちを守るために動き出します。
宮中では、曹叡が母の甄宓に対して「なぜ自分が曹植の息子だと言われるのか」「なぜ父の曹丕は自分を嫌うのか」と涙ながらに問いかけます。子供のあまりに純粋な疑問が、甄宓の心を激しく切り裂いていきます。
大人のドロドロした嘘に巻き込まれて、なぜ自分が憎まれるのかも分からない曹叡。その小さな背中を見ているだけで、こっちまで泣けてくる。
翌日、曹丕の体調不良で朝廷は休廷となります。その隙を突き、甄宓は自らの死をもって潔白を証明し、息子の曹叡を守る決意を固めました。彼女は曹丕のもとを訪れ、曹植の助命を嘆願しますが、曹丕の怒りは頂点に達していました。曹丕は「自分と甄宓が結婚したことこそが父・曹操の最大の失敗だ」と冷酷に言い放ち、甄宓に毒酒を賜ります。別れ際、甄宓は「来世では二度とあなたに会いたくない」と言い残し、その言葉を聞いた曹丕は心臓の病を悪化させて倒れ込んでしまいます。
「来世では会いたくない」って、あれは絶望の極みの言葉。愛してほしかった男に最後にあんなことを言わせるなんて、曹丕、あんた最低だよ!
司馬懿が駆けつけたときには、すでに甄宓は毒を仰いで息を引き取っていました。泣き叫ぶ曹叡を連れ出した司馬懿は、郭照のもとへ彼を連れて行きます。曹叡を救えるのは郭照しかいないと説得する司馬懿。その鬼気迫る言葉に押され、曹叡は郭照を「母」と呼びます。その後、宮中に押し入った司馬懿は曹丕によって拘束されます。曹叡の処分を巡り、司馬懿は深夜に呼び出され、曹丕から激しく問い詰められます。政治のみならず、プライベートにまで深く踏み込んでくる司馬懿に対し、曹丕の怒りと孤独は限界に達していました。
甄宓の最期と、壊れゆく主従の距離
一番きつかったのは、やはり甄宓が毒を仰ぐあのシーンです。美しく、気高く、ただただ息子の幸せだけを願っていた女性が、夫の心ない言葉一つで命を捨てなければならないなんて。彼女が最後に放った「来世では二度と会いたくない」という言葉。あれは曹丕にとって、一生消えない呪いになったはずです。
そして、司馬懿が曹叡を郭照に託す場面。あの時の曹叡の表情、見ていて胸が張り裂けそうでした。本来なら実の母親の手で守られるはずだった子供が、生き残るために見ず知らずの女性を母と呼ばなければならない。残酷すぎる生存戦略です。あの時、司馬懿の目は軍師というより、必死に嵐から子供を守ろうとする一人の父親の目になっていました。
深夜の密室で曹丕が司馬懿を責め立てるシーンは、凍りつくような冷たさがありました。かつては全幅の信頼を寄せていた主君と家臣の間に、深い溝ができてしまったことが痛いほど伝わってきます。権力を手にするごとに曹丕が孤独になっていく様子を見ていると、これから先の宮廷がどうなってしまうのか、ただただ冷え冷えとした不安を感じます。
甄宓の死が、物語のすべてを大きく変えてしまいました。あんな別れ方を強いた曹丕が、これからどうやって自分を保っていくのか。そして、母を失った曹叡と、主君に見限られそうな司馬懿の行く末が、とにかく冷酷な未来へ向かっているようにしか思えません。
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