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クルミットです♪
ついに物語は激動の核心へと向かっています。曹爽による横暴が極まり、シバイ家への包囲網が狭まる中、夫婦の絆と知略が試される非常に緊張感のあるエピソードでした。曹爽たちの浅はかな企みと、それを見越したシバイ側の静かな立ち回りには、思わず画面に釘付けになってしまいます。
それでは71話を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 71話のあらすじ
朝のソウソウ府に、ケンカという名の女性が新しく入りました。彼女は家事をこなしながら優しい調べを口ずさみ、ソウソウの心を満たします。ソウソウは彼女との出会いを運命だと感じ、かつて夢見た理想の女性がついに現れたと、贅の限りを尽くして彼女を喜ばせようとします。
この時のソウソウの浮かれようは、見ていて呆れるほどでした。権力に溺れ、美しい女性に心を奪われる様子は、今後の破滅を予感させます。
一方、フバ(皇女の夫)であるカエンは、シバショウを招いて宴を開きます。カエンはシバショウの才能を称賛し、今の官職では物足りないだろうと甘い言葉をかけます。カエン自身もまた、長年才能がありながら認められない苦しみを抱えていると共感を示し、シバショウの警戒心を解いていきます。そしてカエンは、禁断の薬であるゴセキサンを取り出し、二人で服用することにします。
カエンの誘い文句の巧みさは、もはや悪魔の所業ですね。純粋な若者であるシバショウが、禁断の薬に手を染めてしまう瞬間は、非常に心苦しい場面でした。
さらに、大内官のカンリンがソウソウを訪れます。ソウソウはカンリンを大内宮総管に任じ、自身の味方に引き入れようと画策します。カンリンは新帝であるソウホウの身世に疑念を抱くソウソウに対し、皇帝や太后を監視し、報告することを約束します。この決定的な裏切りにより、ソウソウは反対勢力の排除をさらに加速させることになります。
再びカエンの府では、ゴセキサンを飲んで酩酊したシバショウが、カエンの誘導に乗り、父であるシバイへの怨念を吐露し始めます。カエンはシバショウを「大魏のホキョウ(かつての英雄になぞらえた呼び名)」と持ち上げ、シバイ家と天子家の関係を分断しようと必死です。
一方でソウソウは、天子の庫房を勝手に開き、前朝の重宝である「七宝珊瑚樹」や「孔雀百鳥裙」を強引に奪い去ります。もはや法や礼儀は無視され、やりたい放題の状況です。
宮中では、郭太后が涙ながらにシバイを呼び出し、ソウソウの横暴ぶりを訴えます。しかしシバイは、周囲にソウソウの密偵がいることを察しており、不用意な発言を避けます。
シバイの冷静沈着な態度はさすがです。追い詰められた状況でも表情を変えず、本心を見せない姿には、彼の歴戦の知恵と忍耐が表れていますね。
この密会を察知したソウソウは激怒します。配下のテイミツは「シバイに高官を与えて油断させるべき」と進言しますが、カエンは「シバイを善待してはならない」と強く反対します。最終的に、ソウソウたちはシバショウを突破口にして、シバイの弱みを握り、失脚させる作戦を立てます。
シバイの屋敷では、シバイと夫人のハクレイインが今後の対策を練っていました。ハクレイインは、ソウソウがシバイから宮廷の警護権を奪おうとしていること、そして丁謐の入れ知恵で、昇進させるふりをして実権を奪う「明昇暗抑(表向きは昇進させつつ、実際には抑圧する)」の手に出るだろうと鋭く推測します。
ハクレイインの知性は、もはや軍師レベルです。シバイが彼女を信頼し、夫婦でこの難局に立ち向かう姿は、このドラマにおける一つの救いだと感じます。
最後に、シバイはハクレイインを連れて郭太后を訪れます。ハクレイインを幼い皇帝ソウホウの教育係として推薦するためです。彼女の優しさと知性は、すぐに皇帝や太后の信頼を勝ち取ります。そして人目を避け、ハクレイインは郭太后にシバイからの密計を伝えます。
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 71話の感想まとめ
このエピソードでは、ソウソウの増長と、それに対抗するシバイ家の深い洞察力が対照的に描かれていました。
カエンがシバショウをゴセキサンという薬物で惑わし、父との間に溝を作ろうとするシーンは、非常に陰湿で見ていて胸が痛みます。薬物によって理性を失わせ、自尊心をくすぐるという手法は、まさに現代社会の心理戦にも通じる恐ろしさがあります。シバショウがこの誘惑にどこまで抗えるのか、あるいは演技なのか、今後の展開が非常に気になります。
また、ハクレイインの活躍には目を見張るものがありました。ただの美しい夫人ではなく、シバイの右腕として宮廷に潜り込み、着々と布石を打つ姿は非常に頼もしいです。ハクレイインが宮廷でどのような立ち回りを見せてくれるのか、そしてソウソウが仕掛けてくるであろう「明昇暗抑」の罠をシバイがいかにしてかわすのか、次回が待ち遠しくてたまりません。
ソウソウたちが自分たちの思い通りに事が運んでいると信じ込んでいる時こそ、足元が崩れ始めているのだと、改めてこのドラマの面白さを再確認しました。
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