三国志~司馬懿 軍師連盟~ 第75話 あらすじ 曹爽と何晏が死士を餌に仕掛けた罠と司馬師・司馬昭兄弟の焦燥

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カアンが仕掛けた「死士」の罠が、ついにシバイ一家の喉元まで迫る緊迫の回となりましたね。静かに牙を研ぐシバイに対し、権力の座を奪おうと焦るカアンや曹爽たちの足掻きが、洛陽の空気を凍りつかせているようです。ホウキチの身に起きた悲劇から、シバイの巧妙な政略結婚の策まで、一瞬たりとも気が抜けない展開です。それでは75話を一緒に見ていきましょう!

三国志~司馬懿 軍師連盟~ 75話のあらすじ

カアンは、捕らえた一人の死士を駒にして、シバイ一家をまとめて抹殺する計画を進めていました。もしその男が私兵の存在を白状すれば、反逆の罪でシバイ家を根絶やしにできるという計算です。丁謐は、口を割らない死士に不安を覚えますが、カアンにとってこれは「草を打って蛇を驚かす」ための作戦に過ぎません。シバイ家が死士の失踪に気づいて慌てて動けば、その綻びを突いて一気に追い詰めるつもりなのです。

自分の手のひらの上でシバイを踊らせていると確信しているカアンの、あの自信満々な顔がとにかく不気味でたまりません。

軍陣では、夏侯玄が唐突な撤軍命令を下した曹爽に食って掛かっていました。しかし曹爽は、蜀軍の備えを理由にしながらも、真の狙いは内側の敵であるシバイにあると明かします。死士を拷問しても口を割らないのであれば、シバイ・ショウが焦って動き出すはずだ。そこを狙えば証拠は掴める――カアンと曹爽の思惑は一致していました。一方、高い楼閣の上で、丁謐はシバイの粛清に対して少しだけ迷いを見せます。しかしカアンにとって、かつての功臣であるシバイは、自分が頂点に立つために踏み越えるべき最後の壁でしかありませんでした。

シバイ家では、シバイ・シが弟のシバイ・ショウからの知らせを受け、私兵を避難させるべく奔走します。ですが、その動きは既に監視の目にさらされていました。シバイの命で動いていたホウキチは、カアンの刺客の奇襲を受け、深手を負ってしまいます。カアンの罠は完全に成功したとは言えませんが、この一件で、シバイという猛虎を完全に起こしてしまったことに、丁謐だけは危機感を抱いています。

ホウキチが刺客に襲われるシーン、息が止まりそうでした。ただの従者じゃない、家族同然のホウキチが血を流して倒れる姿を見るのが本当に辛いです。

宮廷内では、小皇帝がシバイを恐れるあまり、郭太后の言葉に耳を貸さなくなっていました。郭太后は、周囲の宦官たちが小皇帝を唆してシバイを排除させようとしていることに気づき、韓琳を宮中から追放して怒りを露わにします。戦地から戻ったシバイは、ホウキチの惨状を聞いて馬から転げ落ちるほど衝撃を受けます。それでもシバイは取り乱すことなく、帰宅後に自らホウキチの看病を始め、粥を作るのです。

血まみれになったホウキチを見つめるシバイのあの瞳、静かな怒りがバシバシ伝わってきて震えました。権力争いの中心にいる男が、身内のために粥を混ぜる手つきが逆に切ないです。

カアンはその後もシバイ・シの妻である夏侯徽を利用して監視を強めようとしますが、丁謐はそれを牽制します。シバイ・ショウはカアンの宴に招かれ、不自然なほどの親切を受ける中で、相手の真意を測りかねていました。カアンは一族の未来を餌に、シバイ・ショウを懐柔しようと試みます。洛陽に戻ったシバイは、鍾会から情勢の報告を受けますが、表面上の争いには一切興味を示しません。その代わり、シバイは郭太后のもとを訪れます。そこで提案したのは、太后の弟と孫娘であるシバイ・柔を婚姻させるという縁組でした。この一手により、曹爽一派は激しく動揺します。焦った丁謐は、天子を太后から引き離すべく、郭太后を永寧宮へ追い出すよう曹爽に訴えるのでした。

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75話を見て思ったこと

今回、一番私の心に刺さったのは、ホウキチの献身と、それに対するシバイの「静かな看病」です。敵の罠と分かっていても、大切な人が血を流せば、いくら冷徹なシバイでも動揺を隠せない。あの粥を混ぜる手つきに、どれほどの悲しみと怒りが込められていたことか。単なる主従関係ではなく、長く苦楽を共にしてきた家族のような絆が、冷酷な政争の中で唯一の救いのように見えました。

一方で、カアンと曹爽の焦りが目立ちすぎているのも気になります。罠を仕掛け、宴を開き、監視の目を光らせる。やればやるほど、自分たちの未熟さが露呈しているようにしか見えません。シバイという深い沼に、自分から足を踏み入れに行っているような危うさです。丁謐だけが唯一、シバイという存在の恐ろしさに気づいているのが、救いようのない絶望感を強めています。

最後にシバイが指した「婚姻」という一手は鮮やかでした。政略結婚を孫娘に強いるという選択は、冷酷とも言えます。しかし、シバイが家族を駒として使うことでしか守れない現在の異常な状況こそが、この物語の残酷な側面そのものです。曹爽たちが騒げば騒ぐほど、シバイの静かな反撃がより鋭利に見えてきます。次々と仕掛けられる罠を、シバイがどう受け止め、どう葬り去るのか。その冷徹なまでの判断に、今後の戦慄を感じずにはいられません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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