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クルミットです♪
13話はじわっと来る回でした。大きな事件が起きるわけじゃないけど、如意と寧遠舟が少しずつ距離を縮めている感じがちゃんとある。お互いの生い立ちを話す場面がいくつかあって、この人たちの来し方がやっとわかってくる感じがしました。
そして金沙楼(きんさろう)のくだり、ずっと笑ってました。
それでは13話を一緒に見ていきましょう!
一念関山 13話のあらすじ
まず冒頭、李同光と初月のやりとりから。初月が李同光を見下していることを、李同光自身もわかっています。でも「こっちだって見下してる」と言い返して、「表向きだけ上手くやれ。逆らうなら一万通りの折磨方法がある、その時は誰にも助けられない」と告げます。
「一万通り」って大げさに聞こえるけど、この人が言うと笑えないんですよね。
使節団は蔡城(さいじょう)に到着。みんなを落ち着かせたあと、寧遠舟はひとりで分堂へ情報を探りに出かけます。が、如意に見つかってしまう。如意はすぐ見抜きます──「一旬牽機(いちじゅんけんき)の解毒薬を取りに来たんでしょう」と。
一旬牽機とは、10日ごとに解毒薬を飲まないと体が蝕まれる毒のことです(ドラマ内の設定)。寧遠舟は仲間に心配をかけたくなくて、こっそり一人で動いていたのでした。
隠してるつもりなのに如意には全部バレてる。このふたりのやりとり、好きです。
城へ戻る道すがら、如意が「なぜ糖が好きなの?」と聞きます。寧遠舟の答えがよかった。幼い頃に父を亡くし、義父が会いに来るたびに持ってきてくれる飴だけが楽しみだったと。
如意は「じゃあ私の分の糖も全部あなたにあげる。子どものころ足りなかった分、補ってあげる」と言います。
寧遠舟は「全部が補えるわけじゃない」と返します。父のいない幼少期があったから、如意が一人で子どもを育てることを望まない、と。そして今度は如意の生い立ちを聞きます。
如意の話は重かったです。母は弟を産むときに難産で亡くなった。父は再婚しようとして如意を「厄介者」と見なし、朱衣衛(しゅいえい)に売り飛ばした。朱衣衛というのは、劇中に登場する諜報機関のことです。
売り飛ばした、自分の娘を。それでも如意があっさり話すのが、逆に重いです。
寧遠舟は何も言わずに如意を皮影戯(かげえしばい)に連れて行きます。言葉じゃなく、行動で。
如意は脱獄後すぐに「朱衣衛を裏切った者」として扱われた経緯を話します。寧遠舟は「上の人間が言うことをあまり気にするな。命令で動いていても、根っこは人を救っている」と言います。如意の今の願いは、昭節皇后と玲瓏(りんろん)の仇を討つこと、そして自分の子どもを持つこと。
場面は変わって、囚われている梧帝(ごてい)の場面へ。安国の永安塔に閉じ込められた梧帝が、看守を買収して李同光を呼び出します。劣悪な生活への不満を訴えると、李同光は「国の君主が恥辱に耐えられないなら自害すれば」とさらっと言う。梧帝は死ぬのが怖いので黙るしかない。
この場面の李同光、残酷なんだけどちょっとスカッとするんですよね。梧帝があまりにも情けなすぎて。
梧帝は「お前が俺に取り入ってきたのは和平交渉で利を得るためだろう」と見抜いていて、取引を持ちかけます。李同光は快諾。
その後は安国入りに向けた作戦会議。銭昭(せんしょう)が如意も呼んでくれて、如意はみんなが自分を仲間として扱ってくれていることに気づき、過去の恨みを水に流すことにします。ただし朱衣衛の身である以上、楊盈(ようえい)への指導以外の行動には加わらないと伝えます。
安国の朝廷内部を探るため、寧遠舟は金沙楼へ行くと決めます。
于十三(うじゅうさん)が説明します。金沙楼とは「天下第一の遊興施設」で、美女が溢れ、酒も最上、何があっても外に漏れない場所だと。元禄(げんろく)が「一番近いのは景城にある」と言うと、如意は「もしかして寧遠舟、元禄を連れて行ったことある?」と疑い始めます。
翌日、如意は元禄と楊盈を連れて景城の金沙楼へ。楼の女性たちは楊盈が女装していることをすぐに見抜きます。如意はそれを利用して「男に見られるための変装をここで教わりなさい」と特訓させます。
一方の寧遠舟と銭昭は情報を買いに来ていましたが、欲しい情報が機密すぎて金の元締めに直接頼まないと無理と言われ、翌日出直すことに。そこで銭昭が元禄の声を聞いて……如意たちが楼の中で遊んでいるのを発見してしまいます。
寧遠舟は呆れていましたが、如意が上手く宥めます。如意は「脱獄を手助けしてくれた人物がここにいるかも」と思って来たのですが、人違いで空振り。
そして、寧遠舟が嫉妬します。
如意が楼の女性や妖艶な男たちと屈託なく飲んでいる光景を見て、気分が落ちる。ひとりで酒を飲んでいると、于十三に全部見透かされます。
于十三の見立ては「如意がまだ寧遠舟を意識していないのが原因、意識させろ」。如意に嫉妬させ、独占欲を芽生えさせるための作戦をあれこれ考えてくれます。
翌日、寧遠舟は于十三の作戦通りに如意を意図的に遠ざけ、お願いを断り続けます。そして于十三が「寧遠舟に恋文が届いた」と漏らすと、如意の顔色がさっと変わります。
気づいてないつもりが、もう十分気にしてる如意。かわいいです。
一念関山 13話の感想まとめ
一番刺さったのは、糖の話でした。
「足りなかった分を補ってあげる」って如意がさらっと言うんですけど、寧遠舟が「全部は補えない」と返す。甘い場面なのに、寧遠舟がちゃんと地に足がついている。義父の飴が唯一の楽しみだったという話、穏やかに語っていたけど、じわっと来ました。
如意の生い立ちの話は重くて、でも本人があっさり話すのでよけい重かったです。父親に売られた、という事実。しかも「厄介者だから」という理由で。如意がこういう人間になったのは、そこと繋がっている気がします。
金沙楼のくだりはテンポが良くて、楊盈の特訓場面は笑えました。寧遠舟たちと鉢合わせする流れも自然で、ここまでの重さから少し息が抜けました。
でも今回のMVPは于十三だと思います。寧遠舟の嫉妬を見抜いて、作戦を立てて、翌日もう動かしてる。お節介なんだけど、仲間思いが過ぎてかわいいです。
如意が「恋文が届いた」と聞いて顔色を変えた瞬間、于十三の作戦は第一段階クリアでした。
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