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クルミットです♪
18話は、序盤の元禄の話が思ったより重くて、最初からちょっと胸に来ました。楊盈が謝りに来て、元禄が軽く流すかと思ったら、自分の死に方の話まで始めるんですよ。しかも心臓の病で二十歳まで生きられないとわかってて、それでもあんな言い方ができるって、どういう人間なんだと思いながら見ていました。
それでは18話を一緒に見ていきましょう!
一念関山 18話のあらすじ
楊盈が元禄に謝りに来ます。しかし元禄は、自分を傷つけたのは鄭青雲であって楊盈は悪くないと言います。
さらっと言うんですが、あれは楊盈のことを本当に気にかけているから出てくる言葉ですよね。責めることもできたはずなのに。
楊盈は泣いてしまいます。安国で自分が死んでも、元禄や寧遠舟、如意たち数人以外に自分が公主だと知っている人間はほとんどいない、と。
そこで元禄が語り出します。自分は生まれつき心臓に病があり、二十歳まで生きられないとわかっていた。生まれ方は選べないけれど、死に方は選べる。だから死ぬときは必ず大英雄のように散ってみせる、元禄という人間がどれほど壮烈だったかを天下に知らしめる、と。
笑いながら言っているのが余計きついです。冗談っぽく言いながら、全部本気なんですよね。
元禄は楊盈にも言います。男装して安国に乗り込んで、たとえ命を落としても、それは歴史に名が残る生き方だ、と。この言葉で楊盈は吹っ切れて、夜明けになったら長慶侯に会いに行けると気持ちを固めます。
一方、寧遠舟は如意への嫉妬が原因で冷戦状態に入っていました。自分でどう解決すればいいかわからない、という感じで、なんとも情けないというか、らしいというか。
使団の会議で杜長吏が如意に長慶侯との交渉を担ってほしいと提案しますが、寧遠舟は如意を使団の件に関わらせたくないと言い張ります。そこに当の長慶侯・李同光が礼物を持って現れます。昨日、礼王を驚かせたことへの詫びという名目ですが、明らかに如意に会いに来ています。如意は湖陽郡主として李同光を迎えることにしました。
湖陽郡主は本当の身分じゃないんですが、如意はこういう場面でサッと切り替えられるんですよ。頼もしいです。
元禄は仲間たちに言います。如意も杜長吏も楊盈も六道堂の人間じゃないけれど、聖上を救い出すにはこの使団の誰一人欠かせない。嫉妬で如意を追い出そうとするのは如意に対して公平じゃない、とも。
李同光は安帝の命として、使団に七日以内に安都に到着するよう伝えてきます。無茶な話です。杜長吏が抗議しようとしますが、如意が湖陽郡主の立場で収めました。
随従を全員下がらせた李同光は、如意を「師父(しふ)」として認めようとします。しかし如意は真の身分を明かしません。そして如意は、長慶侯が河東王と洛西王の両方と不仲であること、どちらが帝位についても自分の立場が不安定になることを静かに指摘します。梧国はあなたが支持する側を援護する、さらに雲・勉の二城も差し出す、という大きな条件も出しました。
この交渉、すごく鮮やかでした。相手の弱いところをじっくり突いていって、最後に旗を出す感じ。
李同光は自分はただの武将で天下をとる野望などないと言います。如意は、安国も梧国も小さな武将が始めた国だと返します。そして李同光は一つ条件を出しました。昔、師父にもたれかかっていたように、如意のそばに寄って、師父への思慕をほんの一瞬だけ満たさせてほしい、と。
于十三や銭昭たちがこっそり聞いていて、寧遠舟より李同光のほうが如意に優しいねと話しています。それを聞いた寧遠舟が我慢できずに部屋に飛び込み、礼王殿下がお呼びだという名目で如意を連れ出しました。
嫉妬で割り込んできた割に言い訳が「礼王がお呼び」って。バレバレすぎてちょっと笑えます。
李同光は如意に会った後、人違いだったかもしれないと一瞬思います。でも、それでも師父のそばにいたように如意をそばに置きたい、一生離さないと執着していました。
寧遠舟は如意に、少し嫉妬していたと認めます。李同光と如意が一緒に過ごしてきた時間が羨ましいとも。如意を使団から外そうとしたのも間違いだったと謝りました。
そして如意が本音を話します。昔は独りで生きていく方が自分に合っていると思っていた。でも今みんなに出会って、並んで戦うこの生き方の方が好きだとわかった。朱衣衛という立場は嫌いだけれど、いつかは媚娘のように、自分の手と頭で、朱衣衛の中で苦しんできた女性たちのために何かしたい。誰かの人生に付き従うのではなく、自分の道を行きたい。
だからあなたもよく考えてほしい。二人がそれぞれ自分の答えを出したときに、この関係が続けられるかどうかわかる、と。
泣きそうとかじゃなくて、ただただ「この人すごいな」と思いました。ちゃんと自分の言葉を持っている人なんですよ、如意って。
元禄たちは二人の様子をこっそり見守っています。于十三が手分けを決めます。元禄が如意のところへ、楊盈が寧遠舟のところへ、二人の亀裂をこれ以上広げないようにしようと。
一念関山 18話の感想まとめ
18話で一番残ったのは、やっぱり如意の最後の言葉です。
誰かの人生に付き従って生きるんじゃなく、自分の道を行きたい。それをちゃんと寧遠舟に向かって言葉にするんですよ。言いにくいことを、でも正直に。
あの場面の寧遠舟は、反論せずに聞いていました。あの人が黙って受け止められるのは本気のときだけじゃないかという気がして、それはそれで少しほっとしました。
元禄の「二十歳まで生きられない」発言は、さらっと読んでいたのに後から返ってきました。あれはきつい話です。でも元禄本人が一番きつく受け止めていなくて、「どう死ぬか」を前向きに考えている。あの軽さが逆に重い。
李同光のほうは、如意に師父の面影を重ねて離れられない、という状況で、人として理解はできるんですが、見ていてちょっと苦しかったです。誰かを誰かの代わりに見ている、というのがどうにも。
于十三が「元禄は如意のそばへ、楊盈は寧遠舟のそばへ」と手配するところで話が終わりますが、この組み合わせが妙に合っていると思いました。元禄と如意は似たもの同士で、楊盈と寧遠舟は両方どこか頭から考えてしまうところがあるから。
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