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クルミットです♪
ついに最終回です。
全40話、長かったですね。ニン・ユアンジョウと如意がこんな結末を迎えるとは、途中まで信じたくなかったです。最後まで二人を信じてついてきたぶん、この40話は正直しんどかったです。
でも、この物語が伝えようとしたものは、ちゃんと受け取れた気がします。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
一念関山 最終回(第40話)のあらすじ
前話の戦闘で、于十三(ユー・シーサン)はついに命を落としました。
初月(チューユエ)の悲しみも深かったですが、ニン・ユアンジョウも同じでした。昔、兄弟みんなでふざけ合っていた頃のことが頭をよぎったのでしょう。人前で涙を見せない人だったから、あの泣き方は余計に来ました。
ニン・ユアンジョウが崩れるように泣くところ、見ていてつらかったです。
如意(ルーイー)がそっと寄り添い、「于十三はこの一生でやりたいことをぜんぶやりきった。後悔はないはず」と話します。そして如意は、「私は死なない。あなたも何もないように」とニン・ユアンジョウに告げます。
でもその夜、楊盈(ヤン・イン)が二人を訪ねてきます。李同光(リー・トングアン)が手紙を一枚残し、ひとりで北盤(ベイパン)の狼主の暗殺に向かったと。
李同光は、この戦でこれほど多くの兵士を失ったのは自分が主将として力不足だったからだと感じていました。合県を救う道は、狼主を仕留めるしかないと考えて。
気持ちはわかるんですけど、焦った人間の単独行動って、たいていもっと悪くなる。読んでてひやっとしました。
如意は自分が戦場へ行くと言います。でもニン・ユアンジョウは如意の傷を心配して止めました。「俺が必ず李同光を連れ戻す」と言い残し、城門の守りを如意と初月に任せてひとり戦場へ向かいます。
二人の短い別れのシーン。せわしないですが、それがこのドラマのテンポでもあります。
戦場でニン・ユアンジョウは李同光を見つけ、命からがら救出します。そしてこう言います。「お前が捕まれば、大安の慶国公が捕虜になったと天下に知れ渡る。安国が必ず大乱になる」と。自責する李同光に向かって、今は自分を責めている場合ではない、敗北を受け止めて、仲間を失った痛みを引き受けて、指揮官として立て直せ、と。
ニン・ユアンジョウ、こういう人だよなって思いました。しんどい場面で、感情論じゃなくて相手に必要なことを言える。
二人は城に引き返しますが、ニン・ユアンジョウは李同光に攻城車をよじ登って城壁へ戻るよう言います。自分は殿(しんがり)を務めると。
城に入る直前、ニン・ユアンジョウは言います。「戻ったら冷静でいろ。お前が冷静でいるから、みんなに生き延びる望みが生まれる。安国の民にも、希望が残る」と。
その言葉が、もう最後の言葉みたいで。
混戦の中でニン・ユアンジョウは傷を負います。李同光が残ろうとしますが、如意がニン・ユアンジョウの言葉に従って李同光を城門へ引き上げます。
ニン・ユアンジョウは独りで残りました。
北盤の軍が城門を激しく砲撃します。ニン・ユアンジョウは、自分の傷がもう助からないとわかっていたはずです。それでも最後の力を振り絞って北盤の兵を食い止め、地面に平安玉(無事を願うお守りの玉)を置きました。
そして万箭穿心。
無数の矢を受けて、ニン・ユアンジョウは命を落とします。
しばらく何も言いたくなくなる場面でした。
李同光は、自分がニン・ユアンジョウを死なせたと自責します。でも如意は「あなたのせいじゃない。彼はずっと狼主を狙っていた。ただ機会を待っていただけ。あなたが間違えたのは、それを自分でやろうとしたことだけ」と言います。
如意は言います。援軍を待っている時間はない。夜明けとともに北盤はまた攻めてくると。
如意は李同光に大安の国璽と梧国皇后の簪を要求します。それだけあれば身分の証明になると。
翌朝、如意は朱衣衛(ジュイウェイ)を大安の使者に扮装させ、左賢王(ツオシエンワン)に「大安の太后が慶国公に拉致されている、秘かに投降したい」という話を届けます。太后が左賢王に嫁ぎ、国璽も差し出し、沙西部も従わせると。
左賢王は喜んで受け入れます。
初月と楊盈が如意を大安の太后に扮装させます。如意は元禄(ユアンルー)が楊盈に贈っていた雷火弾(爆発物)を借ります。狼主と新左賢王を一度に仕留めれば、梧国の援軍がいつ来ても合県に勝ち目が生まれると如意は考えていました。
出発前、如意は李同光に「楊盈と仲良くやって」と言い置きます。師弟の別れ。
如意はひとりで国璽を携え、北盤の陣に入ります。
如意が新左賢王の前に現れる一方で、李同光の手配した者たちが北盤兵に変装して狼主を誘い込み、左賢王が謀反を企てているように見せかけます。如意は「私が大安の太后だ。国璽は私を助けた者に渡す」と宣言します。北盤の兵士たちが国璽をめぐって騒ぎ始めたその隙に、如意は狼主と左賢王を仕留め、雷火弾で陣営を吹き飛ばします。
そして如意は、逃げませんでした。
ニン・ユアンジョウが死んだ今、この世に引き留めるものは何もないという気持ちだったのだと思います。
如意は炎の中に残り、北盤の陣営と共に散りました。
天佑元年。大安と梧国の両国は合県で北盤と戦い、大勝利を収めます。如意が六道堂・朱衣衛を率いて北盤の王族をまとめて仕留め、梧国の皇帝が援軍として到着したことで北盤は大敗し、天門関の外へ追い出されます。
任如意(レン・ルーイー)は宣平侯に追封されました。
北盤はこの戦いから立ち直れず、遠く北の地へと去っていきます。
それから十余年後。
合県は穏やかな日常を取り戻していました。初月が郊外を歩いていると、白い服を着た少年に出会います。名は寧十三(ニン・シーサン)。双子の妹の名は任禄(レン・ルー)。合県から数十里の書院で、一家四人で暮らしていると言います。
初月は、まるでニン・ユアンジョウや如意、于十三、銭昭、元禄、孫朗みんながまだこの世にいるような気持ちになりました。
一念関山 最終回の感想・大結局まとめ
一番きつかったのは、平安玉を地面に置くところです。
あれが「もう戻れない」を意味していて、それを本人もわかった上で動いているのが、静かすぎてしんどかったです。派手に死なないんですよね、ニン・ユアンジョウは。最後まで誰かのために場所を守って、物音もなく消えていく。
如意の最後は、予感がありました。ニン・ユアンジョウが先に逝った時点で、如意は炎に飛び込むんじゃないかと思っていました。それが当たってしまったのが、悲しいよりも何か、納得がいくような気持ちになりました。生き延びて続きを生きる如意より、陣を道連れにした如意の方が、この人らしかった。
十余年後のエピローグは、泣けるというよりじんわりしました。初月が出会う少年の名前が寧十三で、妹が任禄。みんないなくなったけど、名前だけは残った。そういう形での「生きている」を、このドラマは最後に用意していたんですね。
全40話を振り返ると、このドラマは「何かのために死ねる人間」の話だったと思います。于十三も、ニン・ユアンジョウも、如意も、誰かのために命を使った。それが美しいかどうかは正直今もわかりません。でも嘘がないのは確かで、それがずっと見続けられた理由だったと思います。
また配信でどこかで出会えたら、今度はみんなが笑っているシーンだけ見返したいです。于十三がまだうるさく話している頃の、あの合県に戻りたい気持ちが少し残っています。
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