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今回お届けするのは「双燕秘抄」第28話。茉喜(まき)と白鳳瑶(はく・ほうよう)が、ついに“逃走”を決行しようとする場面が描かれます。想いあう姉妹がどうやって陳文徳(ちん・ぶんとく)の厳重な監視をくぐり抜けるのか…? そして万嘉桂(まん・かけい)は待ち受ける困難を乗り越えて二人を救出できるのか、見逃せない回です。
それでは第28話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第28話のあらすじ
鳳瑶の真意と茉喜の懺悔
前回、茉喜は白鳳瑶へ「私こそが万嘉桂の本当の恋人だった」と告白してしまい、二人の姉妹関係は大きく揺らぎました。しかし、第28話の冒頭で、茉喜は自分の過ちを認め、鳳瑶に真意を語ります。
万嘉桂が“亡くなった”という誤報を信じたうえで、鳳瑶を救うために嘘を重ねた茉喜。そこから生じた誤解が、ようやく解けていきますね。
鳳瑶は、自分が万嘉桂と結婚したことで、茉喜との大切な縁を奪ってしまったと知り、罪悪感に苛まれます。しかし、茉喜は「姉妹の間に“借り”や“返し”は存在しない。とにかく今は生き延びてくれればいい」と切実に伝え、二人は改めて互いを大切に思い合う姿を取り戻そうとします。そこに偶然、陳文徳が居合わせ、鳳瑶と茉喜が“逃亡”を計画しているやもしれぬ会話を耳にする場面も…。
陳文徳の“譲歩”——鳳瑶を解放する?
姉妹の会話を聞いてしまった陳文徳は、茉喜に「白鳳瑶を送り出すのは構わない」と告げる一方で、「もし茉喜がほかの意図を抱えているなら、容赦しない」と牽制します。ここで茉喜は「ただでさえ自分と万嘉桂を取り持つ意思があるのでは?」と疑う陳文徳に対し、「私は姉を救いたいだけだ」と強調。
陳文徳としては“人質”としての価値を失うリスクがあるし、茉喜が裏で万嘉桂と繋がっている可能性も気になるでしょう。
同じころ、沈書墨(しん・しょぼく)は女学の窮状を訴えるために将軍府へ。実はこれが“書物を持ち込む”という名目での“逃亡補助”計画に繋がるのです。茉喜と鳳瑶は、その書物の箱(書柜)に身を潜めて脱出しようという大胆な作戦に打って出ます。
万嘉桂と立春、二人三脚で援護準備
他方、万嘉桂は立春(りっしゅん)を通じて、茉喜から「ある夜に刺客が放たれる隙を狙い、私たちを逃がしてほしい」という伝言を受けています。しかし、その計画は失敗のリスクも高く、万嘉桂自身も「本当にこれで安全に救出が可能か」と懸念しつつ、最終的には姉妹が一刻も早く解放される道を選択。
万嘉桂が“軍の指揮官”でありながら、もはや個人的な救出作戦に没頭せざるを得ない状況が切ないです。
そこで茉喜と鳳瑶は、わざと“大喧嘩”を演じて周囲の目を逸らし、姉妹が入った書柜を「沈書墨のもとへ返す」という形で府の外に運び出そうとします。ところが、運び出す最中に小武が怪しみはじめ、重量が普通ではないと気づきかけ…。
絶妙なタイミング、そして“神鴉火箭”による騒動
ちょうどそのとき、西の城門付近で神鴉火箭による攻撃が始まり、府門にいた小武はそちらの対応へ駆り出されることに。バタバタと兵たちが出払ったため、立春の指示で下男たちは書柜を無事に府外へ搬出。二人はひそかに脱出の第一関門を突破します。
思わず“このチャンスを逃さないで!”と応援したくなりますね。姉妹の勇気が光ります。
鳳瑶は「ここまで周到に段取りしてくれた茉喜が心強い」と感謝しつつ、深く心配もしています。この先、城門まで到達できるのか、そして万嘉桂は予定どおり彼女たちを迎えにきてくれるのか…。
双燕秘抄 第28話の感想まとめ
第28話では、ようやく鳳瑶と茉喜が再び“姉妹の絆”を取り戻し、一緒に脱出するという目標がはっきりしました。それに向けての計画はハラハラの連続でしたが、城門付近の混乱に乗じて出発できたのは僥倖ですね。 この“逃亡作戦”が成功すれば、やっと姉妹は陳文徳の手中から離れられるかもしれません…!
しかし、万嘉桂をはじめ、外部の協力者もすでに動いているため、一歩間違えれば大きな戦闘に発展する危険も。茉喜と鳳瑶はうまく城外へ出られるのか、それとも陳文徳に気づかれて阻止されるのか…。
息つく暇もない展開が続く「双燕秘抄」。次回は逃亡の行方が大きく動くはずなので、要注目ですね♪
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