双花伝(そうかでん)-あらすじ-43話-44話-45話-感想付きネタバレでありで!

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クルミットです♪
肱月で久々に顔を合わせた木槿、錦繍、碧瑩、そして明磊の四人ですが、ここ数年の各々の変化は、小五義の関係を拗らせてしまいました。「大地の心」が発見されたことで、肱月では祭祀を執り行いますが、それを機に明鳳卿が肱月征服を企むことに…

さすがに「護国の六子とはどうなったのか」「小五義とは一体なんだったのか」という疑問が湧いてくる展開のため、金谷真人が軌道修正に乗り出してくる事態です。ここまでくると錦繍と明磊の暴走を誰も阻止できないように思われます。木槿の頭脳ならこの惨状をひとつにまとめあげられるのでしょうか? …いや、無理そう…

【双花伝(そうかでん)】(ネタバレあり)

第43話「罪の償い」

錦繍が「奉徳軍を率いて西都近郊の流民と反乱軍を制圧した」との報告を受け、原青江は錦繍の実力に驚き喜び、将としての起用を考える。
ここまで証明しないと起用してもらえないのも、愛なのか信用がないのか微妙ですよね

肱月では祭祀が始まる。予定外の碧瑩と非珏が姿を現す中、明鳳卿は計画を実行し、一同は閉じ込められてしまう。明鳳卿は碧瑩を娘だと明かし、碧瑩を立てて肱月を支配すると宣言したため、非珏は衝撃を受ける。明鳳卿は非珏を襲うが、碧瑩が庇って命を落とす…
香芹は自業自得としても、碧瑩はまさか、こんな早い段階で??小五義なのに??

木槿の助言で控えていたアーミルの兵がなだれ込み、不利になった明鳳卿は木槿を連れ去る。明家残党は勢力が半減し、明磊が無憂城の主となって明鳳卿を追う。非白は、木槿が唯一の解毒薬を月容に与えたことを知り衝撃を受けながらも、二人で明磊を尾行すると、明鳳卿のもとにたどり着く。明鳳卿は碧瑩と明磊を傷つけてきたと自省し、明磊に刺されて明家の指輪を託して息絶える。その間に月容と非白は木槿を取り戻す。
明鳳卿までも!これで明磊が完全に明家の呪いに取り込まれてしまった感じですね

月容と非白は、明磊が明鳳卿を殺したことに戸惑いつつも、無憂城の仕掛けに追われながら逃げる。明磊が放った暗器の毒に蝕まれながら闘う非白を見て、木槿は月容を逃がして非白を守ろうとする。だが明磊が放った矢が非白を捕らえ、木槿は連れ去られる…
非白はさすがに大丈夫だとは思うのですが、このドラマは容赦ないですからね~

非珏は皇帝として即位し、碧瑩の遺した木尹と肱月を守っていくと誓う。明磊は碧瑩の墓の近くに密かに明鳳卿を埋葬して、明家の復讐を自分の意志で果たしていく覚悟を固める。
非珏が「陛下」と呼ばれ、碧瑩の墓碑銘が「皇妃」で、非珏の冠や衣装から「即位した」模様ですね。女皇はさすがに碧瑩の死で心が折れてしまったのでしょうか…

錦繍は龍行山の黄徳芳の率いる強盗集団を鎮圧し、手下ごと原家と奉徳軍に帰順させることに成功。その報に原青江はますます錦繍の能力を認めるように。3歳となった非流は誕生日に千軍万馬を母に贈りたいとねだり、原青江は八千の兵馬を非流に贈る。非流に嘘をつかせて手に入れた兵でも不足だと、金で私兵を集める錦繍の姿に、見守る司馬遽は苦悩する…
このままでは、いつか幼い非流が嘘をつききれなくなるのではないでしょうか

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第44話「壊れた心」

非白は無断で戦場を離脱し、3ヶ月経っても戻っていない。明磊に清水観に連れ去られた木槿は意識を回復するが、明磊のことを非白だと思い込むほどに錯乱していた。
天に選ばれた木槿の頭脳が、このまま失われてしまったらどうしましょう…

原青江は錦繍に、兵をあえて八千しか与えないつもりでいた。しかしその裏で錦繍はさらに三千の兵を集め、まだ不足だと、資金のため非白(司馬遽)からもらった腕輪すら手放す。それを見ていた司馬遽は錦繍を諫め「晋王に気を付けて」と忠告する。
あの腕輪だけは残すと思っていたのに。そんな犠牲を払ってまで何を得たいのでしょう

木槿はまるで子供のように駄々をこねるが、そんなになっても非白を想う様子に明磊は苛立つ。非白は無憂城で果爾仁に助けられて命拾いし、明磊を探し当てていた。明磊の手下として潜入した斉放は、木槿を救い出そうとするが、今の木槿には斉放がわからない。
斉放に前髪がないと誰だかわかりません!

景官城に竇英華が増軍を送ったことで、非清は撤退を検討との情報が明磊に届く。非白が元徳軍を放置して自分の近くに張り付いているため、明磊は元徳軍を滅ぼそうと考える。そんな中、非煙に明磊の現状を知らせる密書が届く。木槿は正気を取り戻し、錯乱を装いつつ逃亡を図る。清水観の近くにいた非白は慌てて追いかけるが、木槿は連れ戻されてしまう。
このあたり、非白の人違いするタイミングとかかなりわかりにくいですよね

西庭皇帝・軒復徹は景官城の戦いにおいて原青江を頼りにし、原青江は二人の息子の出兵で太鼓判を押す。潘正越に非白不在の情報が流れ、夜襲を受けた元徳軍は5000の兵を失う。明磊の策で非清の麟徳軍は余裕を見せる。そんな中、錦繍は原青江が景官城出兵を自分に許可するのを確信していた…
こうなると、非白不在の情報を流したのは誰なのでしょうか…

木槿は斉放と共に逃げようとするが、明磊の配下に取り囲まれたところに非煙が現れて木槿を解放させる。逃げる木槿と斉放に月容が手を差し伸べ、夕顔と親子三人の姿から、非煙は木槿の男たちを手玉に取る本性をつきつける。いつか木槿を妾にしてもいいが今は権力に集中を、と説得された明磊は受け入れざるを得ない。
非煙の正妻としての自信と凄み、さすが原青江の娘♪

月容と木槿は江州に戻り張之厳を訪ねるが、悠悠(青媚)に男たちを手玉に取っていると皮肉られる。月容が木槿を妻だと言うのを見て張之厳は面白くないが、肱月での君記をすべて譲ると言われ、月容と友誼を結ぶことに。しかし木槿は月容を突き放し、非白を探しに戻る。
張之厳は月容とはこれが初対面で、女装姿すら知らなかった設定です

明磊は、自分は尽くされる価値のない人間だと卑下するが、過去ごとすべての明磊を愛して受け入れるという非煙の献身を前に、生まれ変わって非煙を幸せにすると誓う…
非煙二度目の粘り勝ち!明磊はもうこれ以上よそ見しないであげてほしいものです

第45話「愛する人を守るため」

悠悠(青媚)は木槿に、「自分は非白様の命であなたを守るために来た」と非白への想いを明かし、月容と通じた木槿を非難し、崖下に突き落とす。斉放と非白が駆け付けて助けに向かおうとするが、非白は青媚から元徳軍の惨状を知らされ愕然とする。一方、錦繍は原青江に景官城への出兵を懇願し、原青江に許可される。
青媚からすれば、惨殺しまくってから崖に落としても足りないくらいですよね

崖下で目覚めた木槿を助けたのは金谷真人で、木槿に道を指し示す。そこで木槿は飛燕と再会し、初画と穏やかに暮らす桃花源村に案内される。飛燕は実は潘正越の息子で、皇帝から疑われたことで配下を引き連れ隠居したのだった。木槿は肱月での出来事を語り、飛燕は碧瑩の悲運に涙する。その頃斉放は、崖下で木槿を探すうちに金谷真人と再会し、木槿が近くにいることを暗示される。
飛燕元気でよかった!初画と一緒で幸せそうで本当にほっとしました~

月容は夕顔を南国に戻して、木槿を探すことに。夕顔は母の不在で元気がなかったが、月容に必ず木槿を連れ帰ってと指切りで約束する。
夕顔にとっては、父が母になったりいなくなったりで、気持ちが不安定ですよね…

出征前日の錦繍の前に金谷真人が姿を現す。話を理解しようとしない錦繍に、真人はあきれた様子で姿を消す。錦繍はこの戦いですべての功労は非白のものになるとわかっていたが、自分と非流の運命を切り開くため諦めない。
護国の六子の中の「侠」は斉放ではなくて、実は錦繍だったのではないでしょうか?

明磊は軍に復帰し、織州を攻めて結果を出すが、非清は明磊の勝手な行動に不満をぶつける。これまでも明磊と非清は方針が食い違ってきたが、明磊が非白の不在を潘正越に知らせた冷酷さを知って、非清は将軍印の返還を命じるものの、明磊は応じない。そんな中、明磊のもとに飛燕が見つかったとの報告が寄せられる。
潘正越に知らせたのは明磊が正解でした。錦繍かなと思いましたが、情報力で明磊ですね

非清の幕営に突然淑儀公主が訪れ、非清の過去の傷の埋め合わせをしたいと訴える。公主の真心はようやく非清に届き、非清は公主を胡輦から大事にすると約束する…
突然の急展開!こんなに簡単にうまくいくのなら、もっと早く話し合えばよかったのに

錦繍は明磊に織州陥落の先を越され、急ぎ汝城を駐屯地とする。そこで潘正越は一本しかない道をふさいで原家の二軍を一挙に殲滅しようと考える。非白は集中できずにいたが、潘正越の動きに気付き、正面からぶつかることに。非白は死闘の末、なんとか潘正越を阻止できたが元徳軍は甚大な損失を被る。明磊が飛燕を発見して戦線を離れたと知った錦繍は、明磊より先に飛燕に会おうと企む。
野心優先の錦繍と明磊、原家のことを考える非白との差がこの先どう出るでしょうか

初画は、木槿が飛燕を迎えに来たのだろうと気付き、飛燕を連れて行かないでと懇願する。実は初画は原青江から飛燕の監視を命じられたが、その後紫園との連絡を絶っていたのだが、飛燕はそれを知ってもすべて受け入れる。桃花源村にたどり着いた斉放と再会した木槿は、非白に無事だと知らせてと頼むが、飛燕のことは伏せるよう口止めする。
飛燕や非白の優しさが報われるといいのですが、そういうドラマじゃないから困る…

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43~45話の感想

原青江が金谷真人から「護国の六子」という指針を得て「小五義」が結成されたのだから、少なくとも5+1のメンバーはちゃんとそれぞれの役割を得て、最後まで登場していくに違いない、そんな風に見始めた頃から思っていたのですが… まさか、まさかここで碧瑩が命を落としてしまうとは!そんなことってあります?小五義なら死なないだろうと安心してはいられないということであれば、さすがに花姉妹は最後まで残るだろうけれど、この先飛燕や明磊の安全は保障されない可能性も大だということでは… 油断は禁物、という太めの釘が心に一本撃ち込まれたような、そんな展開になりました。
そして明鳳卿と香芹も退場してしまいました。香芹はともかく、明鳳卿もこんなに早く?と驚いてしまいました。碧瑩と明鳳卿を失った闇落ち明磊が、それでも復讐へさらに突っ走るのは、何がそこまで彼をそうさせるのか、これからの行方が気になる所です。

そして飛燕が幸せそうに暮らしているのを見てホッとしましたが、錦繍も明磊も飛燕を手にしようと必死で、その安寧も続かなさそうです。飛燕の優しさや、木槿と非白のお人よしな思いやりが、野心の虜となった人々に利用されてしまうのでしょうか。内輪もめせず、原家の内部でまとまって協力し合えば、飛燕の穏やかな暮らしがかき乱されることもなく、勝利を収めることができるでしょうに…
そんな醜い争いを繰り広げる原家に、金谷真人は何を期待しているのか、ちょっとずつ匂わせで道を示しています。でも金谷真人様、この人たちきっと一から十までわかりやすくかみ砕いて説明してやらないと、間違った方向にしか進まないですよ!
非白も明磊もそして月容も、木槿の奪い合いとかしてる場合じゃないので、これから終盤に向けてどう転がっていくのか、まだまだとっても心配です♪
たり抱き合ったりするのを見て誤解するケースもあり、もう皆さん立ち聞きやめましょう!立ち聞きしていい方向に話が転がることなどまずないですよね♪

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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