【墨雨雲間(ぼくううんかい)】第10話あらすじと感想|一局で分かる本性、姜景睿が沈如云を制す

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蕭蘅の冷徹な眼差しと、姜景睿の静かな勝利。そして沈如云の崩壊――明義堂の歳試という大舞台で、それぞれの思惑が複雑に絡み合った10話でした。薛芳菲の知性が試される一方で、古傷という残酷な運命が彼女の行く手を阻みます。張り詰めた緊張感の中で、誰が本物の強さを持ち、誰がただの虚栄心で動いているのか。答え合わせのような10話を、一緒に見ていきましょう!

【墨雨雲間(ぼくううんかい)】 10話のあらすじ

蕭蘅は薛芳菲を相変わらず「アリ」と呼び、朝食を共にしようと距離を縮めてきます。その何気ない振る舞いの端々に、かつて亡き父や弟・薛昭が見せてくれた不器用な優しさが重なります。

蕭蘅のその不意に見せる表情が、亡き家族と重なって胸が苦しくなります。彼にそんな顔をされると、薛芳菲じゃなくても動揺しちゃう気がします。

明義堂の空気は、歳試を前に一変しました。最下位は追放という過酷なルールが示され、文試は沈玉容が監督を務めることに。鐘の音とともに葉世杰たちが筆を走らせる中、裏では蕭蘅が私塩事件を追い、寂寞公子から小桃紅へと疑いの目を向けています。文紀が賭け事に夢中になる横で、蕭蘅は冷めた目線で戦況を眺めています。

文試の結果、葉世杰と李瑾が同点となり、早押し形式の延長戦へ。前半は葉世杰が優勢でしたが、後半には李瑾が姑息な戦法で流れを乱します。政経の問題では、沈玉容が葉世杰の現実的な回答を高く評価し、採点を行う姿がありました。

沈玉容、葉世杰の回答を見た瞬間のあの表情。まだ彼の中には、純粋な公平さが残っているのね……。少しだけホッとしました。

続く第二ラウンドは棋試。姜景睿は薛芳菲と打ち合い、その圧倒的な強さに衝撃を受けます。彼女が貞女堂で独学したという話を信じ込んでいる姿が、どこか滑稽で可愛らしいものです。くじ引きの結果、姜景睿の相手は沈如云に決定。薛芳菲は彼に「手加減しないで」とだけ伝えました。

姜景睿、薛芳菲の言葉を信じて真っ直ぐな目で挑む姿に思わず笑みがこぼれます。でも、その背後で糸を引く薛芳菲の顔が一番怖いかも。

試合が始まると、姜景睿はわざと隙を見せて沈如云を油断させます。勝てると思い込んだ沈如云を、一気に追い詰めて完封。パニックになった沈如云は、その場で卒倒してしまいました。その後、沈玉容に姜梨=薛芳菲ではないかと泣きつきますが、沈玉容は平手打ちで彼女を黙らせました。「薛芳菲は死んだ」と吐き捨てる声は、彼自身の恐怖そのものに聞こえます。

沈如云のあの醜い形相と、沈玉容の冷徹な平手打ち。あの一瞬、彼の中の何かが完全に壊れた音を聞いた気がしました。

第三ラウンドの射箭では、柳絮が孟紅錦の妨害に屈せず、吊るされた状態から見事に的中させて喝采を浴びました。最後は琴試。強敵・王清清と姜若瑶を前に、薛芳菲の手首の古傷が再発します。それでも舞台に向かおうとする彼女を蕭蘅が止め、司徒九月のもとへ連れて行きます。司徒九月は、「賭ける覚悟があるなら、もっと速い方法がある」と意味深な選択肢を提示します。

もう、その「賭け」っていう言葉だけで嫌な予感しかしない!でも、薛芳菲ならどんな痛みにも耐えて弾きそうで怖いよ……。

姜景睿の「罠」と薛芳菲の「代償」について

今回、一番強烈だったのは間違いなく姜景睿と沈如云の対局です。あの勝負、単なる囲碁の試合じゃなくて、沈如云のプライドがズタズタにされる過程をこれでもかと見せつけられましたね。姜景睿が飄々と「どうぞ」と道を開け、沈如云がそれに応じた瞬間に罠が閉じる。見ていて痺れるほど鮮やかでした。

一方で、沈玉容の苦悩も深まるばかり。薛芳菲という名前が出るたびに、まるで針に刺されたような顔をするのは、彼が犯した罪の大きさを自分自身が一番理解しているからでしょう。あの平手打ちの衝撃は、沈如云に対するものというより、自分の中の亡霊を無理やり追い払おうとする必死の抵抗に見えました。

そして、何と言っても気になるのはラストの司徒九月の提案です。薛芳菲は琴試のために、何を差し出そうとしているのか。手首の痛みを押してまで勝たなければならない理由は、ただの意地なのか、それとも復讐への一歩なのか。勝利の代償として、彼女の体と心がどこまで削られていくのか。次回の琴の音を聞くのが、少し怖いような気もします。

仲間たちがそれぞれの得意分野で輝く中で、一人だけ重い十字架を背負って戦う薛芳菲。蕭蘅の「賭け」という言葉通り、この歳試は単なる学問の勝負から、人生を賭けた博打へとその色を変えてしまったようです。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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