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クルミットです♪
今回の7話、とにかくいろんなことが一気に動きます。白娉婷が鎮北王府を抜け出して、しかも自分でわなを仕掛けて楚北捷に条件を飲ませようとする。ここまで来てやっと、この子が本当に何のために動いているのかが見えてきた気がしました。それでは7話を一緒に見ていきましょう!
孤高の花 7話のあらすじ
冒頭は晋王が久しぶりに王后の宮を訪れる場面です。座るなり箸を手にして夢中で食べ始め、「ここの飯はうまい」と大絶賛。王后が恐る恐る「今夜はお帰りになりますか?」と聞くと、晋王は「明日もまた来る」とさらっと答えます。
芳沁殿で待ち続けている張貴妃のことを考えたら、ちょっとかわいそうになりました。
一方、丞相から報告が入ります。白蘭国の新君が亡くなり、かつて大涼に人質として送られていた耀天公主が帰国の途につくが、その途中で大晋に立ち寄って庇護を求めてくるという話です。晋王は白蘭国に興味を持ち、受け入れを許可します。
何侠は廃屋で亡き父母の霊を祭っていました。外の騒がしさに気づいて冬灼と外へ出ると、白蘭の皇族の車列です。何侠は誰が乗っているか確かめようと、こっそり白蘭の陣営に忍び込んで公主を連れ去ります。
そして公主にこう告げます。「白蘭皇室の生き残りはあなた一人。私は志だけあって家も失った敬安王。嫌でなければ、一生をかけてあなたに仕えたい」と。
追い詰められながらも自分から動いていくこの人、嫌いじゃないです。度胸がある。
幼いころから人質として送られてきた耀天公主は、そう簡単には信じません。「言葉だけでは信用できない」という公主に、何侠は「言葉より行動で見せる」と答えます。
場面が変わって、白娉婷の夢のシーンです。幼いころ、父が臨終の床でこう言います。「武侯兵法を全部頭に入れておけ。この兵書はお前の命より大切だ」。娉婷が全て暗記し終えると、父はその兵書を自ら燃やしてしまいます。
「東へ向かい、大燕の長公主を頼れ。胸の中の兵法があれば命は守れる」
それだけ言い残して、父は逝きます。
兵書を燃やすシーン、父親がずっと娘のことだけ考えてたんだなって思ったら、急に来ました。
夢から覚めると、冬灼が侍衛を眠らせて部屋に忍び込んできます。急かされるままに、娉婷は迷いながらも鎮北王府を後にします。
楚北捷が娉婷の脱走に気づき、馬で追いかけます。しかし待ち受けていたのは、何侠が三分燕子崖に仕掛けた伏兵でした。攻め込むことが極めて難しい地形に追い込まれて、追っ手は身動きが取れない状況です。
娉婷は楚北捷にこう告げます。「一つだけ条件を飲んでください。五年間、大燕の土地には一寸も踏み込まないと約束して」と。
そして続けます。「あなたを助けに戻ったとき、今日まで生きているとは思っていなかった。でも生きてしまった以上、もう一度だけ無理を言わせてほしい」と。
この台詞、きつかったです。「生きてしまった以上」って言い方が。
楚北捷はその場で五年の不戦盟約を立てます。でも王妃を手放すことだけは拒否します。何侠は娉婷に「こちらに来い」と迫り続けます。娉婷は楚北捷に「手を放してください。放してくれなければ、自分で命を絶ちます」と言います。
楚北捷は手を放します。去っていく娉婷の背中に「いつかお前もこの胸を刺す痛みを知ることになる」と言い残して。
怒鳴らないのが一番つらい。静かに手を放すシーン、見ていて息が止まりそうでした。
その後、楚北捷は五年の盟約を守るために晋王に辞表を出しますが、却下されます。晋王は逆に楚北捷を燕地に派遣して「欲しいものを取ってこい」と命じます。「銅鉱が充分あって初めて軍備が整う。五年でも十年でも、大晋が強くあれば戦を止める夢は叶う」というのが晋王の考えです。
二日ぶりに張貴妃のところを訪れた晋王に、張貴妃は恨みごとを言いつつ、「最近ある侍女が羨ましくてたまらない」と打ち明けます。晋王は黙ったまま、それが白娉婷のことだと分かっている顔をします。
張貴妃はこの前後、父親の尚書大人を呼んで対策を話し合ってもいます。「お前は大晋一の美女だ。目標は貴妃どまりじゃない。後宮の頂点に立たせる」と言い切る父親。娘のために何でもするという宣言ですが、その「何でも」がどこまで及ぶのかが少し怖いです。
孤高の花 7話の感想まとめ
三分燕子崖の場面が一番残りました。
「生きてしまった以上、もう一度だけ無理を言わせてほしい」という娉婷の言葉。自分の命を道具みたいに扱っている感じがして、胸が痛かったです。楚北捷のことが全部どうでも良いわけじゃないはずなのに、それでも大燕を守るという軸を最後まで手放さない。
楚北捷が静かに手を放すところは、やっぱりきつい。怒鳴る方がまだ楽で、黙って従うのが一番重い。「いつかこの痛みを知ることになる」という言葉が予言みたいにこちらにも刺さります。
父親が兵書を燃やすシーンも今回に残りました。娉婷が命がけで動いているのは、あの父親の言葉があるからなんだなと、改めて感じました。「書物よりそれを覚えた頭の方が大事だ」というのは本当にそうで、娉婷がここまで生き延びてきた理由もそこにある気がします。
何侠の動きが今回から本格的になってきましたが、あの人は行き詰まった末に白蘭公主に仕えることを決めた。打算ゼロとは言えないけれど、自分の状況に正直なところは好きです。
張貴妃が「侍女が羨ましい」と言えるのは、ある意味正直な人だなと思います。プライドを傷つけながら、それを父親に打ち明けた。「何でもする」と言い切る父親の顔の方が、なぜかちょっと怖かったです。
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