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クルミットです♪
この話、14話にして一気に暗くなります。張貴妃の策謀がここでがっちり決まってしまって、見ていてじわじわ苦しくなってくる回です。楚北捷は何もしていないのに罪を着せられて、牢に入れられてしまう。白娉婷も一人で旅に出るし、なんかもう全員がバラバラになっていく感じがして切ないです。
それでは14話を一緒に見ていきましょう!
孤高の花 14話のあらすじ
白娉婷は荷物をまとめて、則尹の将軍府を出ていく決意をします。大晋へ行って楚北捷を探す。生きていても死んでいても、愛する人のそばにいたい。そのただ一心で、一人旅に出ます。
冒頭からこの子は「追い返しても止まらないタイプ」って全身で示してくれている。
しかし密林の中で、何侠が差し向けた刺客に襲われてしまいます。そこへ則尹が部下を連れて駆けつけ、刺客を退けてくれます。則尹は白娉婷に告げます。堪布城で共に戦った仲間たちが、大晋まで護衛すると。力を貸す、と。
則尹、ここで男を上げましたね。
一方、大晋では悲劇が起きていました。王后の産んだ双子の皇子が亡くなってしまったのです。王后は悲しみと怒りで倒れ、太医(宮廷の医師)も手が付けられないほどの状態です。晋王は王后をなだめながら、「貴妃に調査をさせている」と言います。
「貴妃に任せた」って……その貴妃が一番怪しいんですよ。これ、見ていてぞわっとしました。
その張貴妃は、天牢(地下牢)へ晋王を呼びます。凶手を捕まえたと言って。彼女が引っ張ってきたのは、皇子たちの食事を担当していた小さな宦官(かんがん)でした。拷問にかけたうえで、家族の命を盾にして、「白娉婷から毒を受け取って皇子に盛るよう命じられた」と証言させたのです。
でっち上げです。完全な。でも晋王の前では「証拠」として成立してしまう。
張貴妃はさらに続けます。白娉婷は燕の人間なのに凉軍の主帥(総司令官)として動いていた、これはおかしい、きっと楚北捷と関係があるはずだ。堪布城の戦いでも、楚北捷は白娉婷のために退兵三十里したではないか、と。
この女、本当に言葉の使い方がうまい。事実をつまみ食いして最悪の方向へ持っていく。頭が痛くなります。
そのころ楚北捷は遠征軍を率いて都へ戻ってきていましたが、城外で張尚書(張貴妃の父親)に勅命で行く手を塞がれます。遠征軍は入城禁止、兵権は富琅王に引き渡せという内容でした。楚北捷はすぐに察します。晋王は自分を皇子の死に関わっていると疑っているのだと。
張尚書はその隙を突いて暗殺まで試みます。漠然(楚北捷の部下)や将士たちが体を張って守りますが、楚北捷自身は晋王に直接会いに行くことを選びます。「会えば必ず真実が分かる」と信じて。
この判断、見ていて「やめて」ってなりました。真っ正直すぎて、こういう場面では必ず損をするタイプ。
耀天公主と張尚書はすでに手を結んでいました。耀天公主は晋と凉の間に争いを起こさせて白蘭を漁夫の利で益させたい、張尚書は白蘭の力を借りて皇権を握りたい。利害は一致しています。そこへ何侠も加わり、話題は「共通の敵」の始末に移ります。何侠は「貴妃がその敵を本当に消せるかどうか」を心配します。張貴妃の要求はシンプルでした。白娉婷を殺せ、それだけでいい。
楚北捷は牢に入れられます。毎日厳しい拷問にかけられます。張尚書が「皇子暗殺を認めれば楽な場所に移してやる」と言うと、楚北捷は「お前は犬だ、俺と話す資格はない」と返します。怒った張尚書はさらに鞭打ちを命じます。
大口の悪口一言で返すのがかっこよかったんですが、その後の鞭打ちがきつかったです。
王后は体を引きずって晋王のもとへ行きます。病気なのに。そして訴えます。「凉人が送り込んできた小さな宦官一人の証言だけで鎮北王を謀反人と断じるのはおかしい。真の凶手を見つけなければ、奸臣の策略に乗ることになる」と。晋王が「楚北捷をかばうつもりか」と問うと、王后はこう言います。「皇子はもう逝ってしまった。今、楚北捷こそ陛下の唯一の血縁です。怒りに目を曇らせないでください」と。
晋王は一人で宗廟(先祖を祀る廟)へ向かいます。先祖の位牌に向かって、母の霊に問いかけます。自分はどうすればいいのか、と。そのうちに記憶が遡り、幼い頃に楚北捷と初めて出会ったあの日へと思いが届きます。
孤高の花 14話の感想まとめ
一番きつかったのは、楚北捷が牢に入れられて拷問されているところです。戦場では誰より強くて、堪布城では奇跡みたいな戦いをしてきた人が、宮廷の泥の中でどんどん傷つけられていく。それが見ていてしんどかったです。
張貴妃の手際が本当に気持ち悪い(いい意味で)。小さな宦官を拷問して、家族を人質にして証言させる。晋王の前ではもっともらしく「証拠」として出す。しかも全部、父親の張尚書と連携してやっている。組織的すぎる。
王后のことは好きになりました。病気なのに体を引きずって晋王に直言できる人、なかなかいないです。「楚北捷は今や陛下唯一の血縁」という言葉、ちゃんと核心を突いています。怒りで人を殺してしまえば、後から後悔しても取り返しがつかない。でも晋王が宗廟で一人座っているあのシーンを見ていると、まだ揺れているのかなという気がします。
白娉婷の旅立ちは、14話の中では少しほっとする場面でした。一人で出ていこうとしたら則尹たちが護衛してくれる。堪布城の仲間が一緒にいてくれる。それだけで少し救われます。
白娉婷が必死に近づこうとしている方向で、楚北捷は今、地下牢の中にいます。その距離の遠さが、見ていてじわじわ来ます。
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