惜花芷 第28話あらすじと感想|宪王の魔手迫る中、顧晏惜が駆けつける!花芷を守る愛と正義

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第28話は、まさに息をのむ展開!
花芷と拂冬の「棠溪楼料理対決」と同時に、六皇子をめぐる宮廷の陰謀が動き出します。
宪王の魔手が花芷に迫り、絶体絶命の瞬間――現れたのは顧晏惜。
愛と勇気が交差する、見応え抜群の一話でした。

それでは第28話を一緒に見ていきましょう!

惜花芷 第28話のあらすじ

花府では、拾った少年――六皇子を皆で世話していました。
抱夏は湯を沸かし、芍薬は薬草を入れて傷の治療をし、拂冬は温かい食事を用意。
ようやく落ち着いたかと思いきや、翌朝、六皇子の姿が見えません。
慌てる抱夏に、花芷は「もしかして……」と床下を覗くと、そこに彼が隠れていました。
衣も新しくし、身なりは整えたものの、心の傷は癒えず、六皇子は花芷だけを信頼してついて歩くようになります。

そこへ白掌柜が訪ねてきて、料理対決の最終戦を棠溪楼で行うことを提案。
花芷は快諾し、拂冬が代表として出場を申し出ます。
しかも相手は――拂冬の父、梁富貴。

因縁の親子対決に挑む拂冬の決意、胸が熱くなりました。

その夜、六皇子は悪夢にうなされます。
夢の中で、宮中の奴才と黒衣の者が密談する姿、そして殺されかけた記憶が蘇るのです。
驚いて目を覚ました六皇子は、小刀を取り出し、近づいた抱夏に思わず向けてしまいます。
怯える彼に、花芷はそっと近づき、穏やかな声で語りかけました。

「ここでは誰もあなたを傷つけない。
刀がなくても、ちゃんと眠れる場所よ。」

その言葉に、六皇子は震える手で刀を放り出しました。

翌朝、花芷が出かけた隙に、六皇子はこっそり包子を掴み外へ。
その頃、七宿司はわざと馬車を街中に走らせ、刺客を誘い出す罠を仕掛けていました。
黒衣の一団が姿を現すと、すぐさま包囲網が発動――一網打尽!
ただし顧晏惜は、わざと一人だけ逃がします。

逃亡した男の後を、李猴が影のように追跡。
男が辿り着いた先には、宪王の腹心・魏内侍の姿がありました。
この報告を受けた宪王は怒りに震え、
「ならばこちらから仕掛ける。半数は花家へ、半数は棠溪楼へ行け!」と命令。

その日、棠溪楼では料理対決の幕が上がります。
街の注目が集まる中、花家の面々も応援に駆けつけました。
第一戦は“刀工”。
拂冬は以前の失敗を払拭する見事な技を披露し、梁富貴を圧倒!
観客席からは大歓声が沸き起こります。

そこへ現れたのは――宪王。
「花芷姑娘の茶を味わいたい」と言い、貴人然と席に座ります。
花芷が差し出した茶を一口飲むと、宪王はわざと咳き込み、
側近たちが「毒では!?」と騒ぎ立て、空気が一瞬で張り詰めました。

まさにその時、顧晏惜が颯爽と登場。
「茶が合わぬなら退出なされ。彼女を侮るのは許さぬ。」
花芷の前に立ち、冷然と睨み返します。

その足元――机の下には、怯える六皇子の姿が。
小さな手で包子を握りしめ、息を殺していました。

第二戦は“火加減”。
宪王は興味深そうに見守っていましたが、部下から「どこにも六皇子はいません」と報告を受けると、
途端に顔を険しくし、花芷を別室に呼び出します。

「率直に聞こう。お前が隠している少年――どこにいる?」
花芷は平静を装い、「あの子は私の弟、花柏林です」と答えます。
傍らの顧晏惜は、「彼女は私の内眷。疑うならこの場で聞け」と言い切り、
花芷を守るように立ちはだかりました。

そのころ、厨房では第二戦の結果が出ます。
拂冬が再び勝利し、観客は拍手喝采。
宪王は「うるさい!」と一喝し、窓を閉めさせました。

第三戦、“自由調理”。
梁富貴は得意の炙駱駝峰を披露。
対する拂冬は、自分の代表作「赛駱駝峰」を出します。
材料は高価な駱駝肉ではなく、庶民でも買える魚白。
その繊細な味に、客たちは驚嘆の声を上げました。

花芷は娘のような拂冬を誇らしげに見つめます。
一方、七宿衛は人知れず周囲を包囲し、
宪王の配下である死士たちを静かに制圧。
料理対決の裏で、もう一つの戦いが繰り広げられていました。

勝負が決し、花家の勝利が告げられた瞬間、
宪王は冷ややかに笑います。
「勝ち負けなどどうでもよい。ただ一つ――お前が連れた少年を渡せ。」

花芷は毅然と立ち上がり、
「そのような者はおりません。」ときっぱり答えました。

宪王が手を挙げたその刹那――
扉が開き、七宿衛が雪崩れ込む!

顧晏惜は素早く花芷を抱き寄せ、
冷たく宪王を見据えながら言い放ちます。

「陛下の命により、七宿司司使――顧晏惜、ここに在り。」

室内にざわめきが走り、宪王は凍りついたように動けなくなります。

正体を明かした顧晏惜の堂々たる姿。
花芷を守るその一瞬が、まさに“英雄”の輝きでした。

惜花芷 第28話の感想まとめ

第28話は、張り詰めた緊張と愛情が見事に融合した名シーンの連続でした。
宪王の圧迫に怯まず立つ花芷、そして彼女を守る顧晏惜――
二人の信頼と絆が、静かに燃え上がるように描かれていましたね。

また、拂冬の父との料理対決も感動的。
「魚白で庶民にも食べられる駱駝峰を」という彼女の発想は、
過去を乗り越えた“優しさの料理”そのものでした。

花芷の機転と顧晏惜の決断、拂冬の誇り。
それぞれの強さが光った第28話――まさに見応え満点の回でした。

次回、顧晏惜が宪王とどう対峙するのか、
そして六皇子の存在がついに明るみに出るのか――物語はますます深まっていきます。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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