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クルミットです♪
この話はとにかく展開が多くて、見終わったあとにちょっとぐったりしました。五公主の暴れっぷり、少商の奮闘、そして凌不疑との気まずい夜……いろんなものが詰まった回でした。
それでは32話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 32話のあらすじ
朝廷では、太子の立場が日に日に不安定になっています。三皇子の勢いが増すにつれ、日和見な臣下たちが越氏(えつし)に擦り寄り始めました。小越侯(越氏の若者、太子に敵対する側)もそれを利用しようと、側近と密かに「太子廃位」の算段をめぐらせています。
そんな中、五公主が男性たちを連れて酒楼に現れます。小越侯が「皇族として慎むべきだ」と注意すると、五公主は「この国は文氏のもの、越氏ごときに指図される筋合いはない」とばっさり。
言ってることは正しいんだけど、この場面が後でブーメランになるんですよね……
小越侯はさっそく料理屋の主人に「今夜のことを話のネタとして広めろ」と耳打ちし、五公主の評判を意図的に傷つけようとします。本当に性格が悪い。
噂はあっという間に広まります。少商が太子妃のもとで寿宴(長寿を祝う宴席)の準備を相談していたところへ、五公主が怒鳴り込んできました。少商を怒鳴りつけたあと、太子に向かって「どうせもう太子でいられない、私たちに未来はない」と言い放ちます。
太子が「家族を守るためなら太子の位を退くことも厭わない」と答えると、五公主はさらに激昂。「私が男だったらあなたなんかよりずっとうまくやってる」と言い、さらに「太子妃を娶ったのも同情からでしょう」とまで。
太子が「出て行け」って言ったの、見てて「よかった」ってほっとしました。もっと早く言えよ、とも思ったけど。
五公主はそのまま皇后のもとへ駆け込み、告げ口します。結果、皇后は寝込んでしまい、食事も喉を通らない状態に。
そこへ少商がやってきます。自分で育てたキュウリを持参すると、皇后の表情がやっとほぐれました。少商は「この育て方さえわかれば、いずれ凌不疑にも手伝ってもらえます。皆で一緒に畑を開けますよ」と話し、皇后を笑顔にします。
キュウリが寿宴の先付けになる話、なんかほっこりしました。少商のこういう素直さ、好きです。
一方、長秋宮の前で太子は入るのをためらっています。少商が出てきて「親子として家族を思うことは間違いじゃない。文帝も皇后も、太子の優しさを誇りに思うはずです」と背中を押しました。
その夜、太子は碁盤を持って文帝のもとを訪れます。幼い頃の思い出話をしながら「陛下がいつも私に勝ちを譲ってくださっていたのに、気づくのが遅くなりました。私も家族のためなら同じことをします」と。父子の間に、久しぶりに温かい空気が戻ります。
翌日の朝廷。文帝は臣下の反対を押し切り、太子に三軍の虎符(軍の指揮権を示す証)を委ねます。そして凌不疑に匪賊討伐を命じました。朝廷が終わると、太子は凌不疑を東宮に連れて行き虎符を預けようとします。でも凌不疑は受け取らず、「王隆(おうりゅう・以前の問題人物)を文帝が罰しなかったのは、どうやって説得したんですか」と聞きます。答えは少商の言葉がきっかけでした。
太子は少商と凌不疑のふたりを「自分の福の星だ」と言います。
太子が素直に喜んでるの、嬉しいような。でも凌不疑の顔が険しいのが気になるような。
その後、凌不疑は少商に「なぜ言うことを聞かなかった」と詰め寄ります。少商は「あなたと太子は仲がいいし、皇后にも育ててもらったのに、どうしてそんなにそっけなくできるの」と返します。
凌不疑の答えは「文帝が王家を罰しなかったことで、臣下の不満が皇后母子に向かっている。東宮争いはこれからもっとひどくなる」というものでした。少商にそこまでの読みはありませんでした。ただ皇后への恩返しがしたかっただけ。
「なぜ全部教えてくれないの」と少商が言うと、凌不疑は「話が複雑すぎる。そしてお前は既に局の中にいる。入ったあとに抜けようとしても、もう遅い」と言います。
この「もう遅い」という言葉、少商より私のほうが刺さりました。凌不疑が言うとずっしりくる。
ふたりの話し合いは噛み合わないまま終わります。少商は凌不疑の手を振り払い、ひとりで程家に帰りました。帰宅してから、あの言葉を反芻して……「この縁組、本当に面倒なことになってきた」とやっと実感する少商。
星漢燦爛 32話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、凌不疑と少商の別れ際です。少商が手を振り払ってひとりで帰るシーン、ふたりとも間違ってないのになんでこうなるんだろうって思いながら見てました。
凌不疑の「もう局の中にいる」という言葉、本人にとっては事実の説明なんだと思います。でも少商からしたら「つまり自分のせいで巻き込んだってこと?」って聞こえるんですよね。そりゃ黙って帰りたくなります。
五公主は今話もひどかったです。太子に本音でぶつかるのはまだわかる。でも太子妃に向かって「同情で娶られた」なんて、必要ない一言すぎます。しかも皇后に告げ口するって……皇后の体調を悪くさせているのが自分だと気づいていないのか、気づいていても押し込めているのか。どちらにしても見ていてきつかったです。
少商が皇后のもとへキュウリを持っていく場面は、この回で唯一ほっとしたところでした。自分で育てたものを持っていく、それだけで十分なんですよね。皇后が笑ったのがよかった。
凌不疑が虎符の件で少商の言葉のおかげだったと知り、文句を言いにきた場面もじわっとおかしかったです。感謝と説教を同時にしにきてる。それが凌不疑らしいといえばらしい。
太子が夜に碁盤を持って文帝のところへ行く場面、少商の言葉が太子を動かした瞬間でした。少商の言葉って深い策略じゃなくて「普通の子どもの気持ちで動いていい」という許可みたいなもので、それが意外と一番効くんですよね。
でも少商が程家に帰ってひとりで考え込むラスト、あの孤独な後味がこの回の正直なところだと思います。
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