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クルミットです♪
37話、見ました。前回の寿宴騒動のあとがどうなるか気になっていたのですが、まずは五公主のやらかし劇場が続いて、後半は凌不疑と程少商の間にじわっと溝が深まる回でした。痛快なシーンとしんどいシーンが両方ある、なんとも忙しい話です。
それでは37話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 37話のあらすじ
五皇子と連れ立って戻ってきた程少商のところへ、文帝と宣皇后をはじめとする一行が出てきます。
五公主は先手を打って、「程少商は凌不疑と婚約しているのに五皇子を誘惑した」と糾弾。侍女の春苕も便乗して、二人が会っていた事実を暴露しました。
五皇子は「五公主が自分に伝言を送ってきた」と反論するのですが、五公主はまったく聞く耳を持ちません。
程少商は文帝に事情を正直に話します。五公主がしつこく周りの女娘を脅したり丸め込んだりしていたことも。五皇子もうまく弁明できない状況でした。
宣皇后が頭が痛くなって先に退場してしまうの、正直わかりすぎる。
文帝は「真相を調べる」と言い残して去っていきます。
この日の騒ぎで程少商はずいぶん辛い思いをしたのですが、凌不疑は彼女の潔白をずっと信じていて、あれこれ詮索しなかった。それだけは良かったです。
そして夜中、程少商は単独で動きます。
宣皇后のいる長秋宮まで戻ったあと、真夜中にこっそり瓏圓へ向かって、仕掛けを設置しはじめました。
この人、ちゃんと手を打ってくるんですよね。夜中に一人で。好き。
翌朝、まだ夜明け前。文帝が朝廷に向かおうとしたところに程少商が外から入ってきます。
すぐあとに、ものすごい勢いで五公主が飛び込んできて、程少商に怒鳴り散らし始めました。
昨夜、程少商が廊下に仕掛けたのは泔水(ドブ汁のようなもの)の入った桶でした。
五公主が侍女たちを連れて庭を歩いていたところ、柴扉の門の仕掛けが作動して、頭から泔水が降り注ぐ。さらに藤の鞭で打たれて、草木灰まで顔にかかる始末でした。
笑っていいのかためらいながらも笑いました。やられた分だけやり返してるので気持ちいい。
五公主は文帝に「程少商がやった」と訴えます。
しかしここで越妃が登場して、事態は意外な方向に転がりました。
五公主が越妃に失礼な言葉を使ってしまったため、越妃はその場で五公主を平手打ち。寿宴での陥害をその場で暴き立てます。
凌不疑と五皇子も五公主を告発しますが、舞姫は五公主に脅されていたため、その場で気を失ったふりをして証言を逃げました。
五皇子が「程少商が落水したのは五公主のせいだ」と暴露すると、文帝と宣皇后は激怒します。
五公主はそれでもまったく反省せず、「嫡長公主の自分が程少商を殺しても蟻を踏みつぶすようなもの」と言い放ちました。
この台詞、ゾッとしました。人を人と思っていない。
宣皇后は怒りで顔色が青ざめ、凌不疑は暗い顔でただそれを聞いています。
文帝の判断は厳しかった。五公主を皇陵に半日閉じ込めて思い直させ、その後は公主府での禁足。勅命なしには外出不可。
越妃は洛済通に春苕の処遇を問い詰めます。
洛済通は「父兄に辺境か厳しい土地へ売らせる」と淡々と答えた。その冷静な切り捨て方に、越妃は洛済通が思ったより深い人物だと気づいた様子でした。
一連の騒動がひとまず落ち着いたあと、宮廊に残ったのは程少商と凌不疑の二人だけです。
凌不疑はずっと気持ちが複雑だった。「自分のことを本当に心に置いていないんじゃないか。でなければなぜ何でも隠す?五公主が口を滑らせなければ、ずっと知らなかった」
程少商は反論できません。隠すつもりがあったわけじゃない。でも、子どもの頃からの経験が、誰かに頼ることを難しくしていた。
凌不疑は言います。程少商が楼垚を好きだったのは、楼垚が何も制限しなかったから。自分は無理に引き留めてしまった。それが程少商には息苦しかったはずだ、と。
凌不疑がここで楼垚を出してくるの、自分を責めてるんですよね。見ていてつらかったです。
そう言って凌不疑はすべての感情をしまって、また冷淡な顔に戻って歩き去りました。
程少商は遠ざかる背中に向かって大きな声で言い返します。
「変わらなくていいって言ったじゃない。責めるのはずるい。私、この宮廷に少しずつ慣れてきてるんだから」
でも凌不疑はもう遠くへ行ってしまっていた。
そのあとの凌不疑の行動は速かった。
五皇子からの情報をもとに廷尉府を包囲して、左大人を表で吊るして杖責め。程少商を辱めた女娘たちの家族も含めて8人、全員に罰を与えました。
袁慎はそれを横で見ながら止めるわけでもなく、五皇子たちと一緒にお茶を飲んでいました。
さらに凌不疑は文帝に公主府の男たちを賜死にするよう進言します。
五公主が公主府に戻ると、庭に死体が整然と並んでいて、五公主はそこで初めて本当に崩れました。
男性を囲っていた件は広まって、越家が笑い者になります。田掌櫃は「今は三皇子を太子の座につけることが先決」と判断しました。
場面は変わって太子夫妻。宣皇后の傍に侍りながら、太子妃が五公主の非をしきりに口にする。宣皇后の病状が悪化しないよう、程少商がそれをやんわり遮りました。太子は後で太子妃を叱りますが、太子妃は「報復したい相手は五公主じゃなく曲泠君。あの人が太子に近づかなければ流産しなかった」と言い返す。太子は「何もなかった」と言うけれど、太子妃の傷はそんな言葉では癒えません。
星漢燦爛 37話の感想まとめ
一番頭に残っているのは、凌不疑が背中を向けて歩き去ったあとのシーンです。
程少商が「変わらなくていいって言ったじゃない」と叫ぶのですが、相手はもう聞こえるところにいない。この距離のもどかしさが、ずっと残りました。凌不疑の「楼垚は制限しなかった、自分は制限した」という言葉、当たってるんだけど、そこで自分を責めても何も変わらない。
泔水の罠の場面は、そのあとのしんどさを忘れるくらい痛快でした。程少商がちゃんと夜中に仕掛けを準備して、ちゃんと五公主に返している。巻き込まれた侍女たちはちょっとかわいそうでしたが、それにしても爽快でした。
五公主の「蟻を踏みつぶすようなもの」という台詞は久しぶりに本当にゾッとしました。あそこまで言えてしまう人だというのが今まで以上にはっきりわかって、公主府で死体を見てから泣き崩れる五公主を見ても、正直あまり同情できなかったです。
それよりも、凌不疑が廷尉府で8人を罰するくだりの方が怖かった。感情に任せてやっているんじゃなくて、冷静に計算して動いている感じがする。程少商に背中を向けたのと同じ顔で、別の場所では人を罰している。五公主が庭で泣き崩れている間、凌不疑はきっと普通の顔をしていたと思う。それがいちばん怖かったです。
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