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クルミットです♪
今回の47話、正直ずっと息を詰めながら見ていました。
彭坤の死、霍君華の臨終、雨の中で泣く凌不疑、そして少商の腕血の盟。
これだけのことが一話に詰まっているのに、なんでこんなに静かな回なんだろうと思いました。派手な戦いも大きな対立もなく、でも見終わったあとにどっと疲れる感じ。
それでは47話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 47話のあらすじ
凌不疑が皇帝に報告せず独断で彭坤を捕えて尋問していたことが廷尉府に知れ渡ります。
袁慎が駆けつけると、彭坤はすでに全身傷だらけで衰弱した状態。袁慎は制止を振り切って彭坤を連れ出し、凌不疑に「もし程少商をまた窮地に追いやるなら、自分が代わりに動く」と警告します。
一方、王姈が長秋宮の前で泣き訴えたことで、朝廷でまた口論が起きます。左大人が凌不疑を弾劾しようとしますが、程少商と三皇子に真っ向から言い返されます。太子はいつものように両者をとりなそうとしていますが、凌益は隣で一言も発しません。
この凌益の沈黙が、一番怖かったです。何も言わない人間が動いているとき、一番タチが悪い。
程少商は彭坤と孤城案の関係を皇帝に説明し、王姈の腹中の子を赦してほしいと願い出ます。皇帝は「子供に罪はない」と判断し、彭坤の妻子の安全を約束。北軍獄と廷尉府の合同調査も認めます。
朝議が終わったあと、程少商は凌不疑を無視してさっさと歩き去ります。
王姈から聞かされるまで、少商はずっと知らなかったんです。凌不疑がどれほど深い計算の上で動いていたかを。
凌不疑は、小越候を追い詰めるために、小越候が梁遐と結託して梁尚を殺害し太子になすりつけるのを、わかっていて見ていた。文修君が小越候に陥れられたことも、知っていながら宣皇后には教えなかった。御史台への黒甲衛の乗り込みも、少商の仇討ちというよりは小越候を追い詰めて東宮を先に攻撃させるための罠でした。
太子を兄弟のように慕っているはずの凌不疑が、太子を利用していた。それをどう受け止めればいいのか、少商と一緒に私も少し戸惑いました。
凌不疑に太子を傷つける気はなかった。太子が王淳や楼太傅のような人物を重用し続けることへの危機感があって、あえて東宮を孤立させることで悪影響を排除しようとしていた。
いい意図なのはわかる。でも少商が「私には何も教えてくれなかった」と感じるのは当然です。
そのとき、ようやく凌不疑が口を開こうとします。しかし太子から使いが来て東宮に呼ばれます。実は凌益が手を回して、この父子を会わせようとしたのです。凌不疑は凌益に対して冷淡なまま、白々しいと嘲って出ていきます。
そして王姈が皇帝の勅命を受けて、彭坤に酒肴を持って面会に向かいます。
しかし廷尉府に着いたとき、彭坤はすでに息絶えていました。単独監房に入れられていたために救治の機会を失い、持病の喘症が発作を起こしたのです。
これは、きつかった。
凌不疑は凌益の仕業だと確信しますが、証拠がありません。どうしようもなく、ただ怒りを抱えたまま立ち去るしかない。
手がかりが消えた。
凌不疑は一人、雨の中で酒を飲みながら崩れ落ちるように泣きます。
程少商がそっと近づいて、静かに抱きしめます。「これからどんなことがあっても、ずっとそばにいる」と。
この場面、セリフより先に少商の体が動くんです。何も言わずにただ抱く。それだけで十分でした。
凌不疑がやっと自分の身分を明かそうとした、そのとき。霍君華が危篤だという知らせが届きます。
二人が杏花別院に急いで駆けつけると、崔祐がすでに霍君華の寝台のそばに座って、声もなく涙を流していました。
霍君華は、長い間狂気に囚われていた人です。でもこのとき、臨終の直前だけ正気を取り戻します。そして崔祐こそが本当の相手だったと気づく。気づいたとき、もう手遅れでした。
崔祐がただ泣いているのを見ていて、胸が痛かったです。何十年もそばにいたのに、ちゃんとした言葉一つもらえなかった人が、最後まで泣きながら座っている。
霍君華は凌不疑を呼び寄せます。そこにあったのは深情や後悔ではなく、激しく燃えるような憎しみでした。「復讐を忘れるな」と、繰り返し、繰り返し。
凌不疑が「必ず果たす」と約束すると、霍君華はそのまま力尽きて逝きます。
大雨の夜、杏の花が激しく散りました。
翌朝、凌不疑はひとり霊堂で跪き、ただ呆然としていました。魂が抜けたような顔で。
程少商は自分はこの人を生涯愛すると決めて、腕を噛んで血の誓いを立てます。どんなことがあっても離れないと。
でも凌不疑は霍氏の位牌を見つめながら、少商に真実を告げませんでした。
霊堂の外で崔祐が怒鳴り、凌益を打ちすえています。7日後が凌益の五十の誕生宴で、霍君華を招待するつもりだったのにと。凌不疑はそこで珍しく素直に「宴に行く」と答えます。
少し離れたところで見ていた程少商が、何かに気づいたような顔をします。
星漢燦爛 47話の感想まとめ
一番頭に残っているのは、やっぱり雨の中で泣く凌不疑です。
ただ泣いているんじゃなくて、ほんとうに崩れている感じがしました。強くあり続けてきた人間が限界になったときの泣き方というか。彭坤という手がかりを失って、復讐の道がまた閉ざされて。
そこに少商が抱きしめる。
声をかけるより先に体が動く少商の行動が、好きです。理屈じゃないんですよね。
霍君華の臨終もずっと記憶に残りそうです。正気に戻った霍君華が崔祐に気づいて、でも「遅かった」というあの表情。崔祐が何十年もそばにいたことを思うと、きつい場面でした。
しかも霍君華が最後に凌不疑に向けた目が、愛情でも後悔でもなく、憎しみ。それも霍君華があの長い年月を生き延びた理由だったんだと思います。復讐だけが、あの人をつなぎとめていた。
凌不疑が「行く」と答えた凌益の誕生宴。何かを決めた顔に見えました。ただの和解ではないはずで、程少商もそれを察した様子です。
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