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クルミットです♪
46話は、楼犇の一件がようやく落ち着いて、各人がそれぞれの場所へ向かっていく回です。程始が無事に見つかったり、王延姫の悲しい結末を知ったり。でもこの話いちばんのポイントは、杏仁糕(アーモンドのお菓子)をめぐるエピソードが積み重なって、凌不疑の正体に関わりそうな疑問がくっきりと浮かび上がるところにあります。
それでは46話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 46話のあらすじ
少商の推理通り、精銅の行方が父・程始の居場所を指していました。銅牛県の銅山で、程始は無事に発見されます。
倒れてから5日間、蕭元漪(少商の母)がつきっきりで看病して、程始の体は徐々に回復していきます。そこで蕭元漪は、事の経緯をすべて聞くことになりました。
もともと程始と顔忠は、2000斤の精銅を城外に運んで隠す計画を立てていた。銅牛県が敵に落ちたとき、軍資を奪われないための苦肉の策です。でも、途中で何者かに襲われ、顔忠は一家ごと殺されてしまいました。
一家全員……。そこだけで胸が重くなりました。顔忠の話、あんまり深く触れられてこなかったけれど。
命からがら逃げた程始は、草むらで倒れているところを楼犇に見つけられます。悪意がないと信じ込み、そのまま銅山に匿われ続けた。半分だまされた形です。
程始が目を覚ました部屋に、今度は程老太が泣きながら飛び込んできました。心配しながら息子をなじる、程老太らしい登場の仕方です。蕭元漪が姑をうまくなだめている場面を見て、程始が驚いていました。帰ってきたら嫁と母がすっかり打ち解けていた、という顔で。
程始、長い間家を空けていたんですね。あの婆婆と元漪がここまで……と思うと少し笑えました。
楼犇の案件は正式に決着しました。楼太傅は責任を全部妻に押しつけようとしましたが、逆効果になって妻は実家に送り返され、面目を失います。二房の人々は骅県への移住を決めました。
少商は凌不疑とともに楼垚を見送りに行きます。楼垚は兄の死を目の前で見てしまっているから、今すぐ少商と普通に話せる状態ではなかった。少商は自分のせいだという気持ちを抱えていて、でも楼垚もまだ整理できていない。
続けて何昭君が少商に挨拶に来ます。昔のわがままな娘の面影はなく、目がまっすぐになっていました。「いつかまた会ったら、酒と肉をごちそうします」と言い残して去っていきました。
何昭君、変わったな、とちゃんと思えた別れでした。嫌いな人ではなかったので。
そして、王延姫の話が出てきます。楼犇が死んだあの日から姿が消えていたけれど、後から川に身投げして殉情したと聞かされます。楼家の護衛が川に飛び込んで探したものの、母子とも遺体が上がらなかった。
少商は複雑な気持ちになります。王延姫には何度も助けてもらっていた。楼垚の次に、少商に一番優しくしてくれた人でもあった。だから、素直に哀しかったです。
少商はその日、凌不疑に静かに言いました。自分は裕福さより平穏に生きていたい。ふたりとも、絶対に間違いを犯してはいけない、と。凌不疑は少し黙ってから、何か言いたそうにして、結局ちゃんとは答えませんでした。言えないことがある、という顔で。
それから、凌不疑の母・霍君華が療養している杏花別院を訪ねます。霍君華は凌不疑の乳名を呼びながら、手作りの杏仁糕で迎えてくれました。見た目は元気そうに見えるけれど、実はもう体が限界に近い状態です。霍家の女君が早産で生んだ子で、幼いころから体が弱く、さらに凌不疑を産んだときの難産で長年じわじわと弱っていたと崔祐は知っていました。
少商と崔祐がふたりで外に出ているとき、崔祐がふとこんな話をします。霍将軍の末の息子・霍無傷が、凌不疑と同い年で見た目もよく似ていた。でも性格は正反対で、幼いころの凌不疑は元気で活発で杏仁糕が好きだった。一方、霍無傷は物静かで本好き、杏仁糕を食べると発疹が出る体質だった。凌益はよく霍無傷を凌不疑と見間違えていたと。
ここで嫌な予感がしました。杏仁糕。発疹。見た目が似ている。来るな、と思った。
帰り道に、凌不疑が突然熱を出して体に発疹が出て、少商に寄りかかったまま気を失います。杏花別院で杏仁糕を食べていた。治療を受けて、命に別状はなし。
体が本調子でないまま、凌不疑は彭坤を廷尉府の牢から北軍の獄に引き出して拷問にかけます。孤城案の真相を吐かせるために。彭坤はまったく悔いを見せず、「自分たちが戦場に立つ間に乾安王が得をした。霍将軍は自業自得だ」と言い放ちました。凌不疑の怒りは本物で、殺しはしないけれど生きているのが辛くなるくらいには追い詰めました。
その夜、少商は眠れずにいろんなことを考えて、ひとつの大胆な推測にたどり着きます。そこへ宣皇后が来て、凌不疑の幼いころの話をして帰っていきました。
翌朝、王妗が泣きながら駆け込んできます。彭坤を助けてほしいと。少商には理解できなかった。あれほどひどいことをした人をまだ想えるのか、と。王妗は少商が動かないとわかると諦め、去り際にこう言いました。「凌不疑という人間をちゃんと見た方がいい。あの人が一番恐ろしい」と。
星漢燦爛 46話の感想まとめ
一番頭に残ったのは、やっぱり杏仁糕の流れです。
崔祐の回想が出た瞬間から、頭の中でカチッとはまる音がした気がしました。幼いころの凌不疑は杏仁糕が好きで、霍無傷は食べると発疹が出る。見た目は似ているけど性格は正反対。凌益が見間違えていた。
で、そのあと凌不疑が発疹を出して倒れる。
少商も夜に「大胆な推測」にたどり着いたと書いてあったけれど、たぶん同じことを考えていると思います。視聴者としてはもう答えが透けて見えているような感覚があって、でもそれを確かめる怖さもあって、もやっとした時間でした。
霍君華の場面もきつかったです。限界に近い体で、乳名を呼びながら杏仁糕を作って待っている。元気そうに見えるのがまた。
王妗の「凌不疑が一番恐ろしい」という言葉は、逆恨みとは少し違う響きがありました。彭坤のそばにいた人間が言う言葉として、何かを知っているからこそ出てきた警告だとしたら、少商に届いてほしいと思いながら、でも届かなそうで、それがひっかかっています。
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