春花焔 第6話 芍薬の刺青を追うメイリン、自ら手首を焼いて囮になる覚悟

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6話はかなり密度の高い回でした。鴻臚寺(こうろじ)に入ったメイリンが張印の手がかりを追うあいだ、慕容璟和との共闘がじわじわ形になって、その一方で兄弟間の亀裂も一気に大きくなる。そして最後にメイリンが自ら焼き鉄で手首を焼く場面まで、緊張の続く回でした。

それでは6話を一緒に見ていきましょう!

春花焔 6話のあらすじ

メイリンは慕容璟和に、ふたりには共通の敵がいると話します。青州と威北軍の仇を討つために協力してほしい、たとえ自分が刃になってもかまわない、と。

「自分が刃になっても」って言い方、軽く聞き流せなかった。

ちょうどそこへ越秦が景王府を訪ねてきて、メイリンを鴻臚寺に連れ戻して礼儀や文物を学ばせたいと申し出ます。メイリンがあっさりOKするのを見た慕容璟和が、すぐさま彼女を自室に連れ込んで「おまえは俺の人間だ。越秦と組もうなどと考えるな」と釘を刺す場面がありました。

完全に嫉妬で動いてるのに、本人はそうは言わないんですよ。

でも肝心のメイリンは怒るどころか嬉しそうで、さっそく情報を提供します。張印を匿っている女性の首元に芍薬(しゃくやく)の刺青があること、その女を見つければ張印の居場所がわかると。慕容璟和は越秦との間のことを細かく報告しろと言いますが、メイリンは「越秦は良い人です」とあっさり返す。それが余計に気に入らなかった様子。

越秦に連れられて鴻臚寺に戻ったメイリン。越秦の弟・子顧が、メイリンが兄の命の恩人だと知って仲を取り持とうとするのですが、越秦本人にきっぱり断られます。側近の書墨は「炎帝に疑われれば西焉(せいえん)に戻れなくなる」と心配しますが、越秦はやめません。メイリンが昭京を離れられる方法が、これしかないから。

越秦、自分のリスクをわかったうえで動いているのが切ない。

鴻臚寺には西焉の美女が百人集められましたが、メイリンはなかなか芍薬の刺青を持つ女性を見つけられません。そこへ慕容璟和が訪ねてくると、冷たい水に浸かっているメイリンを発見します。「幻覚を見たのでは」と言いかけて、自分が赤茯子(せきぶくし)という幻覚を引き起こす薬を使ったことを思い出し、「あの女は確実にいる」と確信するのです。

ふたりで幻覚の記憶を一緒にたどる場面、静かで良かったです。「その赤茯子を私のために探してくれたの?」とメイリンが聞くと、慕容璟和は「牢から引っ張り出した手間が無駄になる」と照れ隠しみたいなことを言う。心配だとは絶対に言わない人。

この言い回し、もう少しでかわいいと思いそうになった自分がいた。

翌朝、慕容璟和が父・慕容乾と将棋を打っていると、殷落梅を冷遇していると叱られます。そこへ兄の慕容玄烈が来て張印の件を手短に済ませようとした。兄弟ふたりで栄安殿に向かうと、慕容玄烈が昔の話を持ち出して亡き母上のことを語り始めます。

慕容璟和は「その兄弟仲良しの演技、飽きないな」と真顔で切り捨て、仮面を完全にはがしにいきます。慕容玄烈は「母を死なせたのはお前のせいだ、お前に皇太子の座を争う資格はない」と刺してきますが、慕容璟和は「奪われたものは必ず取り戻す」と静かに返す。

静かに返せば返すほど怖い、という人がいることを知った。

その後、慕容玄烈の手下から「文華閣から逃げ出した女が鴻臚寺に消えた、西焉の武術を使い手首に火傷がある」という報告が届きます。捜索の手がメイリンの周辺に確実に迫ってきていて、じわっと嫌な感じがしました。

鴻臚寺では尚ばあやが先皇后の刺繍屏風を女性たちに見せていました。ふと振り返ると廊下に慕容璟和が立っていて、メイリンは彼が母の霊位を前に悲しんでいた場面を思い出します。屠城(城を焼き尽くす行為)をしたことなど一度もないのに、母上は信じてくれなかったという痛み。見ていて、慕容璟和という人の孤独が少し見えた気がしました。

その夜、西焉の娘・阿玳が手作りの灯果餅をメイリンに持ってきます。初めて作ったので苦くなってしまったと言って、「明日また新しく作る」と笑う阿玳。このやりとりが、後になって効いてくるんです。

メイリンは阿玳の手首に火傷の跡があることに気づき、美白の薬を飲んでいることも知ります。その薬を慕容璟和に渡しながら「芍薬の女は男かもしれない。芍薬の刺青は喉仏を隠すために描いたのでは」と話します。

この発想が出てくるメイリン、普通じゃない。

慕容璟和は手首に傷のある人間を大勢用意して相手の目を欺く策を打ちます。ところがそこへ、阿玳が急死したという知らせが。毒キノコによる死とされましたが、メイリンは誤食では絶対ないと確信します。

深夜、尚ばあやが毒キノコを埋めているのを目撃したメイリンは変装して問い詰め、「手首に傷のある人間を探している」という事実を引き出します。

そして——メイリンは自ら焼いた鉄鉤で手首を焼き、自分を囮にすることを選びます。

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春花焔 6話の感想まとめ

一番きつかったのは阿玳の死でした。前の夜に「苦くなったからまた明日作る」と笑っていた子が、次のシーンではもういない。悪いことを何もしていない子が、ただそこにいたというだけで消えてしまうのがしんどかったです。

慕容璟和と慕容玄烈の対決場面は、感情をぶつけあうというより静かに切りつけあう感じで、見ていて体が固まりました。母の死を使って刺してくる慕容玄烈もひどいですが、「奪われたものは取り戻す」と崩れずに返す慕容璟和が怖くて、でも折れていないことにほっとして。複雑な気持ちになりました。

メイリンが自分の手首を焼く場面は、もう何も言えなかった。5話から続く「自分が刃になってもいい」という言葉がここで本当の形になった気がして、この人は後退するつもりが最初からないんだなと思いました。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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