春花焔 第8話 眉林に打ち眠らされた璟和と、上巳節で偽の恋人を演じた夜

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

8話は盛りだくさんでした。殷落梅(いんらくばい)の取り調べ、璟和(けいわ)が鴻臚寺(こうろじ=外国の来訪者を迎える宿舎)に強引に引っ越してくる流れ、眉林(びりん)が璟和を打ち眠らせる場面、そして上巳節(じょうしせつ=旧暦三月三日の祭り)での偽カップル。甘くなりそうでなりきれない、もどかしい話数でした。

それでは8話を一緒に見ていきましょう!

春花焔 8話のあらすじ

殷落梅が眉林に、なぜ和親団に紛れ込んだのかを問い詰めます。眉林は正直に答えます。慕容璟和(ぼうようけいわ)を殺すためだ、と。目的は青州(せいしゅう)の恨みを晴らすこと。

ここの眉林、怖いくらい落ち着いているんですよね。「殺す」という言葉をさらっと言える人って、本当に覚悟が決まってる人だと思います。

そこへ越秦(えっしん)が現れ、殷落梅に「自分が調査を手伝う」と申し出ます。本音は眉林を逃がしたいということですが、殷落梅は眉林が西焉(せいえん)のスパイではなく青州の遺孤(孤児)に近い存在だと見抜きます。ただ武術の腕が高すぎるため、引き続き調査が必要との判断でした。

璟和は暗がりでこの会話を聞いていました。東宮(皇太子側)がここ最近ずっとおとなしかった理由が、殷落梅を使って自分を追い詰めようとしていたからだとわかった瞬間。

璟和の状況、ちょっと気の毒すぎます。自分の家族に陥れられているわけですから。

眉林の身分に問題がないと確認した璟和は、書墨(しょぼく)の行動を追うことにします。しかし越秦が眉林の恩人であり、父皇とも旧知の仲だということを踏まえ、書墨を拘束するのはひとまず保留。代わりに「眉林の刺繍の監督」という名目で鴻臚寺に引っ越してきます。

強引すぎる理由ですが、これが璟和らしいというか。理屈で動いているようで、けっこう感情で動く人です。

別室では眉林・越秦・子顧(しこ)公主の三人でお酒を飲んでいました。子顧公主が酔った勢いで二人をくっつけようとしますが、眉林は正面から受け取りません。書墨が慌てて子顧公主を連れ戻しにきて、その場は解散に。

書墨はその夜、自分の腕の傷に薬を塗りながら考えていました。張印(ちょういん)に路引(旅行証明書)を手配できるなら、眉林にも同じことができる。上巳節の夜、黒市を通じて手に入れた路引を使い、眉林を昭京から逃がす計画を璟和に報告します。

翌朝、璟和が鴻臚寺に強引に乗り込んできました。眉林は調査に何か進展があったのかと思いますが、璟和は何も言いません。そして皇太子が羽林衛(親衛隊)を刺繍部屋の監視に使っていたため、璟和は眉林と同じ寝床を使わざるを得なくなります。

同室どころか同じ寝台って、この展開どうした、という感じなんですが、そこに妙な甘さがなくて、むしろ璟和の孤独が見えてくる場面になっているのが不思議でした。

眉林は気づきます。璟和が寝るとき、いろんな「ルール」があることに。体の向きとか、物の置き方とか。そしてしょっちゅう目が覚める。いつも危機の中で生きているから、眠っている間も気が抜けないのだと。

これは習慣じゃなくて防衛反応です。璟和はずっとそうやって生きてきた。

眉林が取った行動は、璟和を打ち眠らせることでした。そのまま夜が明けるまで、ずっとそばで見張り続けます。

璟和が目覚めると、当然怒ります。なぜ打った、と。でも眉林はぶれない。あなたが眠れていなかったから、それだけです。言い訳のなさが、かえってぐっときます。

怒りながらも璟和はあることに気づきます。眉林に味覚がないことを。問い詰めると、眉林は素直に話します。青州の大火事の後から、味がわからなくなったと。

この告白、本当に淡々としていて、そこがきつかったです。「あの日から」ではなく「青州の大火の後から」という言い方に、彼女が背負ってきたものが全部詰まっている気がして。

清宴(せいえん)から書墨が上巳節に張印と会う計画だという報告を受けた璟和は、すぐに清宴へ眉林の味覚を治す薬の処方を探すよう言いつけます。セリフ一言で済ませているのに、その重さが妙に残ります。

その頃、子顧公主は貴妃の礼法練習に付き合わされていました。假山の陰に隠れて炎帝の不可解さについてこそこそ話していたら、すぐそばに慕容乾本人がいた、というオチ。

殷落梅は宮中に入り、貴妃となった叔母に会います。叔母は殷落梅が璟和を想っていることを知っていますが、誰の目にも皇太子の慕容玄烈(ぼうようげんれつ)が殷落梅に気があるのは明らかです。

実際、慕容玄烈は殷落梅のもとへやって来て、上巳節の夜に一緒に火龍(祭りの龍の行列)を見に行こうと誘います。殷落梅は断れずに承諾します。

上巳節の夜。眉林と璟和は恋人のふりをして祭りを歩きます。二人でいる場面は、この話の中で一番柔らかい空気でした。

清宴が書墨の後をつけ、璟和に連絡を入れます。璟和と眉林が向かった先で、偶然にも慕容玄烈と殷落梅に出くわします。眉林が璟和のそばにいるのを見た殷落梅は、表情を押し殺して先に立ち去ります。

その直後、眉林が硫黄の匂いを感じ取ります。振り返ると、挙動不審な男が清音閣(せいおんかく)へ入っていくのが見えました。璟和と眉林は向かいの部屋から様子を観察します。書墨はなかなか張印と会えず、痺れを切らして階段を上り始めます。その後ろに、越秦が静かについていく。

二階から眺めていた眉林は、その光景を見てしまいます。越秦が、なぜここにいるのか。

スポンサーリンク

春花焔 8話の感想まとめ

この話で一番残ったのは、璟和を打ち眠らせた後の眉林の場面です。

復讐のために紛れ込んだ相手のそばで、夜通し見張りをする。眉林自身も、なんでこんなことしてるんだろうと思っていたんじゃないか。でも手が動いてしまった、という感じがして、理屈よりずっと正直な場面でした。

璟和が日々どれだけ気を張って生きているかが、あの「眠れない体」に全部出ていました。普段は飄々として見えるのに、寝ている間も無防備になれない。それが何年も続いてきたわけですから、体がいろんなことを覚えてしまいます。

眉林の味覚の話も、さらっと出てきたわりにずっしりきました。青州の火事が彼女にとって何だったかは、もう語らなくてもわかる。味がしない、ただそれだけで十分でした。

璟和がすぐに薬の処方を探すよう動いたのも、セリフ一言で済ませているのに重かった。

上巳節の偽カップル場面は、この話の中で数少ない柔らかい時間でした。でも、その直後に越秦があの場所に現れる。恩人だと思っていた人が、張印と何らかの接点を持っている。眉林はその光景を、二階からひとりで見てしまいました。越秦への信頼が揺らぐかもしれない瞬間を、誰にも言えないまま抱えることになります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
運営者情報・編集ポリシー

コメント

コメントする