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クルミットです♪
28話はずっと「姻縁樹のシーン」が頭から離れませんでした。二人で名前を書いた札を掛けて、白小笙が願い事をして目を開けたとき、卓瀾江の姿がない。その静かさがずっと引っかかる回です。それでは28話を一緒に見ていきましょう!
花間令 28話のあらすじ
白小笙が一生懸命作った料理と鶏のスープを前に、卓瀾江が「なぜ自分のことが好きなの」と聞きます。白小笙の答えが素直でした。みんなは潘樾のほうが男前だと言うけど、自分には卓瀾江が一番かっこいいと。「情人眼里出西施」、好きな人の目には西施(古代の美女)に見える、というやつです。
卓瀾江は笑ったけど、その笑顔の裏に憂いがあった。彼女が来てから家で洗濯して料理するばかりで、外に出る楽しみもない。それを気にしてたんですね。
それで街へ連れ出すことにしました。白小笙は最初乗り気じゃなかったのに、「一日ずっと一緒にいる」と聞いた途端に着替えに走るのがかわいかったです。
街では五十両の玉を気に入りましたが、値段を見て諦めました。そして二人がたどり着いたのが姻縁樹。名前を書いた札を掛ければ永遠に一緒にいられると言われている場所です。白小笙が恥ずかしそうにしていると、卓瀾江のほうから「願い事しよう」と言い出しました。
自分から提案したのが良かったです。無理に引っ張ったわけでもなく、からかったわけでもなく、普通に。だからこそ白小笙の願い事がつらくて。
白小笙が心の中で願ったのは「一生の幸せ」ではなかった。どんなに険しい道でも、卓瀾江の傍らにいられますように、と。一生一世を求めるのは贅沢すぎると思っている。それだけで十分欲張りじゃないのに。
目を開けたとき、卓瀾江の姿はありませんでした。
姻縁樹の前に一人残された白小笙。名前の札を二人で掛けたのに、願い終わったらもう一人。この画がずっと頭に残ります。
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場面が変わって、白小笙は潘樾と楊采薇のところへ行き、また卓瀾江が行ってしまったと話します。そこで楊采薇が気づきました。白小笙の家で嗅いだ香料の匂いが、ずっと追っていた黒幕のものと同じだったのです。
白小笙が姜族の商人から買ったと聞いて、二人はすぐ調べに行きます。羊の角の模様は姜族の徽章。朝廷は長年姜族と戦を続けていて、多くの姜族の人々が洛西に移り住んでいた。黒幕もその一人で、羊角の雲模様を目印に、朝廷の中に密かに勢力を作っていたということです。
白小笙が日常の買い物で使っていた香料が手がかりになるとは思っていなかったので、ここはちょっと驚きました。彼女は何も知らずにいるのに。
洛西出身の官員には出世の機会がないため、黒幕は籍を変えた可能性がある。潘樾は部下の阿澤に調査を任せることにします。
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一方、太尉の妻・賈夫人は郡主(身分の高い令嬢)の婚礼の準備で忙しくしていました。そこへ司馬家の令嬢が来て、潘樾と楊采薇が親密にしているところを見たと告げ口しますが、賈夫人に「人の陰口を言うな」と叱られます。
賈夫人は潘樾を家宴に招き、楊采薇とのことを問い詰めて「これからは心の中も目の中も郡主だけにしなさい」と警告しました。食事の後、賈太尉が潘樾を庭に誘い、駙馬(皇族の婿)としての心得を語り始めたそのとき——
卓瀾江が塀の外で待ち伏せていました。
飛び出して、潘樾を刺した。
楊采薇は知らせを聞いて動揺しますが、傷は深くなかったとのこと。ただ刺したのが卓瀾江だとわかって、頭が混乱したと思います。
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楊采薇は居ても立ってもいられず、太尉府へ様子を見に行きます。郡主の取り計らいで潘樾と会うことができ、潘樾は説明します。卓瀾江は殺す気がなかった。あれは黒幕の組織に潜り込むための「証明」として刺したのではないか、と。今頃、卓瀾江の立場は相当危ういはずだと言います。
潘樾が言うから信じられるけど、白小笙にはまだ何も伝わっていない。知ったときがこわい。
卓瀾江はすでに「水波紋組織」の一員になっていました。厳重な監視の中、陳大人もそこに潜伏している。黒幕はまだ卓瀾江を完全には信用していない状態です。
花間令 28話の感想まとめ
一番残ったのは、やはり姻縁樹のシーンです。
白小笙の願い事の中身が切なかった。「一生一世の幸せ」ではなく、ただ傍にいられれば、という願い。それだけでも贅沢だと思っているのが、もうすでにつらい。
目を開けたら一人だった、その事実だけがそこにある。泣いたとも書かれていなくて、ただ一人でいた。その後で潘樾たちに「また卓瀾江が行ってしまった」と言う。「また」という一言が重かったです。
卓瀾江が潘樾を刺したシーンは、たとえ死なせるつもりがなくても刺したという事実が残ります。組織に入るために必要だったとしても、刺した。潘樾はそれを理解して庇っているけれど、白小笙はまだ知らない。
賈夫人の「心の中も目の中も郡主だけに」という言葉は、じわっと来ましたね。あの宴の場にいた全員がそれぞれ別の目的で集まっていた感じが、不穏でした。賈夫人は最初ちゃんとした人かと思ったら、全然そんなことなかった。
姻縁樹に掛けた名前の札は、今も二人分そこにある。白小笙はそれを知っているけれど、卓瀾江は今ごろ監視の中で機会を待っています。
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