ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ついに最終回です。全32話、本当に長かった。
賈太尉という男が許せなくて、楊采薇と潘樾の二人を応援しながらずっと見てきたこのドラマも、今日でおしまいです。最後まで緊張が続いて、見終わってしばらく息が整わなかったです。
特に白小笙のところが、ずっと頭から離れなくて。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
花間令 最終回(第32話)のあらすじ
賈太尉が大司馬に就任する式典の日がやってきました。
潘樾と楊采薇は、卓瀾江がまだ姿を現していないことをずっと心配していました。そこへ白小笙のもとに届いたのは、卓瀾江の遺体でした。
卓瀾江は死ぬ直前、叔父に「白小笙のそばに連れ帰ってほしい」と頼んでいたそうです。その最後のお願いが、遺体という形で届いた。白小笙がどんな気持ちだったか、想像するだけでつらかったです。
卓瀾江の手は、死んでもなお固く握りしめられていました。白小笙がそっと開くと、手の中にあったのは飴玉でした。白小笙は泣き崩れます。
式典が始まり、兵符が授けられようとしたその瞬間、楊采薇と潘樾が郡主の霊牌を掲げて現れ、中止を訴えました。郡主の死には敵国の間者が関わっている、という告発です。潘樾の父もこのとき、皇后に向かって「息子の話を聞いてほしい」と懇願しました。
皇后が二人を呼んで話を聞くことになりました。賈夫人は郡主が追い詰められて自害したという話を信じようとしません。しかし潘樾と楊采薇はその場ではっきりと言います。郡主を死に追い込んだのは賈太尉だ。その正体は、姜族の間者だと。
証拠がまだ揃いきっていない状況で、あの場でそれを言い切る二人はすごかったです。捕まるリスクがあることは二人もわかっていたはずで。
十年前、楊采薇の父は告発文を受け取り殺されました。十年後、楊采薇と潘樾の婚礼をきっかけに一連の事件が動き出し、二人の調査が賈太尉の企みを明らかにしていきます。
賈太尉と孫大人は「証拠などない」と余裕の態度でした。そこへ楊采薇が連れてきたのが、雲裳と凌児です。
雲裳は生きていました。十年前、賈太尉と敵国が交わした密書を拾い、命の危険を察して楊采薇の父に告発文を送っていたのです。しかしすぐに楊父の死亡の知らせが届いてしまいました。雲裳はその密書を太后に差し出します。賈太尉は否定しました。
潘樾が「指書で確認できるはず」と提案しますが、賈太尉が手袋を外すと指に怪我をしていました。皇后は「先日、小太子を守るために馬車に手を轢かれた。賈太尉は殿下をお救いした方だ」と言い、二人の言葉を信じません。
この男、最後の最後まで手を抜かないんですよ。怪我まで「準備」していたのかと思うと、本当にゾッとします。
そのとき、白小笙が卓瀾江の遺体を引きずって現れました。重要な証拠があると言って。
楊采薇は無残な卓瀾江の姿を見て、感情が崩れそうになります。皇后は「遺体に証拠などあるか」と言いますが、楊采薇はその場での検死を申し出ました。楊父の死に疑念を持っていた官僚たちも、機会を与えてほしいと皇后に懇願します。
楊采薇は涙をこらえながら、卓瀾江の体を調べました。鞭打ちや殴打による傷がほとんどで、自分で刺したと見られる箇所が三か所あります。その刺し傷の位置が、帳簿の隠し場所を指し示していたのです。
卓瀾江は拷問を受けながら、体を使って最後のメッセージを残していた。そのメッセージを読み解くために、楊采薇は親友の遺体を検死しなければならなかった。きつかったです。
潘樾が帳簿を探しに向かいます。賈夫人は「潔白なら好きに調べればいい」と言いました。刻限が迫っても潘樾は戻らず、楊采薇が焦る中、時間になって潘樾が連れ戻されました。
実は潘樾は、義父を通じてこっそり皇后に情報を伝えたうえで、自ら賈太尉を人質に取っていました。賈太尉も兵を用意していましたが、潘樾はすでに援軍を手配していました。皇后は賈太尉を天牢に投じるよう命じます。
そのとき賈夫人が動きました。彼女は自分の手で夫を殺しました。
都が落ち着きを取り戻すと、青帝は禾陽へ帰ることになりました。雲裳が謝罪しますが、青帝は受け入れず、「残りの人生を自分に恥じない生き方をすれば十分だ」と告げて去ります。
潘樾は皇帝に拝謁し、禾陽の県令として戻ることを申し出ました。そして父に会いに行き、別れを告げます。父子の間にはまだ溝がありますが、それでも父と子です。
この場面、大げさな和解がないのがよかったです。すぐには埋まらないものがある、でも繋がっている、という感じが正直で。
上官蘭が楊采薇に会いにきました。本当は上官芷の姿を一目見たかったのだと思います。上官芷に非があったとわかっていて、楊采薇を責めるつもりはないと伝えます。この世界のどこかに、もう一人の上官芷がいる。それだけで彼には十分だったのかもしれません。
白小笙は卓瀾江のために墓を立てました。卓瀾江はかつて「賈太尉を倒したら禾陽に帰って三日三晩飲み明かす」と言っていました。楊采薇が桂花酒を持参し、親友に捧げます。白小笙はどこか静かな顔で、もう少し一緒にいたいと言いました。
二人で過ごした日々を振り返りながら、白小笙は心の中でずっと前から卓瀾江を夫だと思っていた。何千回も、心の中で彼と夫婦になっていたと。
楊采薇と潘樾は今の穏やかな禾陽の景色を眺めながら、かつてここが罪に満ちた場所だったことを思い出しました。清廉を取り戻すためにこれほど大きな代償を払うことになるとは、二人も思っていませんでした。嵐は過ぎ去り、二人は寄り添っています。
そして最後、潘父が賈太尉の令牌(れいはい・通行証のような証)を調べると、そこに刻まれていたのは「二」の字でした。
まだ誰かいる。あの一文字で、話が終わった気がしなくなりました。
花間令 最終回の感想・大結局まとめ
一番きつかったのは、楊采薇が卓瀾江の検死をする場面でした。
親友の遺体を前に感情を押し殺しながら、傷の位置を読み解いていく。卓瀾江は拷問されながら自分の体を使って帳簿の場所を伝えようとしていた。その事実を自分の手で確かめなければならなかった楊采薇の場面は、見ていて言葉が出なかったです。
白小笙が卓瀾江の手から飴玉を見つける場面も、ずっと残っています。死んでも握りしめていたもの。それが飴玉だったこと。卓瀾江という人がどういう人だったか、あの一場面に全部詰まっていた気がします。
全32話を通じて、このドラマが好きだったのは脇のキャラクターを最後まで大事にしていたところです。楊采薇と潘樾の主軸がありながら、白小笙と卓瀾江の関係、父子の間の埋まりきらない距離、上官蘭の静かな気持ち、そういったものが最終回まで丁寧に扱われていました。
賈夫人が自らの手で夫を殺した場面は、驚きと一緒に「この人にも何かあったのだろう」という気持ちがありました。全部はわからないけど、あの行動にはいろいろ含まれていた。
最後の令牌の「二」は続編への布石なのかどうかはわかりません。でも、あのまま終わるには少し重たいものが残りました。続編があればまた見てみたいです。
白小笙が墓の前で静かに「もう少しそばにいたい」と言っていた姿が、この最終回で一番心に残りました。
コメント