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クルミットです♪
25話は、テイジという人物の本当の怖さがはっきり見えてくる回でした。セツブのことが気になって、でも目をそらせなくて、気づいたら終わっていました。テイジがここまでやるとは思っていなかったので、ちょっと呆然としながら見ていました。
それでは25話を一緒に見ていきましょう!
蘭陵王 25話のあらすじ
テイジはセツブとカン・ショウトウの居場所を突き止め、コウ・チョウキョウが進める盗賊退治の作戦に協力してほしいと頼みます。そしてセツブとの間で暗号を取り決め、賊の巣窟に伏兵がいるかどうかを花火の合図で知らせる役割を担わせました。
表向きはただの連携です。でもこのとき、テイジの頭の中には最初から別の計画がありました。
翌日、テイジはランリョウオウの作戦通りに動きます。賊が狙っている金持ちの娘を演じて賊の巣窟に潜り込み、内部の状況を探るという囮の役割です。危険なことを引き受けているのは確かで、それ自体は度胸があると思います。でも。
テイジは潜り込んだ後、コウ・チョウキョウが攻め込む予定を賊に話して逃げる時間を与えました。囮になったのは最初から陥れるためだったんです。
それだけでは終わりません。テイジは自分で刀を使って自分の体を傷つけ、賊に乱暴されたように見せかけて戻ってきます。被害者を装って、コウ・チョウキョウの前に立つわけです。
一方、セツブは約束通りに動きます。暗号の花火(火樹銀花)を打ち上げてコウ・チョウキョウを助けようとした瞬間、テイジが事前に仕掛けていた爆薬と落石が炸裂して、コウ・チョウキョウたちの進路が完全に塞がれてしまいます。
作戦は失敗。賊は逃げました。
セツブが花火を上げたことと、道が塞がれたことが同時に起きて、見ていても「あっ」となりました。タイミングまで計算されていた。
コウ・チョウキョウはセツブを誤解します。自分とテイジの関係を気にして尾行していたのではないか、そのせいで作戦が台無しになったのではないか、と。
テイジはそこで楚々と立って、悲しそうな顔をしています。傷を負った被害者として、コウ・チョウキョウの隣にいます。
コウ・チョウキョウはテイジに「名分を与える」と言います。つまり、正式に自分の側近として、あるいはそれ以上の立場として迎えるという意味です。
セツブはそれを聞いて、黙って去ります。反論もしない。泣きながら訴えるでもない。ただ、その場を離れていく。
あの場面の雪舞の背中がきつかったです。何も言えないまま去るしかない状況に追い込まれていて、見ていてこっちまで胸が痛かった。
セツブが去った後、ヨウ・シシンがコウ・チョウキョウに声をかけます。今回の一連の出来事には、いくつかおかしな点がある、と。
コウ・チョウキョウはその言葉を受けて、テイジへの疑いを持ち始めます。
そして間もなく、テイジのもとに一通の密書が届きます。賊からの脅迫でした。「今日の申時(午後3〜5時頃)に西郊外まで来い。来なければ、お前が賊と内通していた事実をコウ・チョウキョウに暴露する」という内容です。
テイジは逆らえず、軍の陣屋をこっそり抜け出して指定の場所に向かいます。
でもそこはコウ・チョウキョウが仕掛けた罠でした。
罠に踏み込んだ瞬間、テイジのしてきたことが全て明らかになります。追い詰められたテイジはコウ・チョウキョウに向かって、許してほしいと頼みます。
蘭陵王 25話の感想まとめ
一番きつかったのは、コウ・チョウキョウが「名分を与える」と言った場面です。
テイジが傷ついて隣に立っていて、コウ・チョウキョウが誤解したまま庇おうとして、セツブがそれを聞いている。三人が同じ空間にいるあの構図が、見ていて息苦しかった。
セツブは何も言わないんですよ。自分が罠にはめられたこともわかっていないまま、ただ傷ついて去っていく。
黙って去る雪舞と、泣きそうな顔で見送るコウ・チョウキョウの間に、テイジが静かに立っている。あの画、しばらく頭から消えないと思います。
テイジという人物、最初から好きじゃなかったんですが、今回で決定的になりました。自分で傷つけて被害者を演じる、というのはそこまでするか、という感じで、嫌悪というよりも怖かった。
ヨウ・シシンが動いてくれたことは本当に良かったです。彼が「おかしい」と声に出してくれたからこそ、コウ・チョウキョウが疑いを持てた。誰かが一言言ってくれるだけで流れが変わることって、こういうドラマでよくありますが、それでも毎回ほっとします。
テイジが罠にかかって泣きながら許しを乞うシーン、すっきりしたかというと正直そうでもなくて。セツブはもう去ってしまった後なので、「もう少し早く気づいてほしかった」という気持ちのほうが大きかったです。
テイジが泣いて謝っている顔より、あの静かに去っていくセツブの背中のほうがずっと残っています。
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