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クルミットです♪
コウチョウキョウとセツブが、ようやく一息つけた回でした。ふたりだけの静かな時間。でも、その間に宮廷では恐ろしいことが起きていて、見ていてなんとも落ち着かない29話です。
それでは29話を一緒に見ていきましょう!
蘭陵王 29話のあらすじ
皇帝コウタンの寝室に「幽霊が出る」という噂が流れ始めます。夜も眠れなくなったコウタンのもとへ、太子コウイが様子を見にやって来ます。父を気遣う素振りを見せるコウイに対し、コウタンは「もっと蘭陵王を見習え」と言い放ちます。
コウイが一番聞きたくない言葉を、よりによってコウタン本人が言うんですよね。
一方、ダンショウやアントクオウたちに説得されて、コウチョウキョウはセツブを連れてしばらく宮廷を離れることにします。向かった先は、コウチョウキョウの母親がかつて暮らしていた旧居。ふたりはそこで、久しぶりに穏やかな日々を過ごします。
旧居での場面、コウチョウキョウの表情が少しだけ柔らかくなっていて、こんな顔もするんだと思いました。
しかし宮廷の方は、穏やかどころではありませんでした。牢に入っていたソテイが動き出します。コウイが迷信深いことに目をつけ、それを巧みに利用して出獄することに成功。そのまま太子コウイと手を組みます。
ソテイ、やっぱり怖い。牢の中でもちゃんと計算していたんですね。
ソテイがまず打った手は、「鬼の仕業」を演出することでした。子どもを殺してその死を利用し、宮中で「鬼がドアを叩く」という怪異を作り出します。これに怯えたコウタンは「天の祟りを避けるため」として太上皇(引退した皇帝)への移行を決断し、太子コウイへの譲位を受け入れます。
子どもを使うあたり、もう本当に容赦がない。
コウイは皇位を手にすると早速、官職を売って国庫を補填しようとします。コウタンが実態を確かめに行くと、コウイが取り立てた官僚たちは進んで貢ぎ物を差し出して見せます。コウタンはそれを見てソテイを褒めました。コウタンにはすべてがうまくいっているように見えている。
コウタンが「よくやった」と言う場面、なんかいたたまれなかったです。
蘭陵王 29話の感想まとめ
一番きつかったのは、ソテイが子どもを殺した件です。「鬼の演出」のためだけに命を使った。政治的な計算としては理解できる部分もある。でも、それを淡々とやれる人間がコウイの隣にいるという事実が、もう。
コウチョウキョウとセツブが旧居で静かに過ごしている間に、こんなことが起きていたと思うと、見ていて申し訳ないような気持ちになりました。ふたりには何も知らせないで、という願いと、早く戻ってきてという気持ちが同時にある。変な感じです。
コウタンの「もっと蘭陵王を見習え」という一言も、ずっと引っかかっています。本人は褒め言葉のつもりだと思う。でも、コウチョウキョウがその言葉にどれだけ追い詰められてきたか。コウタンは最後まで気づかないまま終わりそうで、それがまた切いです。
コウイが皇位に就いて、ソテイが隣で満足そうにしている。その並びが、見ていてじわっと嫌でした。
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