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クルミットです♪
今回は蜀紅錦の第17話です。朱小娘がついに桑十四郎への返事をはっきり出します。そして季英英は新しい織物を作るために競売を仕掛けるという、なかなか大胆な回でした。牛五娘と趙修縁の夫婦関係もぎくしゃくしていて、見ていてハラハラする場面が多かったです。それでは17話を一緒に見ていきましょう!
蜀紅錦 17話のあらすじ
朱小娘は桑十四郎に、はっきりと拒絶の言葉を伝えます。自分が思い描く理想の相手は彼ではない、傷つけたくないからこそ、これ以上引き延ばしたくないと言うのです。
これは桑十四郎、きついですね…
一方、晟豊沢は寧黛を使って周旺を買収し、織り物の型紙にあたる「花本」を複製させます。糸と一緒に少しずつ南詔へ運ばせる計画でした。花本自体は于家に置いたままにして、季英英の才能に目をつけ、彼女が驚くような成果を出すのを待つつもりのようです。
季英英は家で蜀紅の糸を染めていました。そこへ楊静瀾が検査のふりをしてやってきます。実際は季英英に会いに来ただけでした。季英英はわざと相手にしません。楊静瀾は晟豊沢に気をつけるよう忠告します。素性のはっきりしない、抜け目のない商人だと思っているようでした。
季英英は気にしません。晟豊沢は牛家や趙家を恐れていないし、うまく引き込んで商売の協力ができると考えているからです。楊静瀾は自分を信じてもらえないことに腹を立てますが、季英英は自分の力で立ちたいだけだと説明します。
楊静瀾は彼女の手を握り、深く見つめながら、自分の約束は一生変わらないと言いました。
この距離感、ちょっとドキドキしました
季英英が呆然としていると、鍋盔(季英英が可愛がっている生き物と思われます)の鳴き声がその空気を破ります。染料が服に映る光を見て、季英英は新しい発想を思いつくのでした。
牛五娘は自ら料理を作り、趙修縁に部屋で休むよう誘います。結婚してから自分に触れてくれないと不満をぶつけますが、趙修縁はきっぱり拒否。牛五娘が趙家の跡継ぎを産んで実権を握りたいだけだろうと皮肉ります。
牛五娘も負けていません。趙修縁が新しく設計した見本を壊し、牛将軍の名前を出して脅します。趙修縁は彼女を追い出し、自分は牛家にとって価値のある人間だと言い切りました。
この夫婦、もう修復不可能な気がします
季英英は季耀庭を于殊に紹介します。季耀庭が禾穂錦を差し出すと、于殊は于家の織房に加わることを許します。そこで季英英は、禾穂流波錦という新しい織物を作りたいと提案しました。于殊は発想には感心しますが、開発には資金が必要で、于家にも飛花会にもその余裕はないと言います。九十貫(当時のお金の単位です)が必要だと聞いた季英英は、自分で方法を考えると宣言しました。
そのころ桑十四郎は失恋のつらさから酒場でやけ酒をして、大声で泣き喚いていました。季英英はそれを聞いて、自分の得意なことを活かして、ちゃんと稼げる男になったらどうかと声をかけます。そして各織物商に招待状を送り、酒場で競売会を開いて禾穂流波錦への出資を募るよう頼みました。
寧黛は晟豊沢に、季英英に近づきすぎないよう釘を刺します。楊静瀾に二人の関係を勘づかれるのを恐れているのでした。晟豊沢は季英英が感情に流されるのはよくないと考え、彼女を楊静瀾から遠ざける方法を探ろうとします。
競売会当日、諸葛鴻は楊静瀾に付き添って会場に来ますが、そこには楊家の祖母までいました。桑十四郎は歓迎ムード全開でしたが、楊静瀾には個室を用意していません。晟豊沢には個室があると聞いて、楊静瀾は面白くなさそうでした。朱小娘が場を取りなし、自分の側の席を用意してようやく楊静瀾も座ります。
季英英は皆に説明を始めます。競売に成功すれば利益が出ると伝え、まずは値をつけてほしいと呼びかけました。そこへ牛五娘が突然乱入し、二十貫と言い出して場が騒然とします。誰も牛五娘の後に値をつけようとしない中、趙修縁が駆けつけて一気に六十貫を提示しました。牛五娘は趙修縁が邪魔しに来たのだとぶつぶつ言っています。
季英英はきっぱり、二人は招待していないので競売には参加できないと告げます。楊静瀾に助けを求めると、楊静瀾は趙家に錦官府の顔を立てるよう求めました。季英英は身元を明かしたくない人がいるだろうと見越して、布の仕切りを用意し入札者のプライバシーを守っていました。
まず桑十四郎が鈴を鳴らします。続いて楊家が七十貫を提示、最後に晟豊沢が百貫まで引き上げました。季英英はこれで決まったと思ったのですが、桑十四郎がもう一度鈴を鳴らしてさらに値を上げます。晟豊沢はそれ以上値をつけませんでした。季英英は仕方なく桑十四郎の落札を告げますが、内心は複雑な気持ちを抱えていました。
桑十四郎、振られた直後にこの意地の張り方…
競売のあと、季英英は晟豊沢に本当のことを打ち明けます。自分の身内が第一号の入札者だったこと、それでも晟豊沢とは商売を続けたいという思いを伝えました。晟豊沢はすでに気づいていたようで、三つの条件を出し、于家の織房で監督させてほしいと申し出ます。于殊はそれを承諾し、ただし織りそのものには手を出さないよう条件をつけました。
蜀紅錦 17話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり競売の場面です。桑十四郎が鈴を二回鳴らして値を吊り上げたところ、正直「そこまでする?」と思いました。朱小娘に振られたばかりなのに、負けず嫌いが爆発したような感じで、切なさと必死さが入り混じっていて見ていて複雑でした。
季英英にとっては本当は晟豊沢に落札してほしかったはずです。でも身内が競り勝ってしまって、素直に喜べない結果になったのが何とも言えません。商売のためとはいえ、こういうすれ違いは見ていてもどかしいです。
楊静瀾が季英英の手を握って「一生変わらない」と言った場面も気になりました。季英英は嬉しさより戸惑いの方が大きかったように見えます。晟豊沢との関係を隠しながら、楊静瀾の想いも受け止めきれずにいる季英英の立場、なかなか大変だと思います。
牛五娘と趙修縁の夫婦げんかは、もう恋愛感情のかけらもない感じで見ていて疲れます。牛五娘が見本を壊すところは、さすがにやりすぎだと思いました。趙修縁の「自分には価値がある」という開き直りも、どこか虚しく響きます。
競売会で楊静瀾だけ個室をもらえず、晟豊沢が特別扱いされていたところも地味にモヤっとしました。朱小娘が気を利かせてくれなければ、あの場はもっと気まずくなっていたはずです。
季英英が桑十四郎の落札を告げたときの、あの笑えない笑顔がずっと頭に残っています。喜んでいいのか困っていいのか分からない、あの表情がこの回の全部を物語っている気がしました。
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