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クルミットです♪
今回の錦衣夜行12話は、夏浔が皇帝の信頼をぐっと勝ち取っていく回でした。でもその裏で忠臣たちが処刑されるという重たい展開もあって、素直に喜べない回でもあります。それから謝雨霏の切ない告白や、済南への出立まで一気に進むので、盛りだくさんの12話です。それでは12話を一緒に見ていきましょう!
錦衣夜行 12話のあらすじ
夏浔は宮殿の中で郡主と偶然会います。郡主は夏浔が皇帝に重用されていることを知って、嬉しそうにしていました。でもそこは議事を行う大事な場所です。夏浔は郡主に先に下がるよう勧めました。
こういう場面でもちゃんと立場をわきまえてるところ、夏浔って本当に真面目な人だなと思いました。
そのすぐあと、皇帝が夏浔を呼び出します。話題は科挙の不正事件、いわゆる科考案です。夏浔は劉三吾たちの官僚について、忠義はあるが賢明ではないとはっきり分析しました。そして南北の情勢が違うのだから、試験の合格者名簿を「南榜」と「北榜」に分けて発表するべきだと提案します。皇帝はこの案をとても高く評価しました。
この年齢でこの発言力、すごいなと思いつつ、ちょっと危なっかしくも見えました。
その後、事件に関わった官僚たちへの処刑が行われます。夏浔はその様子を見て、忍びない表情を浮かべていました。茶館で紀綱が夏浔に声をかけます。紀綱は、分榜の策で北方の民の心はつかんだけれど、それによって南方の官僚たちを完全に敵に回してしまったと指摘しました。そして「君主に仕えるのは虎のそばにいるようなものだ」と忠告します。
紀綱のこのセリフ、地味に刺さりました。良い提案がそのまま良い結果になるとは限らないんだなと思いました。
西門靖は、劉三吾が死罪を免れて流刑になった一方で、他の大臣たちは全員斬首されたと知り、強い衝撃を受けます。夏浔もここで、帝王の大義の裏にある容赦のなさをはっきり見てしまいました。
一方、郡主は夏浔の屋敷を訪ねます。でも夏浔は公務を理由に会う時間を作れず、郡主は恩知らずだと怒って責めてしまいます。夏浔、そんなに忙しかったんですか? 慌てて謝り、遊びに付き合うと約束しました。
この様子を、後ろの花園にいた謝雨霏と彭梓琪が見ていました。謝雨霏は謝家がすでに没落していること、自分がここまで各地を流浪してきたことを思い出し、強い自卑を感じてしまいます。そしてそのまま悲しそうに立ち去り、彭梓琪に「今の夏浔には自分はふさわしくない」と打ち明けました。
謝雨霏のこの一言、切なすぎます。誰も悪くないのに一番傷ついてるのが謝雨霏な気がします。
宮中では、皇帝が済南で起きている「凌霄幫」の反乱に頭を悩ませていました。そばにいた女官がすかさず夏浔を推薦します。夏浔は反乱鎮圧の勅命を受けることになりました。西門靖は、この件を仕組んだ白一夏には良からぬ意図があると指摘し、今回の出兵は実質的に死地に向かうようなものだと警告します。それでも夏浔は勅命には逆らえないとわかっていて、勝って戻ることだけが生き残る道だと腹をくくりました。西門靖と彭梓琪は、それなら一緒に行くと決めます。
断れない命令って本当に怖いです。しかも死地とわかってて行くしかないなんて。
場面は変わって、紀綱の師門です。師父は、小師妹が武術の稽古をさぼって化粧にばかり気を取られていることに腹を立て、紀綱に彼女の衣を切り裂かせます。二人が言い争いになると、師父は囲碁の勝負でこれを収めることにしました。小師妹は碁には勝ちますが、それでも馬歩の姿勢で立たされる罰を受けてしまい、「賢さがかえって仇になる」と諭されます。この様子を物陰から見ていた宮中の女官は、師父と紀綱に対して血の借りを必ず返すと心の中で誓いました。
この女官、静かに恨みを溜めてるのが一番怖いです。
夏浔たちは済南に到着し、知府の呉大人のもとで情報を集めます。三人はそれぞれ街に散って聞き込みをしますが、地元の人たちは凌霄幫を恐れて口をつぐみ、なかなか話が出てきません。ひそかに一行についてきていた謝雨霏が、銀子を渡して一人の老人から聞き出したところ、凌霄幫の頭領の名前は牛不野だとわかりました。彭梓琪は青州に戻り、自分の江湖の伝手を使って情報を集めることにします。夏浔と西門靖は、手元のメモの手がかりから、反乱軍にひそかに資金を援助している李員外の存在を突き止め、その調査に動き出します。
謝雨霏、黙ってついてきて一番役に立ってるのすごいです。
錦衣夜行 12話の感想まとめ
一番心に残ったのは、やっぱり謝雨霏が彭梓琪に本音を漏らす場面です。郡主に怒られて謝る夏浔を見て、謝雨霏は何も言わずにその場を離れました。誰かを責めるでもなく、自分から身を引くような態度が余計に切なかったです。謝家が没落したことも、あちこち流浪してきたことも、謝雨霏が選んだことじゃないのに、それを理由に自分を卑下してしまうのは見ていてつらいものがあります。
処刑の場面も重かったです。劉三吾は死罪こそ免れたものの流刑、他の官僚は斬首という結果になり、西門靖はかなり動揺していました。夏浔の分榜案そのものは間違っていなかったと思います。でもその正しさが、そのまま誰かの命を奪う結果につながってしまうところに、この時代の厳しさを感じました。紀綱の「君主に仕えるのは虎のそばにいるようなもの」という言葉も、あとになって効いてきます。
紀綱の師門のパートも、じわっと怖かったです。小師妹が碁に勝ってもなお罰を受ける理不尽さと、それを陰で見ていた宮中女官。この女官、この先何をしでかすのか、ちょっと不穏です。
済南での聞き込みでは、謝雨霏がこっそり一行についてきて、銀子まで使って牛不野という名前を聞き出していました。郡主のことで落ち込んでいたはずなのに、誰に頼まれたわけでもなくちゃんと動いている謝雨霏を見て、こっちまで励まされる気がしました。
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