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クルミットです♪
ずっと気になっていた中国時代劇をいよいよ見始めました。
1話目から重苦しい緊張感が漂っていて、思わず息をのんでしまいます。
何より、孤独な皇太子が置かれている状況が本当に切ないですね。
早くも胸がぎゅっと締めつけられる思いがします。
それでは1話を一緒に見ていきましょう!
鶴唳華亭 1話のあらすじ
建元四年、南斉の国で蕭定権(しょうていけん)は皇太子に立てられました。
しかし蕭定権は、父である皇帝・蕭睿鑑(しょうえいかん)から冷たく疎まれています。
外戚には名将として知られる伯父の武徳侯・顧思林(こしりん)が控えていました。
そして朝廷内でも、清流派の領袖である吏部尚書兼太傅の盧世瑜(ろせいゆ)が蕭定権を熱心に支えます。
この強大な後ろ盾の存在こそ、皇帝が皇太子を警戒して強く圧迫する理由でした。
蕭定権は父からの温かい愛情を一途に求めています。
臣下としても息子としても礼儀を守り、誠心誠意尽くそうと努めていました。
それなのに皇帝は冷淡な態度を少しも崩しません。
皇帝は側室が生んだ長男の斉王・蕭定棠(しょうていとう)を露骨に溺愛します。
蕭定棠が皇太子の座を狙っていることさえ、皇帝は黙認していました。
ある厳しい寒さの日、都には激しい雪が降り続いています。
蕭定権はお寺の中で、心を静めるために読経へ耳を傾けていました。
そこへ顧思林の次男である顧逢恩(こほうおん)が慌てて駆け込んできます。
盧世瑜たちが雪の宮殿で、皇帝に直訴しているという知らせでした。
蕭定権が亡き母の喪に服してすでに三年が過ぎています。
二十歳を越えたのに、いまだに大人の証しである冠礼(かんれい)も結婚も許されていません。
その一方で、長男の蕭定棠は領地へ赴かずに都へ居座り続けていました。
これでは天下の人心が動揺してしまうと盧世瑜たちは必死に訴えます。
しかし皇帝は冷たい表情のまま、全く耳を貸そうとしません。
雪の中で年老いた先生たちが震えながら訴えているのに、皇帝のあの無表情は本当に冷たすぎます!
恩師の盧世瑜が自分のために父と衝突寸前だと知った蕭定権は、じっとしていられなくなります。
顧逢恩が必死に止める声も聞かず、お寺を飛び出しました。
そして雪の中に跪く盧世瑜たちのもとへ駆け寄ります。
寒さをしのげるように暖炉と外套を配り歩きました。
蕭定権は、皇帝と臣下の間に疑いが生まれる事態を恐れます。
早く宮殿から退出してほしいと、師や言官たちへ必死に頭を下げました。
盧世瑜たちは皇太子の説得を受け入れ、静かに宮殿を去っていきます。
そこで蕭定権は、自分が政治に口を挟む過ちを犯したのだと自覚しました。
身につけていた上着を脱ぎ捨てます。
冷たい雪の上に直に膝をつき、父へ謝罪を続けました。
それでも皇帝は全く応じようとしません。
そのころ皇帝の部屋の中では、斉王の蕭定棠が皇帝の膝元に甘えるように寄り添っていました。
蕭定権が成人儀礼を済ませたら、自分が都を追い出されるのではないかと不安を口にします。
息子の本音を見抜きながらも、皇帝は優しく頭を撫でて微笑むだけでした。
膝元で甘える長男を優しく撫でる皇帝を見て、外で凍えてる皇太子の姿が重なって胸がチクッと痛みました
どれほどの時間が流れたのでしょうか。
雪の中で跪き続ける蕭定権の前に、一人の男が歩み寄ってきました。
顔を上げると、そこに立っていたのは異母兄の蕭定棠です。
蕭定棠は手に外套を持ち、蕭定権の肩に掛けようとしました。
屈辱に震える蕭定権は、奥歯を噛みしめてそれを拒絶します。
すると蕭定棠は冷たい笑みを浮かべました。
「これは父上から下賜されたものだ」
無理やり外套を着せかけると、嫌悪感を露わにして立ち去ってしまいます。
蕭定権は誠意を示すため、外套を着ることを拒み、薄着のまま雪の中に座り続けました。
寒さに体は激しく震えます。
見かねた東宮の宦官・王慎(おうしん)が涙ながらに駆け寄りました。
王慎は赤く凍りついた皇太子の足元へ、そっと布を掛けて寒さを防ごうとします。
母である趙貴妃の宮殿に戻った蕭定棠は、蕭定権の姿をあざ笑いました。
父の怒りを避けつつ師の命も守ろうとして、結局は何も得られない愚か者だと嘲ります。
趙貴妃も満足そうに得意げな笑みを浮かべました。
皇太子は二十歳を過ぎても成人儀礼すらさせてもらえません。
自分の愛息は三年前とうに冠礼と婚姻を済ませ、今も皇帝のそばで寵愛を一身に受けています。
その時、武徳侯の顧思林が参内したという報告が入りました。
趙貴妃の表情が一気に青ざめます。
顧思林の名前が出た瞬間に趙貴妃の顔がサッと青ざめて、ちょっとスカッとしました!
宮殿に足を踏み入れた顧思林は、厳かに皇帝へ拝謁しました。
皇帝は顧思林が皇太子の許しを請いに来たのだと決めつけます。
蕭定権に過ちがあったからこそ罰を与えたのだと、皇帝は冷たく言い放ちました。
厳しい言葉を投げかける皇帝に対し、顧思林は静かに別の用件を切り出します。
北の国境に敵軍十万が集結し、侵攻の動きを見せているという極秘情報でした。
皇帝は激しい衝撃を受けます。
緊急の急報を遅らせた都督の李明安に怒り狂い、即座に罷免を命じました。
そこで顧思林が一歩前へ進み出ます。
自ら国境へ赴き、敵軍を迎え撃つと志願しました。
ただし外戚である自分が兵権を握れば、皇太子に余計な疑いがかかるのではないかと心配する素振りを見せます。
目前の危機を脱したい皇帝は、その申し出を受け入れました。
「そなたが国に背かない限り、私もそなたを裏切らない」
皇帝はその場で重い約束を口にします。
皇帝の言質を取った顧思林は、すぐに庭へ向かいました。
雪の中で倒れかけていた蕭定権を、力強い腕で抱き起こします。
しかし顧思林も蕭定権も、まだ裏の真相を知りません。
李明安の急報はとうに宮殿へ届いていたのです。
皇帝の側近である宦官の陳瑾(ちんきん)が、あえて報告を握りつぶしていました。
顧思林が自ら兵を率いると言い出すのを待つためです。
兵権を再び手放すことになったものの、皇帝は三日後に蕭定権の冠礼を行うと決定しました。
この知らせを聞いた趙貴妃と蕭定棠は、悔しさに顔を歪めます。
一方、都から遠く離れた川蜀の地。
茶馬監察御史の陸英(りくえい)が、長女の陸文昔(りくぶんせき)と静かに語り合っていました。
皇太子の冠礼が決まり、蕭定棠はいずれ領地へ赴く手はずとなっています。
盧世瑜の推薦によって、陸英は都の御史中丞に任命され、まもなく旅立つことになりました。
華やかな栄転に見えるものの、陸英は深い吐息を漏らします。
権謀術数が渦巻く都の深さは計り知れません。
愛されない皇太子の立場は、絵に描かれた鶴のようには自由に生きられないのだと嘆いていました。
宮殿では蕭定権の冠礼の準備が進められます。
しかし主役である蕭定権の心は少しも晴れません。
命がけで出征した伯父の顧思林を、見送ることすら許されなかったのです。
従兄弟の顧逢恩だけが、いつものように明るい調子で蕭定権を励ましていました。
そのころ、衣装を管理する尚服局では不穏な事態が起きています。
張尚服(ちょうしょうふく)が太子の儀礼服を点検中、大切な玉帯が一本足りないことに気づきました。
宮中を必死に探す張尚服。
すると物陰から、蕭定棠と呉内人(ごないじん)の密談が聞こえてきます。
蕭定棠は一枚の文を取り出しました。
「庶人王子、同法同刑、君子今日、枉言成人」
罪を犯した者は皇太子であっても罰せられるべきだという告発文です。
蕭定棠は儀式の真っ最中に、この文を楼閣の上から撒き散らすよう呉内人に命じました。
弟の大事な儀式をぶち壊そうとするなんて、蕭定棠の性格の悪さには心底イライラします!
張尚服は物陰で息をのみます。
三年前、母である先皇后が危篤に陥った際、蕭定権はそばに付き添えませんでした。
母の最期に一目会いたい一心で、蕭定権は顧逢恩に偽の軍報を出させ、夜の城門を開けさせたのです。
それは国家に対する重大な違反でした。
蕭定棠は、その過去の罪を大勢の前で暴露して冠礼を台無しにする企みです。
恐怖に震えた張尚服は、手に持っていた金帯を床に落としてしまいました。
鋭い物音が静かな廊下に響き渡ります。
蕭定棠と呉内人が怪しんで視線を向けました。
幸いなことに、そこへ別の女官たちが通りかかります。
密談は中断され、呉内人は隠していた玉帯を「片付け間違えていた」と言って何食わぬ顔で差し出しました。
張尚服は震える手で玉帯を受け取ります。
ふと手元の金帯を見ると、付いていたはずの金牌が一つ欠けていました。
床を見回しても、どこにも落ちていません。
胸騒ぎを抑えられないまま、張尚服は太子の部屋へ急ぎました。
亡き皇后に仕えていた張尚服にとって、蕭定権は恩のある大切な存在です。
すべてを打ち明けて危機を知らせようと心に決めました。
「殿下、実は申し上げたいことが……」
しかし、その言葉を遮るように部屋の扉が開きます。
入ってきたのは、ほかならぬ蕭定棠でした。
張尚服はそれ以上何も言えず、固く口を閉ざしてしまいます。
鶴唳華亭 1話の感想まとめ
一番胸に刺さったのは、蕭定権が雪の降る庭で素足のまま跪いていた場面です。
寒さで真っ赤になった足を王慎が布で覆ってあげる姿に、思わずじわっと涙が出そうになりました。
実の父親である皇帝からあそこまで冷たく突き放されるなんて、あんまりですよね。
室内で暖炉にあたりながら、斉王の頭を優しく撫でていた皇帝の姿が忘れられません。
同じ息子なのに、どうしてここまで扱いに差をつけるのでしょうか。
蕭定権が父の愛を求めて健気に耐えているのが分かるだけに、余計につらくなります。
それにしても、兄の蕭定棠の嫌味な態度は本当に腹が立ちました!
わざわざ雪の上にいる弟を見下ろしに来て、嫌がる相手に父からの賜り物だと外套を押しつけるなんて意地が悪すぎます。
母の趙貴妃も一緒になって勝ち誇っていて、見ていて本当にイライラしました。
そんな中で伯父の顧思林が登場して、兵権を盾に皇帝と渡り合ったところは頼もしかったです。
甥を守るために危険な戦場へ行く決意をする伯父の姿には、温かい家族の情を感じました。
ただ、せっかく決まった冠礼なのに、裏でまた汚い罠が動いていて気が気じゃありません。
母の死に目に会いたくて城門を開けさせた昔の出来事を、公の場で蒸し返そうとするなんて酷すぎます。
真実を伝えようとした張尚服の目の前に、あの蕭定棠がぬっと現れた瞬間は冷や汗が出ました。
あの金牌の行方も分からないままですし、蕭定棠が太子の部屋でどんな嫌がらせを仕掛けるつもりなのか不気味でなりません。
『鶴唳華亭』第35話で、毒を盛られて倒れた太子妃と六皇子を前にした陸文昔は、机上にあった一杯の牛乳をどちらに飲ませたか?
『鶴唳華亭』第38話で、蕭定権が皇帝を脅すために示した印章の箱の蓋を陸文昔が開けたところ、中身はどうなっていたか?
『鶴唳華亭』第41話で、皇帝の命を受けた許昌平は、蕭定権の手のひらを戒尺で何回叩いたか?
『鶴唳華亭』第44話で、王翁が蕭定権の寝所の床から拾い上げ、のちに蔻珠の目の前へ叩きつけた手紙には何が記されていたか?
『鶴唳華亭』第48話で、皇帝が李重夔に託して蕭定権の元へ届けさせた果物は何か?
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