鶴唳華亭 第58話 あらすじ 偽りの父のぬくもりと母の流産に隠された出生の残酷な秘密

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前回の重苦しい展開から、定権の立場がどうなってしまうのか心配で落ち着きませんでした。
自分の身を犠牲にしてまで伯父を守ろうとした定権ですが、事態は少しも良い方向へ向かいません。
そんな中、冷酷だった父皇が定権の元を訪れて信じられないほど優しい顔を見せるのです。
長年ずっと飢えていた父親の温もりに触れて、戸惑いながらも顔をほころばせる定権の姿があった。
でも、その優しさの裏にあった本当の目的を知った瞬間、胸が押しつぶされそうになります。
しかも定権が今まで知らなかった母親の過去や、自分の出生にまつわる残酷な真実まで明かされるのです。
どれだけ泣けばこの人の苦しみは終わるのでしょうか?
それでは58話を一緒に見ていきましょう!

鶴唳華亭 58話のあらすじ

蕭定権は報本宮の中で、暗い表情のまま深くうずくまっています。
冷え切った床の上で靴を履こうともせず、両手にはめられた重い枷鎖を外すことさえ拒んでいました。
すべての気力を失ったかのように、ただじっと床の一点を見つめていた。

そこへ、皇帝が痛ましげな表情を浮かべて静かに部屋へ入ってきます。
蕭定権は驚いてすぐに床にひれ伏し、父皇へ礼をとりました。
しかし皇帝は、いつもの近づきがたい威厳をすっかり消し去っている。
「熱い茶が一杯飲みたい、付き合ってほしい」と蕭定権に穏やかに語りかける皇帝。
皇帝が自分から蕭定権に向かって手を差し伸べたのは、これが生まれて初めてのことです。
差し出された温かい手を恐る恐る取り、引き起こされる蕭定権。

こうして二人は並んで座り、一緒に点茶を始めます。
皇帝は蕭定権が幼かった頃の出来事を、懐かしそうに目を細めながら語り始めました。
丁寧に点てられた茶碗を受け取る皇帝。
でも蕭定権の心には、長年刷り込まれた父への恐れと距離感が深く残っています。
すぐ隣に座っているのに、怖くて近寄ることができない。

あんなに冷たかったお父さんが急に優しく手を取ってくるとか、逆に背筋がゾクッとしちゃいますよ!

皇帝は深くため息をもらす。
蕭定権がすべての罪を一人で背負い込んだ理由を、皇帝はちゃんと察しています。
自分が蕭定棠に指図して仕組んだのだと、息子が誤解しているのだと分かっていた。
皇帝は蕭定権と本音で語り合いたいと願う。
「君臣の礼はいったん忘れよう、ただの父子として話がしたい」
皇帝はそう言って優しく歩み寄ろうと語りかけました。

しかしどんな言葉をかけられても、蕭定権の顔には淡い表情しか浮かびません。
息子の頑なな態度を見た皇帝は、どこか寂しげに表情を曇らせる。
そこで皇帝は、思いがけない言葉を口にした。
「実はお前は本来、皇太子になるべきではなかった。定棠も長男になるべきではなかったのだ」

その言葉を聞いた蕭定権は、驚いて勢いよく顔を上げます。
長男になるべきではなかったとはどういうことなのか?
定権には父の言葉の意味がまったく理解できない。
しかし皇帝はそれ以上、過去の経緯を語ろうとはしなかった。

皇帝は目にうっすらと涙を浮かべ、蕭定権の頭をいとおしそうに撫でます。
「お前がどれほど苦しんできたか、ずっと分かっていた」
帝王の家に生まれた以上、こうして生きるしかなかったのだと皇帝は語る。
玉座に身を置く者は、普通の庶民のような暮らしを送ることは許されない。
そう言いながら、皇帝は手取り足取り点茶の作法を教え始めます。
生まれて初めて父から向けられた温もりに、定権は恐縮しながらも胸を震わせます!

頭を撫でられて教わっている蕭定権の顔を見たら、今までどれだけ愛されたかったのかが伝わってきて胸がぎゅっとなりました!

しかし、その穏やかな時間はあまりにもあっけなく崩れ去る。
皇帝は我が子を慈しむような顔をしたまま、信じがたい要求を口にしました。
「顧思林の気持ちをなだめて、早く長州へ戻るよう説得しろ」
敵の侵入で危機に瀕している長州の戦場を救うため、顧思林を急いで前線へ送り返せという命令です。

蕭定権の顔にようやく浮かんだばかりの控えめな笑顔が、その瞬間に凍りつく。
父親らしい情を見せて優しく接してきたのは、すべて自分を利用して伯父を動かすためだったのでしょうか?
温もりを与えておいて突き落とすなんて、あまりにも酷ではないですか?
蕭定権の心は一瞬にして冷え切ってしまう。

先ほど父と一緒に点てた温かいお茶を、蕭定権は迷わずすべて床へと捨て去ります。
そして感情を消し去った無表情のまま、再びあの冷たい枷鎖を自分の手にはめ直す。
父の思惑通りに伯父を説得するため、蕭定権は静かに部屋を出ていきます。

利用するためだけに頭を撫でてお茶を淹れてあげたとか、父親として冷酷すぎて本当にイラッとします!

蕭定権が目の前に現れた瞬間、顧思林はすべてを悟る。
甥が自分の関与を含め、すべての真相を皇帝に自白したのだと分かります。
蕭定権はその事実をあっさりと認めた。
そして情けなくも、大粒の涙をぽろぽろとこぼし始める定権。

私情で言えば、顧思林は自分を命がけで守ってくれた大切な伯父でした。
しかし君臣の義で見れば、自分はこの国の未来を背負う皇太子です。
国家の大義を立てるためには、たとえ伯父であっても罪を告発して差し出すしか道がなかった。
自分を必死で守ってくれた伯父を売るような真似をして、苦しくないはずがありませんよね?

泣きじゃくる甥の姿を見て、顧思林は歯がゆさに胸を痛める。
命を懸けて守り抜いてきた甥が、権謀術数の駆け引きもできず、ただ涙を流すことしかできない。
どうしてここまで不甲斐ないのかと、顧思林は深い無力感に襲われる。

父が言い残した言葉の真意は何だったのでしょうか?
顧思林はつらい表情を浮かべ、長年胸にしまってきた重い過去を語り始めます。
かつて蕭定権の生母は、最初の子を宿していた時に愍太子の首吊り遺体を目撃して流産してしまったのです。
待ち望んだ嫡長子を失った皇帝は母と疎遠になり、その後顧家の都合で産まされた蕭定権をずっと忌み嫌っていたという衝撃の事実。

実の母親が流産した過去のせいで、生まれた瞬間から父親に嫌われていたなんて残酷すぎますよ!

なぜ自分ばかりが、こんな理不尽で悲惨な運命に弄ばれなければならないのか?
立ち上がることもできず、蕭定権は伯父の胸にすがりついて悲惨な人生を泣き叫ぶ。
一方、長州の城では李明安と顧逢恩が押し寄せる敵軍を前に命がけで戦っている。

鶴唳華亭 58話の感想まとめ

父親から突然注がれたぬくもりが、まさか顧思林を動かすためのただの道具だったなんて、あんまりですね。
生まれて初めて頭を撫でてもらって、あんなに控えめに喜んでいたのに!
どうしてここまで息子を残酷に利用できるのでしょうか?
裏切られたと知って淹れたてのお茶をすべて捨て、自ら手枷をはめ直した定権の姿に胸が痛む。
皇帝のあの計算高さには、本当にイライラしてしまいます!
望まれて生まれたわけではなかったと知らされて、伯父の胸で泣きじゃくる定権の姿は本当に切ないですね。
逢恩たちは最後まで城を守り切れるのでしょうか?
敵軍が押し寄せる絶望的な状況の中で、血まみれになりながら必死に城を守っている逢恩と李明安の姿に、どうか持ちこたえてと祈るばかりです!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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