鶴唳華亭 第55話 あらすじ 絶食する蕭定権と水灯の誕生日、親審で自ら罪をかぶる皇太子

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蕭定権がまたしても過酷な状況に追い込まれていて、見ているだけで胸が苦しくなります。
食事を拒んで部屋の隅でうずくまる姿には、思わず息を呑んでしまいました。
そんな彼のもとに現れた陸文昔との再会に、心を打たれた方も多いですよね?
父親である皇帝との容赦ない直接対決まであって、本当に息が詰まります!

それでは55話を一緒に見ていきましょう!

鶴唳華亭 55話のあらすじ

蕭定権はずっと食事を拒否し続けていました。
食事を運んでくる下人が何度入れ替わっても、一口も手をつけようとしません。
見かねた弟の蕭定楷が部屋に入り、兄を優しく慰めようとします。
部屋の片隅では、蕭定権がたったひとりでうずくまっていました。
顔色は真っ青で、すっかり痩せこけています。
蕭定楷がどれほど言葉を尽くして説得しても、蕭定権はピクリとも動きません。
頑なに口を閉ざしたまま、誰の言葉にも耳を貸そうとしなかったのです。
一体どうしてそこまで自分を追い詰めてしまうのですか?

四日も五日もご飯を食べずに隅っこで震えている姿、見ていて本当に痛々しいです

一方、軍営では別の緊迫した事態が起きていました。
囚われている顧逢恩に、こっそりと水を飲ませようとする者が現れます。
しかし、その行動はすぐに楊盛に見つかってしまいました!
緊迫した空気の中、李明安が皇帝の聖旨を携えて軍営に乗り込んできます。
顧逢恩を都へ連れ戻す命令が下りていたのです。
ところが顧逢恩は、楊盛から受けた過酷な折檻によって息も絶え絶えな状態でした。
とても長旅に耐えられる体ではありません。
こんな衰弱しきった状態で、無事に都まで移動できるのですか?
実は楊盛が顧逢恩を痛めつけたのは、彼を都へ連れて行かせず命を守るための行動だったのです。
楊盛なりに顧逢恩を守ろうとする深い意図があったのですね。
それでも李明安は引き下がらず、軍営に留まる決意を固めます。
顧逢恩の怪我が治り次第、すぐに都へ出発する構えを崩しませんでした。

都では、蕭定権の衰弱がいよいよ深刻なものとなっていました。
すでに四、五日も水と米を一切口にしていません。
困り果てた蕭定楷は、父である皇帝にありのままの事実を報告します。
報告を受けた皇帝は、一皿の柑橘を蕭定権の元へ届けさせました。
これは皇帝から直々に賜った御賜の品だから、必ず食べろと冷たく言い渡します。
実の父親なのに、どうしてこんな突き放したような命令しかできないのですか?

その夜、蕭定権は弱り切った体のまま、ひとり壁の隅にもたれかかっていました。
そこへ、誰かが足音も立てずにふわりと部屋へ入ってきます。
暗がりの中、蕭定権は下人がまた入ってきたと思い込みました。
いら立ちを隠せない蕭定権は、不機嫌な声で「出ていけ」と荒々しく命じます。
しかし、やってきた人物の顔をよく見ると、なんとそこに立っていたのは陸文昔でした!

あんなにぐったりしていたのに、陸文昔の顔を見た瞬間にハッと目を見張りましたね

実は、陸文昔をここまで連れてきたのは蕭定楷だったのです。
陸文昔は静かに蕭定権のそばへ歩み寄り、手元にある柑橘の皮を丁寧に剥き始めます。
皮を剥いた柑橘を、そっと蕭定権の口元へと差し出しました。
蕭定権は慌てて背筋を伸ばし、乱れた髪を手で整えます。
少しでもきちんとした姿を見せようとする姿が切ないですね。
蕭定権は素直に口を開き、彼女が差し出した柑橘をごくりと飲み込みました。
陸文昔は余計な言葉をかけず、ただ「どうかお体を大切にしてください」と静かに告げます。
蕭定権は名残惜しそうに、立ち去ろうとする陸文昔の衣の裾をぎゅっと掴みました。
しかし陸文昔は、振り返ることもなくその場を立ち去ってしまいます。
これほど慕い合っている二人が、なぜ背を向け合わなければならないのですか?

部屋の外で待っていた蕭定楷は、陸文昔になんとかここに残ってほしいと頼み込みます。
ところが陸文昔は、驚くほど冷たい態度を見せました。
蕭定権が今どんな境遇にあろうと、自分には一切関係のないことだと言い放ちます。
冷淡に立ち去ろうとする陸文昔の背中に向かって、蕭定楷はある言葉を投げかけました。
重陽の日に、皇帝自らが陸英の無実の罪を直接取り調べることになった、と伝えたのです。
その言葉を聞いた瞬間、陸文昔はピタリと足を止めました。

一方、軍営にいる顧逢恩の体調は少しずつ回復へ向かっていました。
李明安は付き添って薬を飲ませ、体をしっかり治すよう声をかけます。
体力を戻せば、重陽の節句までに都へ戻れるかもしれないという希望を伝えていました。

陸文昔は最終的に、立ち去らずに屋敷へ残ることを選びます。
蕭定権のそばに戻ってきた彼女の姿を見て、蕭定権は心から嬉しそうな笑顔を浮かべました。
蕭定権はどうして戻ってきてくれたのかと、不思議そうに尋ねます。
陸文昔は、胸の奥にある蕭定権への慕情をすべて押し隠しました。
そして「城門が閉まってしまったから残っただけです」と淡々と答えます。
城門が再び開いた時には、本当のお別れの時が来ると告げました。
蕭定権はなおも彼女に甘えようとして、手ずから食べさせてほしいとおねだりします。
甘える蕭定権の姿が本当にいじらしいです!
しかし陸文昔は、これ以上彼と曖昧な関係を続けることを頑なに拒みました。
突き放されて傷つく蕭定権の表情に、胸がぎゅっと締め付けられます。

甘えようとする蕭定権を、あえて冷たく突き放す陸文昔の切なさが刺さります

やがて、重陽の節句の当日がやってきました。
この日は、蕭定権自身の誕生日でもあります。
陸文昔は蕭定権のために、幾つもの水灯に火を灯して水面に浮かべました。
美しく揺れる明かりを見た蕭定権は、驚きとともに深い安らぎを覚えます。
それでも、蕭定権の口からは少し寂しげな本音がこぼれ落ちました。
父である皇帝は、自分の誕生日など今まで一度も覚えてくれたことがなかったのです。
父はいつでも長男ばかりを特別扱いして可愛がっていましたよね。
寂しい自分のそばに寄り添い、家族としての温もりを与えてくれたのは、いつだって伯父の顧思林と顧逢恩だったのです。
蕭定権にとって、伯父は誰よりも大切な存在でした。
もし伯父を守ることができないのなら、生きていること自体が恐ろしい拷問と同じだと打ち明けます。
愛する家族を守れない苦しみを抱えたまま生きるなんて、どれほど過酷な運命なのですか!

誕生日に水灯を見つめながら、伯父への思いを吐き出す姿に胸が締め付けられます

その後、皇帝による蕭定権への直接の取り調べが始まりました。
厳格な空気の中、蕭定権は信じられない行動に出ます。
なんと、問題となっていたすべての罪を自分ひとりで引き受けると申し出たのです!
陸英を殺害した主謀者は自分であり、都を騒がせた童謡事件を企てたのも自分だと証言します。
すべてを自分の罪にして、これ以上誰かを傷つけたくないのですか?
息子の予想外の告白に、皇帝の表情は見る見るうちに険しく曇っていきます。
蕭定権は一歩も引かず、皇帝をまっすぐに見据えて問い返しました。
顧逢恩が都に戻ってこないことと、自分に一体どんな関係があるのですか?
用意された刑罰をすべて自分に試さなければ、父皇は気が済まないのですか、と挑発するように言い放ちます。
息子の激しい言葉に、皇帝の怒りは頂点に達しました!
皇帝は人を呼びつけ、部屋の中へ椅子を運び込ませます。
そこへ蕭定権を座らせ、過酷な刑罰を執行する準備を整えさせました。
実の息子に拷問を命じる父親の姿に、背筋が凍りつきます!

全部ひとりで罪をかぶって父親を睨みつけるなんて、無茶すぎます!

鶴唳華亭 55話の感想まとめ

なんといっても一番息を呑んだのは、皇帝の親審で蕭定権がすべての罪を一人で背負い込んだ場面です。
陸英を殺したのも童謡を広めたのも自分だと言い放った瞬間は、あまりの無謀さに言葉を失いました!
あそこまで父親に対して開き直り、「刑罰を全部試さなければ気が済まないのか」と言い切るなんて、どれだけ心が追い詰められていたのですか?
皇帝の冷酷な目つきも怖かったですが、それに真っ向から立ち向かう蕭定権の張り詰めた表情が痛々しくてたまりません。
父親に対してあんな反抗的な態度を取ったら、無事で済むわけがありません!
それなのに自分の命を投げ出すような態度を取るなんて、本当に無茶をしますよね。
実の父親にこれほど残酷な仕打ちを受け続ける息子の絶望を思うと、本当にやるせなくなります。

そして、部屋の隅で絶食していた蕭定権の元へ陸文昔が現れた場面も、心に深く残りました。
四、五日も水さえ飲まずに青白い顔で丸まっていたのに、陸文昔だと分かった瞬間、慌てて髪を直して背筋を伸ばしました!
あんなに弱り切っているのに、好きな人の前では少しでもきちんとした姿を見せたい男心ですか?
差し出された柑橘を素直に食べる蕭定権と、多くを語らず立ち去ろうとする陸文昔の距離感がもどかしいです。
そっと衣の裾を掴んで引き留めようとする蕭定権の指先が、なんとも切なかったですね。

蕭定楷から父の無念が晴らせるかもしれないと聞かされ、結局は蕭定権のそばに残ることを決めた陸文昔の決断も胸に刺さりました。
蕭定権から理由を聞かれても、「門が閉まったから」と素っ気なく答える姿には、自分の感情を必死で押し殺している苦しさが滲み出ていました。
彼女の置かれた過酷な立場を考えると、そう簡単に心を許すわけにはいきません。
お互いにこれほど深く想い合っているのに、どうしてこんなにもすれ違ってしまうのですか?

重陽の日に陸文昔が灯してくれた水灯の明かりは、暗闇の中にいる蕭定権にとって唯一の救いでした!
父親には誕生日すら一度も気に留めてもらえず、伯父や顧逢恩だけが家族の温もりをくれたと語る場面は、胸が詰まります。
父親の愛情を飢えるように求めていた蕭定権にとって、長男ばかりを贔屓する皇帝の態度は耐え難い傷でした。
伯父を守れないなら生きていること自体が拷問だと言い切るほど、蕭定権にとって顧思林はかけがえのない存在だったのです。
それほど大切な伯父を追い詰める父親に対して、蕭定権の心が完全に限界を迎えてしまったのだと感じます。

一方の軍営でも、楊盛が顧逢恩を守るためにあえて酷い拷問を加えていたという事実には驚かされました!
敵か味方か分からないような複雑な思惑が渦巻いていて、一筋縄ではいかない人間関係の重みに圧倒されます。
李明安が頑なに連れ戻そうとしているのも、今後の火種になりそうで不穏な空気が漂っています。
顧逢恩が都に戻ってきたら、事態はさらに泥沼化してしまいませんか?

椅子に座らされ、いよいよ刑罰を受けようとしている蕭定権の張り詰めた横顔が脳裏から離れません。

華流ミニクイズ人物関係編

『鶴唳華亭』第17話で、盧府を抜け出した後に見張りの男たちに囲まれた陸文昔を鮮やかに救い出したのは誰か?

華流ミニクイズストーリー編

『鶴唳華亭』第20話で、蕭定権が陸英父子を処刑から救う奇策として、皇帝に願い出たことは何か?

華流ミニクイズ小道具編

『鶴唳華亭』第23話で、夫婦の契りを結ぶ結髪の儀式の際、指先の震えが止まらなかった陸文昔は何を床に落としてしまったか?

華流ミニクイズ謎解き編

『鶴唳華亭』第26話で、官兵が踏み込んだ現場で陸文昔が拾い上げた契約書において、張紹筠の立場はどのように記載されていたか?

華流ミニクイズストーリー編

『鶴唳華亭』第29話で、大牢の外で陸文昔を待ち構えていた姜尚宮が彼女の手の中に押し込んできたものは何か?

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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