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クルミットです♪
父と兄の無念を晴らしてくれると信じていた陸文昔。
しかし蕭定権から返ってきたのは、あまりにも残酷な現実でした。
失望と怒りでボロボロになりながらも、彼女は一人で立ち上がります。
純粋だった陸文昔が、自ら冷酷な道を選んでいく姿を見るのは本当に辛いです。
それでは52話を一緒に見ていきましょう!
鶴唳華亭 52話のあらすじ
蕭定権の冷たい言葉を聞いた陸文昔は、すべてを悟ります。
彼が自分の父や兄の無念を晴らす気など毛頭ないという真実。
胸の奥から激しい憤りと失望がこみ上げてきました。
堪えきれずに涙が頬を伝いますが、声を上げて泣くことさえ許されません。
陸文昔は歯を食いしばり、太子からの文を届ける役目を引き受けます。
冷たい風が吹き付ける川辺へ一人で歩いていく陸文昔でした。
彼女は冷え切った土を必死に掘り返します。
そこには、以前自分で埋めて隠しておいた太子の私印が眠っていました。
冷たい印章を握りしめると、胸の奥が激しく波立ちます。
蕭定権は、結局自分を二度も裏切ったのです。
信じて託したはずの心が、無残に踏みにじられた瞬間でした。
あんなに尽くしてきたのに、二度も裏切られた陸文昔の気持ちを思うとやりきれないです
一方の斉王府では、蕭定棠と斉王妃が仲睦まじく寄り添っていました。
二人だけで過ごす時間はとても穏やかです。
斉王妃は夫の手を取り、真剣な眼差しで語りかけました。
都の血なまぐさい争いを捨てて、一緒に領国へ行きませんか?
争いから離れて平穏に生きたいという切実な願い。
しかし蕭定棠の瞳の奥には、黒い野心が燃え盛っていました。
妻の温かい提案など、彼の耳には届きません。
自分は絶対に諦めないと蕭定棠は豪語します。
どんな手を使ってでも皇太子の座を奪い取ってみせると、頑なに執着するのでした。
斉王妃の言葉を聞いておけばいいのに、蕭定棠はどこまで強欲なんでしょうか!
その頃、宮中には遠方から呼び戻された顧思林の姿がありました。
重苦しい空気の中、皇帝は深いため息をつきます。
皇帝は自分の胸中をぽつりぽつりと語り始めました。
本当は肉親の情を思って、蕭定権を許してやるつもりだったのです。
しかし蕭定権は朝廷の重臣たちと手を組み、皇帝である自分を脅してきました。
だからこそ、許すわけにはいかず処罰を重くしたのだと皇帝は言います。
顧思林はただ静かにうつむき、一言も発しませんでした。
すると皇帝の口から、背筋が凍るような言葉が飛び出します。
もし息子の顧逢恩が兵を率いて、お前の陣営の前に迫ってきたらどうするのか?
突然の恐ろしい問いかけに、顧思林はどう答えていいかわかりません。
実の息子を疑う皇帝の冷たさには、毎回ゾッとさせられます
皇帝は静かに視線を落とし、話を先に進めました。
蕭定権が監国を務めていた時期に起きた、陸英の処刑事件です。
あの理不尽で曖昧な事件を、自分はずっと徹底的に調べたいと思っていました。
ただ、真相の半分以上は中書令である張陸正の責任だと皇帝は断言します。
張陸正は中書令という大役にまったく見合っていませんでした。
そんな愚かな男を重用した自分自身の過ちなのだと皇帝は自嘲気味に語ります。
皇帝は一体何を考えているのでしょうか?
顧思林が必死に真意を測ろうとしていると、皇帝はあっさりと本音を明かしました。
今回顧思林を呼び戻したのは、この事件の泥沼に蕭定権が巻き込まれないようにするためです。
嵐が過ぎ去って波風が収まれば、お前を無事に帰すと皇帝は言い切りました。
皇帝なりの親心なのかもしれませんが、やり方が屈折しすぎていて素直に受け止められません
同じ頃、張陸正の屋敷は混乱に包まれていました。
身の危険を感じた張陸正は、息子の張紹筠を田舎へ避難させようとします。
しかし何も知らない張紹筠は、田舎へ行くのを嫌がって激しく抵抗していました。
そこへ冷たい表情を浮かべた陸文昔が現れます。
彼女の手には、蕭定権から預かってきた命令書が握られていました。
陸文昔は怯える張陸正を見据え、氷のように冷たい言葉を投げかけます。
君臣の筋を通し、陸英の事件について自ら罪を認めて職を辞しなさい。
太子の命令だと信じ込んだ張陸正は、恐怖のあまりガタガタと震え出しました。
まさか目の前の侍女が、独断で命令の内容をすり替えたとは夢にも思いません。
冷酷に宣告を終えた陸文昔が屋敷を去ろうとすると、後ろから足音が響きました。
張紹筠が無邪気な笑顔を浮かべて、小走りで追いかけてきたのです。
以前刺繍してほしいと頼んでいた巾着をちょうだいとおねだりする張紹筠。
その無垢な姿を見た瞬間、陸文昔の脳裏に蕭定権の非情な顔がよみがえりました。
陸文昔は持っていた巾着を、迷うことなく張紹筠に手渡してしまいます。
張紹筠の能天気さには少し救われますが、あの巾着を渡しちゃうなんて切なすぎます!
屋敷を出た陸文昔は、もう報本宮へ戻る気力を失っていました。
あてどもなく歩き続け、冷たい路上にへたり込んでしまいます。
胸に溜め込んでいた苦しみが決壊し、陸文昔は声を上げて激しく泣き崩れました。
守るべき家族も失い、信じた主にも裏切られた孤独。
するとそこへ、静かに蕭定楷が歩み寄ってきました。
泣き続ける陸文昔を責めることもなく、蕭定楷は自分の外套をそっと彼女の肩に掛けます。
温かい布地に包まれ、陸文昔は涙に濡れた顔をゆっくりと上げました。
今この絶望の底で、自分に寄り添ってくれるのは蕭定楷ただ一人だったのです。
一方、太子の宣告に絶望した張陸正は、完全に追い詰められていました。
太子側にいても破滅するだけだと確信した張陸正。
そこで生き残るため、次女を蕭定棠へ嫁がせる決断を下します。
娘の生年月日を記した書状を急いで蕭定棠の元へ届けさせる張陸正でした。
一刻も早く結納を交わして自分を助けてほしいと、必死にすがりつきます。
張陸正の保身っぷりには心底イライラします!どこまで汚い手を使うつもりなんでしょうか
何日もの時が流れた後、陸文昔はようやく報本宮へと姿を現しました。
蕭定権の入浴の世話をするため、湯殿へと向かう陸文昔。
しかしその顔からは、かつて見せていた柔らかい笑顔が完全に消え去っていました。
まるで凍りついた氷のように冷たく、蕭定権を完全に他人として扱います。
これほどまでに傷つけられたのですから、心が冷え切ってしまうのも当然ですよね。
陸文昔の視線は蕭定権の胸の内を鋭く見抜いていました。
蕭定権が自分に字を教え、代筆を任せていた本当の理由です。
いつか過ちが起きた時に、自分の身代わりとして罪を着せるための計算だったのではないか?
冷ややかな陸文昔の言葉に、蕭定権は何も言い返せなくなります。
言い訳の言葉すら見つからず、まるで別人のように変貌した陸文昔を茫然と見つめる蕭定権でした。
陸文昔は冷たい眼差しの奥で、蕭定権をじっと見据えます。
たとえ傷だらけになろうとも、あの汚れのない清らかな心を捨てないでほしかったのです。
その切ない想いを胸の奥底に押し殺し、陸文昔はお湯の世話を続けました。
桶のお湯が跳ねて、陸文昔の着物の袖が濡れてしまいます。
作業の邪魔になると感じた彼女は、慣れた手つきで帯を手に取りました。
濡れた袖をまくり上げ、手首の上で器用に縛り上げる陸文昔。
湯気の中でその仕草を目にした瞬間、蕭定権の呼吸が止まりました。
遠い日の記憶が、鮮烈に頭の中へよみがえってきたのです。
蕭定権は信じられない思いで目を見開き、呆然と陸文昔を見つめました。
自分たちは以前、どこかで出会ったことがあったのか?
震える蕭定権の呟きが、静まり返った湯殿に響き渡ります。
鶴唳華亭 52話の感想まとめ
湯殿で陸文昔が袖を縛ったあの瞬間、息を呑んで見入ってしまいました。
ずっとそばにいたのに、どうして今まで気づかなかったのかと歯がゆくてたまりません。
陸文昔がどれほど苦しんで、どれほど絶望したと思っているのでしょうか!
あの優しい笑顔を奪って、冷たい氷のような人間にしてしまったのは蕭定権自身です。
身代わりにするためだったのかと責められて、何も言えない蕭定権の姿は見ていて本当に痛々しかった。
自業自得とはいえ、あんなに変わり果てた陸文昔を見る蕭定権のショックも相当なものでしたね。
そして張陸正の卑怯さには本当に怒りが収まりません!
太子の命令だと信じ込んで震え上がり、今度は蕭定棠に娘を差し出して保身を図るなんて最低です。
何も知らずに巾着を欲しがる息子の張紹筠が哀れでなりませんでした。
唯一の救いは、路傍で泣き崩れる陸文昔にそっと外套を掛けてくれた蕭定楷の優しさです。
蕭定権がどこかで会ったかと呆然と問いかけた時、陸文昔が返した冷たい眼差しに胸が締めつけられました。
『鶴唳華亭』第7話で、盧世瑜は部屋を訪れた蕭定権の体を何を使って激しく打ち据えたか?
『鶴唳華亭』第10話で、趙貴妃は父の命と息子の名誉を守るためと叫び、懐から何を取り出して見せたか?
『鶴唳華亭』第13話で、射柳の決勝戦において、皇帝自らが放った矢は何を正確に貫いたか?
『鶴唳華亭』第17話で、盧府を抜け出した後に見張りの男たちに囲まれた陸文昔を鮮やかに救い出したのは誰か?
『鶴唳華亭』第20話で、蕭定権が陸英父子を処刑から救う奇策として、皇帝に願い出たことは何か?
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