鶴唳華亭 第7話 あらすじ 策に溺れた蕭定権の誤算と身代わりとなった盧世瑜の別れ

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前回の科挙の試験場で、見事に敵の裏をかいたように見えた蕭定権。
悪者たちを一網打尽にして一件落着かと思いきや、そう簡単にはいきません。
完璧に見えた計略の裏には、想像もしなかった恐ろしい落とし穴の存在。
大切な人を守るために動いたはずなのに、一番失いたくない恩師を追い詰めてしまう展開が本当に苦しいですね。
一体なぜ、あんなにも完璧に見えた計画が崩れてしまったのでしょうか?
それでは7話を一緒に見ていきましょう!

鶴唳華亭 7話のあらすじ

試験場での大騒動がようやく収まり、拘束されていた受験生たちは全員解放されます。
張り詰めていた空気が緩む中、試験官を務めた盧世瑜はふと奇妙な違和感を抱いた。
ずらりと並ぶ試験部屋を見回していた盧世瑜は、不自然な空室を発見。
中を覗き込んでも人影はなく、入り口に掲げられているはずの部屋番号の札すら見当たらない。
なぜこんな場所に番号のない部屋が存在するのでしょうか?
不審に思った盧世瑜の胸に、拭えない嫌な予感がよぎります。

一方、宮殿では皇帝が机の上に二枚の書を並べてじっと見つめていた。
一枚は盧世瑜が書いた本物の文字であり、もう一枚は巧妙に偽造された筆跡。
筆の運びから墨の濃淡に至るまで、二つの書はあまりにも瓜二つでした。
天下広しといえども、盧世瑜の独特な筆跡をここまで完璧に模倣できる人間が何人いるのか?
皇帝は、これほど精巧に模倣できるのは盧世瑜本人しかいないと気づきます。
そこへ、貢院の試験場を調べていた配下から思いがけない報告。
天字四十号と四十一号の間に、番号のない謎の空き部屋が挟まっていたという事実。
つまり天字四十一号から玄字十号に至るまで、すべての部屋番号が予定より一つずつ後ろへずれていました!


空き部屋が一つあっただけで番号が全部ずれるなんて、嫌な予感しかありません!

そんな裏の異変に気づいていない蕭定権は、勝利を確信して足取りも軽く盧世瑜の部屋を訪れます。
敵を綺麗に罠に嵌めたと胸を張り、師に褒めてもらえると思ったのでしょうか?
しかし、待ち受けていた盧世瑜の顔には深い怒りと絶望が張り詰めていた。
盧世瑜は無言のまま手にした戒尺を振り上げ、蕭定権の体を激しく打ち据えます。
鋭い痛みに呻きながら、呆然と立ち尽くす蕭定権。

盧世瑜は、試験の前夜に蕭定権が自分を訪ねてきた本当の企みに気づいていたのです。
蕭定権は師を慕って会いに来たのではなく、罠の餌として師を利用した。
そして、盧世瑜の心を激しく切り裂いたのは筆跡の偽造。
心を清らかに保つために心血を注いで教えた書道を、蕭定権は悪辣な罠のために使ってしまいます。
人としての清廉な道を説いてきたはずなのに、名利で許昌平や趙叟を釣って卑劣な策を仕組んだ弟子。
盧世瑜は、愛弟子が陰険で狡猾な権謀術数にどっぷり浸かってしまった事実を深く嘆きます。
どうして定権は、これほどまでに汚いやり方に手を染めてしまったのでしょうか?
一国の君主となるべき人間が道義を失い、小細工に走る姿を許すことができませんでした。


先生が涙をこらえて定権を叩く姿に、胸がぎゅっと痛みます!

この出来事によって、盧世瑜は都を去る決意を完全に固めます。
自分が朝廷を去った後は、どうか身を処して正しく生きなさいという重い言葉を残した。
その言葉を聞いた瞬間、蕭定権は頭を強く殴られたような衝撃を受けます。
顔面を蒼白にした蕭定権は、床に膝をついた。
何度も何度も頭を下げて必死に許しを請います。
あと何十回でも戒尺で叩いてほしい、でもどうか都から離れないでほしいと泣き叫ぶ蕭定権。
必死にすがりつく弟子の姿を前に、盧世瑜も言葉を失って涙を溢れさせます。
強く握りしめていた戒尺が、パタリと乾いた音を立てて床へと落ちた。

その日の夜、蕭定権は重い足取りで父帝への挨拶に向かいます。
扉の前で見慣れた姿を目撃し、息を呑む蕭定権。
そこに立っていたのは、刑部に捕縛されたはずの中書令・李柏舟だったのです!
なぜ李柏舟が牢に入っていないのでしょうか?
不穏な空気が立ち込める中、蕭定権は逃げることもできず部屋の中へと進みます。
皇帝の前の書案には、二枚の書が並ぶ光景。
父帝にすべて見抜かれたと察しながらも、蕭定権は何も知らないふりをして頭を下げます。

冷ややかな笑みを浮かべ、座席図を広げて見せる皇帝。
天字四十号の部屋は屋根から雪が漏り、受験生が使える状態ではなかったのです。
そこで李柏舟は部屋の使用を取りやめ、部屋番号の札を一つずつ後ろへ掛け替えさせたのだ。
蕭定棠が許昌平へ送った密書には、天字四十八号と六十号に模範解答を隠せとの指示。
ところが実際の座席順では、番号がずれたことで四十九号と六十一号になっていたのです。


李柏舟が入口に立っていた瞬間、完全に鳥肌が立ちました!

本来であれば、顧逢恩や陸文普の部屋に解答が届くはずなど最初からありませんでした。
座席のずれさえ確認すれば、二人の無実は誰の目にも明らかだったのです。
それなのに蕭定権が余計な芝居を仕掛けたせいで、事態は収拾がつかない泥沼と化してしまう。
皇帝から突きつけられた冷酷な事実に、蕭定権の指先は激しく震え始めます。
李柏舟は最初に解答を部屋へ忍ばせ、その後に部屋番号をずらして冤罪を仕立て上げた。
最初から蕭定権たちをハメるための恐ろしい罠だったのです!

すべては李柏舟の手のひらの上だったのでしょうか?
皇帝は息子の浅はかさに心底呆れ果て、怒りをあらわにします。
李柏舟の腹黒さは百も承知だが、お前自身の手も真っ黒に汚れているではないか!
三十年も朝廷を牛耳ってきた古狸を相手に、小手先の悪知恵で勝てると思ったのですか?
筆跡を偽造するという決定的な証拠を残す大失態。
天下にこれが知れ渡れば、太子が親王や重臣を陥れたとして廃位に追い込まれるのは確実です。
蕭定権は何も言い返せず、自らの愚かさに打ちのめされて震えるしかありませんでした。

皇帝は我が子である太子を処罰するつもりはありません。
しかし、朝廷を収めるためには誰かが太子の身代わりとして泥をかぶる必要があります。
その犠牲となったのが、盧世瑜でした!
盧世瑜は自ら筆を執って定権の偽造文字を書き直し、太子の書いた紙とすり替えていたのです。
問題漏洩の全責任を一人で背負い込む恩師。


先生が身代わりになるなんて、あまりにも残酷な展開ですよね。

真相を知った蕭定権は激しい後悔に襲われ、皇帝の足元に崩れ落ちます。
すべては自分が企んだ罠であり、師には何の関わりもないと泣き叫ぶ蕭定権。
恩師の命を救うため、蕭定権は蕭定棠を都に留めるという屈辱的な条件を受け入れます。
斉王を地方へ追放しないことこそ、李柏舟に追及を諦めさせる唯一の交換条件だった。
一人の老臣を救うために太子の体面も尊厳も投げ捨てる息子を見て、皇帝は失望のため息をつきます。

必死の形相で父に訴えかける蕭定権。
自分にはもう心から寄り添ってくれる身内がほとんど残されていないのです。
盧世瑜は亡き祖父が残してくれた唯一の恩師であり、十五年もの間そばで守り続けてくれた大きな存在。
己の地位や誇りをすべて投げ打ってでも、先生の命だけは絶対に守り抜きたい!
息子の悲痛な叫びに打たれた皇帝は、二人の取引を黙認します。
都を追われる厳しい処分。

後日、蕭定権は胸を引き裂かれるような思いを抱えながら盧世瑜を訪ねます。
手には、恩師の好物である故郷の素朴な料理。
一度別れてしまえば、二度と生きて再会することは叶わないのでしょうか?
師の温もりを噛み締める静かな時間。

鶴唳華亭 7話の感想まとめ

この第7話で一番胸に突き刺さったのは、盧世瑜が戒尺で定権を打ち据える場面でした。
激怒して怒鳴りつけるのではなく、愛弟子の堕落を嘆いて手が震えているのが痛いほど分かった。
丹精込めて教えた書道を偽造に使われ、人を名利で釣るような真似をされた師の絶望感。
どれほどの悲しみだったのでしょうか?
叩かれた定権が、痛みではなく先生を失う恐怖で子供のように泣きじゃくる姿にも胸が詰まります。

それにしても、李柏舟という男の老獪さには心底ぞっとします!
雪漏れで使えない部屋を利用して番号をずらし、相手の裏をかいて罠を仕掛けていたなんて信じられますか?
勝った気になっていた定権が、宮殿の入口で平然と立つ李柏舟を見た瞬間の絶望感。
背筋が寒くなる瞬間。
三十年も朝廷の荒波を生き抜いてきた怪物を相手にするには、定権はあまりにも若くて青すぎましたね。

そして何より腹が立つのは、蕭定権がまたしても大切なものを理不尽に奪われたことです!
斉王を都から追い出す絶好の好機だったのに、恩師の命と引き換えに白紙へ戻ってしまった。
おまけに父親代わりとして寄り添ってくれた盧世瑜まで失う羽目になるなんて!
皇帝の冷酷な目つきにも本当にイライラしてしまいます!
体面を捨てた息子に失望する前に、なぜそこまで定権が孤独なのかを少しは考えてほしい。
親としての温情のかけらもない態度に、やるせない怒りが湧いてきます。

泥をかぶって都を去る盧世瑜の後ろ姿が、目に焼きついて離れません。
師匠が残してくれた教えを胸に、これから定権はどうやって冷たい宮廷を生き抜いていくのでしょうか?
故郷の料理を前にして静かに涙をこらえる二人の別れに、じわじわと切なさがこみ上げてきました。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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