鶴唳華亭 第59話 あらすじ 蕭定権の血書と顧思林の出陣!陸文昔の命を救う最後の取引

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今回は本当に胸が締めつけられるような場面が続きます。
蕭定権が涙を流しながら選んだ道があまりにも過酷で、胸が痛くなりました。
誰のためにそこまで自分を追い詰めるのか、見ているだけで苦しくなります。
それでは59話を一緒に見ていきましょう!

鶴唳華亭 59話のあらすじ

蕭定権はボロボロと涙をこぼし、すがるように叔父の顧思林を見つめます。
敵の侵攻を食い止めるため、今すぐ長州へ戻ってほしいと頼み込みました。
顧思林は、目の前で泣きじゃくる甥の姿を信じられない思いで見つめます。
かつては誇り高く堂々としていた皇太子が、すっかり腑抜けのような姿に変わり果ててしまったと感じたのです。

蕭定権は、自分のためではなく民のために戦ってほしいと必死に訴えました。
しかし顧思林は、冷たい笑みを浮かべるだけでした。
民のためだと本気で言っているのか?
天下はお前のものにすらなっていないのだぞ。
この好機を逃して蕭定棠を倒さなければ、あいつがこの国を支配することになってしまう!
顧思林はそう厳しく言い放ちます。

甥を思っての言葉なのは分かりますが、あそこまで言われたら心が折れちゃいます。

蕭定権は、言葉を尽くしても叔父を説得できないと悟りました。
そこで、一日半以内に長州へ駆けつけるように命じる令旨を下します。
遅延は一切許されないという過酷な命令。
顧思林は信じられないといった目で甥を睨みつけました。

どうしても命令に従おうとしない顧思林に対し、蕭定権は思いつめた行動に出ます。
なんと自分の身の安全を引き合いに出し、顧思林を脅したのです。
もし行かないなら自分はどうなっても構わない、という太子の捨て身の脅し。
顧思林は大切な甥を危険にさらすわけにはいかず、長州救援を承諾せざるを得ませんでした。
出発の前、顧思林は蕭定権に向かって深く拝礼します。
そして軍馬に飛び乗ると、長州へ向けて一気に駆け去っていったのです。

自分の命を人質にして叔父を動かすなんて、蕭定権はどれだけ自分を粗末に扱えば気が済むのでしょうか?

宮殿では、皇帝が背筋を伸ばして静かに座っていました。
そこへ蕭定権が現れ、顧思林が長州へ出発したと報告します。
知らせを聞いた皇帝は、胸をなでおろして深く安堵しました。
しかし、蕭定権の瞳には何の光も宿っていません。
感情が完全に抜け落ちた、冷え切った視線。
蕭定権は懐から、自分の血で書いた廃太子の血書を取り出しました。
そして父である皇帝の目の前に突きつけます。

もし叔父が長州へ行かなければ、自分は廃太子となっても構わない。
だがもし期限通りに到着したのに、父上が蕭定棠を厳罰に処さないのなら、私は絶対に引き下がりません!
蕭定権は父に向かって強い口調で言い放ちました。
皇帝は息子の凄まじい気迫に圧倒され、ただ息を呑むしかありません。
もう皇太子が手加減など一切しないつもりだと、皇帝ははっきりと悟ったのです。

あの冷え切った蕭定権の目つき、父親に対する情を完全に捨てた顔でしたね。

顧思林は休むことなく馬を走らせ、長州へと辿り着きました。
戦火はすでに収まっていたものの、辺りには無残な光景が広がっています。
現場の惨状は見るに堪えないものでした。

現地の守備を任されていた李明安は重傷を負いながらも、奇跡的に生き延びていた。
李明安は担架の上から、顧思林の姿を憎悪のこもった目で睨みつけます。
顧思林はそんな李明安に対し、軽蔑しきった冷たい視線を投げ返しました。
二人の間に漂う険悪な空気は、息が詰まるほど重苦しい。

一方、皇帝は先皇后の肖像画の前でひとり佇んでいた。
蕭定権はずっと顧思林に似ていると思って生きてきた。
でも今日になってようやく気づいたのだ。
あの子は私に一番よく似ている。
血の繋がった実の親子なのに、どうしてこんな関係になってしまったのか?
皇帝は肖像画を見つめながら、届かない後悔の言葉を呟いたのです。

今さら自分に似ていると気づくなんて、身勝手すぎてイライラします!

皇帝は深く考え抜いた末、翌朝の朝廷で判決を下します。
張陸正が陸英を残害した証拠は動かぬものとして、斬首刑を言い渡しました。
その決定に対し、正義感の強い何中丞が声を上げます。
かつて皇太子殿下が張陸正に犯行を指示したと自白された件はどうなったのですか?
何中丞は一歩も引かずに尋ねました。

皇帝は苦々しい思いで口を開きます。
皇太子のあの行動は、蕭定棠の卑劣な罠に嵌められた結果だったのだ。
皇帝はそう釈明するしかありません。
そして蕭定棠を郡王へと格下げし、直ちに領地へ追放するよう命じました。

何中丞がしっかり突っ込んでくれたおかげで、蕭定棠の悪事が暴かれてほっとしました。

刑部の大牢では、張陸正が陸文昔に向かって醜い笑みを浮かべていた。
お前は私を地獄へ引きずり落としたが、自分だけ助かると思うなよ。
皇帝がお前のような女を許すはずがないではないか!
張陸正は嘲笑うように言い放ちます。
陸文昔は自分の命が助からないことなど、とうに承知していました。

それでも彼女の心には、ある願いが残っています。
蕭定権が牢まで会いに来てくれるのではないか?
たとえこの暗い牢獄で命が終わるとしても、彼に会えるならそれでいい。
陸文昔は蕭定権の姿を静かに待ち続けていた。

自分が罪を犯したくせに、最後の最後まで陸文昔を道連れにしようとする張陸正の図々しさには呆れます。

蕭定権が大牢の入り口にやって来ます。
するとそこへ、張陸正の次女である張頌之が駆け寄ってきました。
どうか父と兄の命を助けてください!
張頌之は涙を流しながら、蕭定権にすがりつきます。
蕭定権は張頌之を牢の中へ通し、張陸正と会わせました。
そして張頌之を通じ、張陸正にある過酷な取引を持ちかけます。

お前がすべての罪を一人で背負うのだ。
張紹筠が持ち出した私印は盗まれたもので、令旨は張陸正がお手本の字を真似て偽造したと証言しろ。
陸文昔は宮中から口頭の伝言を伝えただけにすぎないと供述するのだ。
その要求を丸ごと受け入れるなら、張頌之は蕭定棠に嫁がせて安全を守り、張紹筠は軍役への流刑で命を助けてやる。
蕭定権は冷徹に言い渡しました。

張陸正には、この提案を断る余地などありません。
子供たちの命を守るため、張陸正は屈辱に耐えながら要求を呑みました。
こうして張陸正には斬首刑が執行されます。
そして陸文昔は死刑を免れ、長州への流刑へと減刑されました。

都を旅立つ陸文昔のもとへ、蕭定権からの使者が訪れます。
空は高く水は遥かに遠いけれど、どうか長州で私を待っていてほしい。
蕭定権の伝言を告げられた陸文昔は、その言葉を胸に抱いて旅立ちました。

鶴唳華亭 59話の感想まとめ

一番印象に残ったのは、蕭定権が皇帝に血書を突きつけたあの瞬間です。
完全に冷え切った目つきに息を呑みました。
これまでの蕭定権なら、どんなに傷つけられても父親の愛を求めて泣いていたじゃないですか?
それなのに、今回は一切の情を捨てた冷酷な顔をしていました。
顧思林が出陣しなければ自分を廃太子にしろ、でも叔父が間に合ったのに蕭定棠を厳罰に処さないなら絶対に許さない、と言い放つ気迫。
あそこまで冷徹になれるのかと驚きました。

息子のあの姿を見て、皇帝は何を思ったのでしょうか?
先皇后の肖像画の前で「あの子は私に一番似ている」なんて独り言を呟いていた。
でも、そんなこと今さら言われても困ります!
ずっと息子を冷遇して疑い続けてきたくせに、息子が情を捨てて冷酷になった途端に自分と重ねるなんて勝手すぎませんか?
親子なのに脅し合うことでしか意思疎通ができないなんて、本当に切ないですね。

刑部の大牢での張陸正の図々しさにも心底イライラしました。
自分が人を殺めておきながら、陸文昔に向かって「お前も地獄行きだ」と勝ち誇るように笑う神経が信じられません!
最後まで反省の色がなくて本当に嫌な男でした。
でも、そんな張陸正をねじ伏せた蕭定権の手腕は見事でした。
子供たちの命を盾にして、すべての罪を一人で被るよう迫った取引。
かつての優しい皇太子からは考えられないほど計算高い動きです。

陸文昔を助けるためとはいえ、甘さを捨て去った蕭定権の変わりようが頼もしくもあり、同時に胸が苦しくなりました。
あんな取引を持ちかけるなんて、彼自身も深く心を削っていたに違いありません。
何中丞が朝廷で声を上げてくれた場面は、本当に胸がすく思いでした。
誰もが空気を読んで黙り込む中で、皇太子の自白の件を堂々と追及してくれた勇気。
あの追及があったからこそ、皇帝も蕭定棠を庇いきれなくなって郡王への降格と追放を決断せざるを得なくなりました。
悪いことをした人間がきちんと罰を受ける展開は、見ていて本当にほっとします。

陸文昔は死刑を免れたものの、長州への流刑が決まってしまいました。
父親と兄を理不尽に奪われたうえに、遠い辺境へ追放されるなんて過酷すぎます。
それでも、蕭定権が「長州で私を待っていてほしい」と伝言を託した結末には救われました。
どれだけ傷だらけになっても、陸文昔の命だけは何としても守り抜いた蕭定権。
都から遠く離れていく陸文昔を思いながら、一人で宮廷の冷たい風に立ち向かう蕭定権の孤独な姿が胸に残りました。

華流ミニクイズストーリー編

『鶴唳華亭』第29話で、大牢の外で陸文昔を待ち構えていた姜尚宮が彼女の手の中に押し込んできたものは何か?

華流ミニクイズ小道具編

『鶴唳華亭』第32話で、陸文昔は蕭定権の部屋を去る際、机の上に何をそっと置いたか?

華流ミニクイズセリフ・行動編

『鶴唳華亭』第35話で、毒を盛られて倒れた太子妃と六皇子を前にした陸文昔は、机上にあった一杯の牛乳をどちらに飲ませたか?

華流ミニクイズ謎解き編

『鶴唳華亭』第38話で、蕭定権が皇帝を脅すために示した印章の箱の蓋を陸文昔が開けたところ、中身はどうなっていたか?

華流ミニクイズ名場面編

『鶴唳華亭』第41話で、皇帝の命を受けた許昌平は、蕭定権の手のひらを戒尺で何回叩いたか?

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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