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クルミットです♪
7話は使団が塗山関(とざんかん)を一兵も失わずに通り抜けるという気持ちのいい話でした。でも個人的に刺さったのはそこじゃなくて、寧遠舟(ねいえんしゅう)と如意(じょい)がお互いのことを少しずつ知っていく、あの会話のやりとりのほうでした。
それでは7話を一緒に見ていきましょう!
一念関山 7話のあらすじ
寧遠舟のもとに情報が入ります。丹陽王(たんようおう)の側近・周健将軍が使団を待ち伏せするつもりだ、と。周健は塗山関に兵を配備していました。
寧遠舟はまず孫朗(そんろう)に、人のいない客舎を事前に確保するよう指示します。敵に先回りされないための手配です。そして于十三(うじゅうさん)を偵察に出し、周健の兵力の動きを調べさせました。
そのころ使団では、侍衛たちのあいだで「如意が子どもを産む相手を探している」という話が広まっていて、自分をアピールしようとする男たちが続出しています。
銭昭(せんしょう)が「如意は皆さんを眼中に置いていないし、武功もかなり強いです」と止めに入っても誰も聞かない。男って本当にこういうとき懲りない。
寧遠舟は侍衛たちの行動を如意に詫び、刺客対策として楊盈(ようえい)と食事・就寝を共にしてほしいと頼みます。楊盈の護衛を兼ねた依頼です。
于十三が戻り、周健が塗山関の伏兵で暗殺を仕掛けてくることが判明します。如意は「先に周健を倒せば、自然に通れる」と主張します。いわゆる「賊を捕らえるにはまず王から」の発想です。
ただ如意はまだ内力(ないりき)が半分しか回復していません。寧遠舟も犠牲を出したくない。そこで戦わずに知恵で切り抜ける「智取(ちしゅ)」の作戦を選びました。
それにしても如意の内力が半分しか戻っていないって、前の戦いでどれだけ消耗したんだろうと改めて思います。それで「周健を先に倒せばいい」って言えるの、強がりなのか本気なのか。
如意は楊盈に、刺客への備え方と「美人計」の使われ方を教えます。楊盈はそのやりとりのなかで、如意と寧遠舟が「顔は冷たいけど心は温かい」同じ種類の人間だと気づきます。
でも如意は楊盈にはっきり告げます。
「私も寧遠舟も、無情な人間です。どんなに良くしてくれる人でも、信じてはいけません」
この言葉、自分に言い聞かせているのか、楊盈を守るために言ったのか、聞きながらずっとどっちなんだろうと思っていました。表情がなんとも言えなかったので。
一方、寧遠舟は周健のもとへ単身乗り込みます。丹陽王の命令で動いているように見せかけ、偽の書信まで用意して持参していました。
持ちかけた計画はこうです。「偽の使団が偽の礼王(らいおう)を護送して安国(あんこく)へ向かう。そこで礼王は死に、本物の礼王の行方はわからなくなる」というものです。
周健はあっさり乗って、使団を自ら護送して関門を通してくれます。一兵も失わず突破成功。
偽書信で相手を動かして、相手の手で安全に通ってもらうって、なんて手の込んだことをさらっとやってのけるんだろうと思いました。暴力で解決しない人って好きです。
場面は宮中に移ります。皇后・蕭妍(しょうえん)は周健が使団を妨害しようとしたことを知り、丹陽王を呼んで問い詰めます。丹陽王は「自分が命じたのではなく、叔父の永平侯(えいへいこう)が楊盈を殺せと言った」と否定します。
そして丹陽王は蕭妍に問いかけます。「先帝に決められた婚姻を心から嫌がっていたあなたが、なぜ今になって皇帝の帰国をそんなに望むんですか」と。
蕭妍の答えはシンプルです。「皇帝を好きかどうかは関係ない。皇帝がいれば、私は太后(たいこう)になれる」。
蕭妍、こわいですね。でも筋は通ってる。感情じゃなくて地位で動いている人って、ある意味一番読めない。
その夜、寧遠舟は于十三たちと話すなかで、如意のことを「自分が出会った最大の誘惑だ」と認めます。でも同時に、「约束を果たしたら別れるのが二人にとって一番安全な関係だ」とも言いました。
如意は寧遠舟が于十三たちと本当に兄弟のように付き合えていることを羨ましく思っていて、自分の子どもと将来どう関わればいいかわからないと相談します。
刺客として育ってきた人が「子どもとの距離感がわからない」って言うの、さらっと聞き流せなかったです。当たり前のことが当たり前じゃない、それがきつかった。
寧遠舟は如意が昭節皇后(しょうせつこうごう)の命令で子を産もうとしていると知り、「その皇后が本当に何を意図しているか、よく考えてみてください」と告げます。
元禄(げんろく)は二人のやりとりを見て、寧遠舟に「なぜ如意が好きじゃないのか」と聞きます。寧遠舟の答えは、「好きじゃないんじゃなくて、彼女のような人の周りは必ず争いに満ちる。自分は使団の任務が終わったら静かに田舎に帰りたい」というものでした。
朱衣衛(しゅいえい)として過酷な環境で育った如意のことを、寧遠舟は気の毒に思っている。だから日常でよくしてあげたい、世界には暗殺以外にも楽しいことがあると知ってほしい、そう語ります。
しかしその後、周健が騙されたことに気づいて千人の兵を率いて追撃してきます。寧遠舟はすぐに孫朗に指示を出し、全員を急いで述州(じゅっしゅう)へ向かわせました。
一念関山 7話の感想まとめ
一番残ったのは、如意が楊盈に「私も寧遠舟も無情な人間です」と言った場面です。
言いながら、自分でも信じきれていない顔に見えました。楊盈を守るための言葉なのか、自分に言い聞かせていたのか、たぶん両方なんだと思います。でも「無情」という言葉を選んだこと自体がもう、いろいろ語っていた。
元禄に「なぜ如意が好きじゃないのか」と聞かれたときの寧遠舟の答えも、変に正直でよかったです。気の毒だから優しくしたいって、好意なのか同情なのかわからない言い方ですが、寧遠舟はそのあいまいさごと如意に向き合っている気がしました。
偽書信で周健を丸め込んで、相手の手で安全に通してもらった作戦は純粋に気持ちよかったです。戦わずに、頭だけで切り抜けた。でもその周健が今度は千人連れて追ってくるので、8話はまた別の話になりそうです。
蕭妍の「太后になれれば皇帝を愛している必要はない」という言葉は、このドラマのなかでかなり怖い発言です。感情がないんじゃなくて、感情では動かないと決めている人の顔をしていたのが印象に残っています。
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