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今回は、中国ドラマ『七時吉祥-しちじきっしょう』第35話のあらすじをご紹介していきます。前回、妖王に化身した初空（しょくう）と虎妖となった祥云（しょううん）の奮闘ぶりが話題でしたが、今回は紫辉（しき）と錦萝（きんら）の結婚という驚きの展開も……？ 果たして二人の運命はどう動いていくのでしょうか。
それでは35話を一緒に見ていきましょう！
七時吉祥-しちじきっしょう 第35話のあらすじ
紫辉と錦萝は互いの気持ちをついに理解し合い、錦萝が持っていた“女娲石（じょかせき）の石心”を返すことで、その心がひとつに結ばれます。しかし、麒麟族の昊轩（こうけん）は“滅妖陣”を発動させ、誤林（きょうりん）の妖力をすべて吸収しようという野望を進めていました。運悪く、紫辉は昊轩に利用され、最後の金丹をそろえれば錦萝を助ける解毒薬をもらえるという脅しを受けていたのです。
私も紫辉と錦萝の恋物語には感動しますが、彼らが追い詰められている状況は本当に切ないですね。
いよいよ滅妖陣が完成寸前となった時、紫辉は陣法の力を昊轩に与えず、逆に最後の金丹を破壊して反撃を試みます。当然、昊轩は激怒し、紫辉を殺そうとしますが、そこへ駆けつけた錦萝が彼の前に立ちはだかり、身を挺して全部の攻撃を受け止めました。
まさに絶体絶命のところで初空と狂龍長老らが到着し、昊轩を追い払います。 こういう混戦のなか、初空がすかさず駆けつけるシーンには、やはりヒーロー感を感じますよね。
錦萝は解毒薬のおかげで持ち直すものの、紫辉の方は石心を失っており、もはや余命いくばくもない状態に。彼は「せめて最後の時を錦萝と一緒に過ごしたい」と考え、初空や祥云もその思いを尊重。そこで二人は小さな式を挙げることになりました。
修羅場続きの誤林で、ほのかな幸せを分かち合う空気が生まれるシーンは、本当に心が温まります。
結婚式では、錦莲（きんれん）も妹の錦萝を祝福し、紫辉とも和解。かつて聖凌教で過ごした日々を思い出しながら、みんなで食事を楽しみ、ようやく笑顔が戻ったひとときです。ところが、新婚初夜、紫辉は錦萝の胸に倒れ込む形で命を落とし、そのまま消えてしまいました。
この場面の切なさには、胸を締めつけられますね。幸せな時間ほど儚く感じてしまいます。
いっぽう、麒麟族の昊轩は誤林の動向を警戒し、侍女の動きから虎妖＝祥云の正体に気づきはじめます。狂龍長老が初空を「妖王にふさわしい」と見定め、正式に“妖王の力”を引き継がせようとしていましたが、その儀式には“感情を断ち切る”重大な試練が伴うもの。初空は葛藤しつつも「沧海の力を取り戻すためにはやるしかない」と決意し、内心で“自分と祥云の記憶が消えてしまうのでは”という不安に苛まれます。
愛する人との思い出を捨てないと力を得られないなんて、本当に苦しい選択ですよね。
しかし、初空が妖王の力を修得して閉関を終えた際、祥云はすぐ彼のもとへ駆け寄り、彼が本当に記憶を失ってしまったのか確認します。一瞬、初空は忘れてしまったような反応を見せますが、実際には全てを覚えたままで、彼女の前で「決して忘れるわけがない」と抱きしめるのでした。二人は互いの手を握りしめ、再び絆を確かめあいます。
このシーンはもう最高に胸キュンですよね。二人が失わずに済んだ思い出に、ほっとさせられます。
七時吉祥-しちじきっしょう 第35話までの感想まとめ
紫辉と錦萝の大婚は、とても幸せに見えながらも儚く散る結末で切なさが募りました。 最後の瞬間まで互いを想い合い、愛で結ばれた二人の姿に心打たれましたが、もっと長く幸せになってほしかったですよね。
その一方で、初空と祥云は“妖王の試練”を乗り越えながら絆を強め、最終的に記憶を手放さないまま成功を収めました。 二人が見つめ合うシーンに、“これ以上ないほどの安心感”を感じられるのが印象的でした。
とはいえ、昊轩が誤林に忍び寄り、無問長老を殺害し、さらには紫辉を利用して滅妖陣を進めようとする姿が相変わらず不穏。今後、妖王としての力を手に入れた初空と、沧海の転生である祥云がどう反撃に出るのか期待が高まります。 二人が手を取り合えば、昊轩の野望を粉々に砕く日も遠くない気がします。
次回はさらに摩罗族や麒麟族を巻き込んだ戦いが激化しそうですが、一方で初空と祥云の“再起”がどう昊轩の陰謀を崩していくのか、さらに注目していきたいですね♪
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