三国志~司馬懿 軍師連盟~ 第16話 荀彧の死と曹丕の投獄、嵐の前の緊迫した政局

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魏王・曹操からの無言の死刑宣告を受けた荀彧の最期、そして冷酷な罠によって大理寺の牢へと突き落とされた曹丕。張り詰めた空気の中で、司馬懿は家族の存亡を賭けた選択を迫られます。権力という濁流に飲み込まれていく者たちの壮絶な生き様、それでは16話を一緒に見ていきましょう!

三国志~司馬懿 軍師連盟~ 16話のあらすじ

深夜の司馬邸。兄・司馬朗を救う手立てを求めて、司馬懿は焦燥に駆られていました。妻の張春華は、今は荀彧を信じて静観するしかないと司馬懿をなだめます。

夫婦の会話の中にも、どこか重苦しい空気が漂っていて、これから何かが壊れる前触れみたいで怖かったです。

そこへ、曹操から荀彧へ三段重ねの食籠が届けられます。しかし、中身は空っぽでした。三十年仕えた漢の禄はもうない、という曹操からの絶縁状です。荀彧は官服を整え、静かに毒を仰いで自ら命を絶ちました。

空の食籠を前にした荀彧の、あの何とも言えない寂しそうな表情……。言葉なんて一つもいらない、究極の絶交の突きつけ方にゾッとしました。

荀彧の訃報を受けた司馬懿は、すぐに弔問へ向かおうとします。しかし、厳重な警備に阻まれ、ただ通りで跪くことしかできませんでした。霊前で泣き崩れる曹操の姿を、諸官は複雑な面持ちで見守ります。

曹操が流したあの涙、本当に悲しんでいるのか、それともポーズなのか……。あの顔を見ていると、本音がどこにあるのか全く読めなくて寒気がします。

その後、司馬懿は尚書の崔琰を問い詰めます。しかし崔琰は、荀彧の死は時代の終わりであり、自分も司馬懿も他に道はないと淡々と語るだけでした。一方、司馬邸では父の司馬防が、今の政局の危うさを説き、温県への避難を強く促します。曹植が寵愛を受ける今、曹丕が倒れれば司馬家も終わる。司馬懿は苦渋の末に父の言葉に従う決意をします。

翌朝、宮廷では荀彧や亡き曹沖の幻影に苦しむ曹操の姿がありました。その隙を突くように、楊修が曹丕の汚名を着せるための偽文を見つけ出します。そこには、曹操を簒奪者王莽になぞらえる批判が記されていました。

楊修、ここでその手を使うの!?って叫びたくなりました。相手を陥れるためなら手段を選ばない執念に、ただただ圧倒されます。

激怒した曹操は、曹丕の弁明も聞かずに大理寺の牢へ放り込みます。審理を担当するのは、曹丕と敵対する丁儀でした。司馬懿の元へ駆け込んだ郭照の願いを聞き入れた司馬懿でしたが、担当が丁儀だと知った瞬間、その絶望的な状況に言葉を失います。牢獄で丁儀による苛烈な拷問を受ける曹丕。司馬懿は事態を打破すべく、鐘繇の元へと足を運びます。

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冷徹な頭脳戦、崩れ去る平穏

今回の16話で最も心に残ったのは、鐘会が評した「楊修は才気煥発だが、時勢を読めず鋭すぎて折れる」という言葉です。あの知略の塊のような男が、いずれその才能ゆえに破滅するという予言のようにも聞こえ、重く響きました。自分の立場を盤石にするためなら、他人の人生をいとも簡単に踏み台にしていく楊修の姿は、見ていて本当に息が詰まるほどでした。

特に切なかったのは、司馬懿の苦悩です。家族を守るために故郷への疎開という逃げ道を選びつつも、目の前で曹丕が絶体絶命の危機に瀕している。義理を重んじる司馬懿が、この状況で座視できるはずがありません。彼が温県へ向かう準備をしながらも、実際にはどの駒を動かそうとしているのか。その静かな闘志が、この殺伐とした宮廷の空気を切り裂いてくれることを期待せずにはいられません。

また、曹操が荀彧の死に対して見せたあの涙の演出が、本当に恐ろしいと感じました。長年連れ添った軍師を殺しておきながら、その死を惜しむ演技ができる。権力の座にある者が持つ、その底知れぬ怖さが画面越しに伝わってきます。あの偽文の存在一つで、これほどまでに人間関係が崩壊し、命が軽んじられる様は、まさに権力闘争の残酷そのものです。

拷問を受ける曹丕の姿と、それを見守ることしかできない周囲の苦悶。物語が大きく動き出し、誰もが逃げ場のない嵐の中に放り込まれたような感覚です。次に司馬懿が取る行動が、この崩壊しつつある魏の運命をどう変えていくのか。ただ事態を見守るしかない今の状況が、何よりも苦しいです。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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