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クルミットです♪
ついにこの時が来てしまいました。長年、シバイの宿敵として、あるいは才能あふれるライバルとして物語を彩ってきたヤンシュウの最期が描かれる第21話。物語は一気に緊迫感を増し、シバイはソウソウから大役を任され、江東へと向かうことになります。友情とはまた違う、複雑な感情で結ばれた二人の最期の対話は、涙なしでは見られません。
それでは21話を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 21話のあらすじ
シバイはソウソウに対し、赤壁の敗北を繰り返さぬよう、自身の献策を勇気を持って進言します。ソウソウは、シバイの言葉に「前車の轍」という戒めを感じ取りつつも、シバイが宿敵ヤンシュウの収監をどう思っているかを試します。シバイはヤンシュウと競うつもりはなく、ただソウソウの勝利を願っていると真摯に伝えますが、ソウソウはその心の内を見抜いている様子です。その後、ソウソウはシバイにソウショクの補佐を打診しますが、シバイはこれを丁重に辞退します。ソウソウも、今さら二人の関係を築くのは手遅れだと悟ったようです。
かつての敵を前にして、嘘を言わずに自分の信念を貫こうとするシバイの姿、見ていてヒヤヒヤしました。ソウソウのあの鋭い目線、すべて見透かされているみたいで怖いです。
ソウソウのもとを去ったシバイは、獄中のヤンシュウを訪ねることを許されます。長年争い続けた二人が初めて向き合い、戦いの虚しさを語り合います。
ヤンシュウは、自身の行動が結局は他者の駒に過ぎなかったと悔恨します。死を目前にしたヤンシュウは、シバイに断頭酒を差し出しました。彼はシバイに「ソウソウは英雄だが、ソウヒは陰険な君主だ。いつかシバイの手でソウショクを守ってやってほしい」と遺言を託します。さらにヤンシュウは「自分とシバイの最大の違いは、シバイには忍耐があるが、自分にはなかったことだ」と語り、黄泉の国でシバイを待っていると告げます。シバイは涙をこらえてこれを見送りました。
これまであんなに火花を散らしてきた二人が、最後にはこんなに穏やかに言葉を交わすなんて。ヤンシュウの「自分には忍耐がなかった」という言葉、負けを認める瞬間の表情が切なすぎて胸が痛かったです。
ヤンシュウの死刑は執行され、その悲惨な光景にソウショクは絶叫して抗議しますが、ソウソウは冷徹にこれを見捨てます。ヤンシュウという有能な軍師を失ったソウソウの衰えは隠せず、ついに意識を失うまでに憔悴します。
ソウソウは、回復後にシバイに江東へ向かい、ソンケンと交渉するよう命じます。シバイは妻のチャンチュンファを伴い、危険な江東の地へ乗り込みます。ソンケンはシバイを無名の一介の使者として侮りますが、シバイはその卓越した弁舌で、チョウショウら呉の重臣たちを論破していきます。
シバイはソンケンに対し、カンウを「逆賊」と呼び、蜀と呉の荊州を巡る争いを利用してソンケンの疑心暗鬼を巧みに煽りました。
孫権の前で堂々と振る舞うシバイ、かっこよすぎます!相手のプライドを逆撫でしながら、自分の思う通りに相手を誘導していくあの喋り、スカッとしてたまりません。
交渉の合間、シバイは呉の陸遜と出会います。陸遜はシバイの器の大きさを瞬時に見抜き、さらにチャンチュンファの変装をも見破ります。陸遜はソンケンに対し、将来の魏の太子はソウヒであり、シバイが魏の権力を握ると見立て、ソンケンに策を献じます。こうして、江東はカンウを討つための動きを見せ始めます。最後に、シバイはソウソウのもとへ戻り、その功績を報告するのです。
ヤンシュウという存在とシバイの外交術
第21話で、やはり一番心が震えたのはヤンシュウの最期でした。これまでシバイを追い詰めようとしていた彼は、シバイにとって最大の障害であり、同時に一番自分を理解してくれる存在でもあったのですね。断頭酒を前にした二人の間には、もはや憎しみなど微塵もなく、ただ静かに互いの才能を称え合う時間だけが流れていました。ヤンシュウの最期の願いをシバイがどう受け止めたのか、その重みがずっしりと心にのしかかります。
一方で、後半の江東での交渉シーンは、これまでの重苦しい雰囲気を払拭するような切れ味でした。外交の場という戦場で、剣を使わずに相手を論破していくシバイの姿は、軍師としての資質を見せつけられた気がします。特に、ソンケンに対して蜀との対立を意識させる駆け引きは、まさに天才的というほかありません。この外交戦の裏で、妻のチャンチュンファが変装して守っているという設定も絶妙です。シバイの知略とチャンチュンファの肝の座り方は、まさに最強夫婦と言っても過言ではないでしょう。
ただ、陸遜という新たな強敵が現れたことで、シバイの周りの状況はさらに複雑になっていく予感がします。ヤンシュウを失ったシバイがこれから誰を相手に戦い、どう権力を動かしていくのか。ソウソウも衰えを見せ始める中、魏の中枢がどう動くのか。ヤンシュウが最後に託した言葉の意味が、これからどうシバイの決断に影響を与えるのかに注目したいですね。
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