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鄴城へ命がけで璽授を運んだ張春華の執念、牢獄の中で冷徹に状況を見極める司馬懿、そして洛陽で暴走を繰り返す曹彰の姿。曹操がこの世を去った後、魏を舞台に凄まじい権力闘争が勃発しています。曹丕の即位を阻もうと刀を抜く者、母の権威を借りて玉座への道を切り拓こうとする司馬懿。洛陽の空の下、誰が最終的に権力を掌握するのか。それでは24話を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 24話のあらすじ
鄴城の中郎将府に、張春華が満身創痍の姿で辿り着きます。彼女が手元に固く握りしめていたのは、魏王の証である璽授でした。彼女は曹彰が洛陽で兵変を起こしたことを曹丕に伝え、そのまま力尽きて意識を失います。
あんなにボロボロになりながら、誰にも渡さないとばかりに璽授を抱えていた姿。あの執念には、思わず画面の前で固まってしまいました。
臣下たちは即位を急ぐよう進言しますが、曹丕は「名正言順」にこだわります。喪に服すべき時期に、天子の詔命もなしに即位するのは道義に反するという考えです。司馬孚が命を懸けて説得しても曹丕の意志は固く、彼は自ら軍を率いて洛陽へ向かうことを決めます。
一方、洛陽の牢獄にいる司馬懿の元へ、郭照から曹丕が即位を拒んでいるとの知らせが届きます。もはや一刻の猶予もありません。司馬懿は張春華の助けを借り、司馬孚を通じて王后・卞氏に助力を求めるという策に打って出ました。母親である卞后の権威を用い、曹丕を動かそうというのです。
洛陽の朝堂では、曹彰が独断で曹操の遺言を書き換え、曹植を太子に据えて即位させようと暴走を続けています。反対する臣下を次々と処刑する曹彰の姿は、もはや理性を失っています。そんな中で老臣の程煜が毅然と立ち向かう姿には、強い矜持を感じます。
牢獄という絶望的な環境にありながら、曹彰の焦りを見抜いて次の一手を考えていた司馬懿。あの極限状況で脳内がどうなっているのか、末恐ろしいほどの強さを感じました。
鄴城では、ついに卞后が決断を下しました。母として、そして皇后として、曹丕に即位を命じます。母からの強い要請に、曹丕もついに背くことができず、曹丕の即位が決定しました。
同じ頃、洛陽の牢獄では曹植が動きを見せます。争いを嫌う彼は曹彰を酒で泥酔させ、令牌を盗み出して司馬懿と賈逵を牢から解放しました。司馬懿は曹植の心意気を受け止めつつも、混乱を収めるために洛陽へ留まることを決断します。
血を分けた兄弟なのに、なぜここまで道が分かれてしまったのか。剣で支配しようとする曹彰と、酒で自分を誤魔化す曹植。二人を見ているだけで胸が締め付けられます。
夜の帳が下りた洛陽で、司馬懿と曹植は杜康を酌み交わします。失われた平和を嘆く曹植に対し、司馬懿は彼の詩人としての才能こそが永劫に残るはずだと諭しました。しかし翌日、裏切りを知った曹彰によって二人は捕らえられ、断頭台へと引き立てられます。
まさに絶体絶命という瞬間、城外から夏侯惇と曹洪の大軍が押し寄せ、洛陽を包囲します。曹丕が即位した事実に、城内の兵たちは曹彰を見限って離反。駆けつけた汲布たちの働きもあり、処刑は間一髪で阻止されました。
もうダメかと思ったところで、あの怒涛の援軍。心臓が飛び出るかと思いました。
洛陽城の門が開かれ、喪に服す白の素衣王冠姿で曹丕が現れます。群臣が平伏する中、ついに曹丕の悲願が形となりました。
24話で一番印象に残ったこと
今回、一番私の心に残ったのは、牢獄での曹植の行動です。自分自身も立場が危うい中で、争いを終わらせるためにあえて牢の鍵を開くという選択。権力を渇望する曹彰とはあまりに対照的で、曹植が抱える孤独と優しさが伝わってきました。あの牢獄で司馬懿と酒を酌み交わした場面からは、敵味方を超えた奇妙な交流を感じて、少しだけ救われたような気持ちになりました。
そして、司馬懿の立ち回りの凄まじさにも圧倒されます。牢の中でも決して動じず、曹彰の脆い精神を言葉と策でじわじわと追い詰めていく姿。彼という頭脳があったからこそ、洛陽の修羅場が最悪の結末を迎えずに済みました。
曹丕がついに玉座に就き、魏という国がようやくひとつの形になりました。しかし、権力の頂点に立った曹丕がこれからどのような統治者へ変貌していくのか。その隣で司馬懿がどのような策を練り、歴史を操っていくのか。曹彰の歪んだプライドが、皮肉にも曹丕の即位を早める結果を招いた今回。血と涙の上に築かれていく新しい時代の重みが、これからの物語にどう響いていくのか。そんな余韻を残すエピソードでした。
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