ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
不遇をかこっていた鄧艾(トウガイ)との運命的な遭遇、そして宮中の均衡を突き崩す司馬懿(シバイ)の「新政」。曹丕(ソウヒ)が仕掛けた壮大な罠が、宗親たちの傲慢さと欲望をあぶり出していきます。門前払いを食らい、そのまま自ら投獄へと向かう司馬懿の行動に隠された本当の狙い。それでは27話を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 27話のあらすじ
地方の役人として理不尽な目に遭いながらも、民のためという己の信念を曲げない男、鄧艾(トウガイ)が登場します。その姿を目の当たりにした司馬懿は、己の置かれた逆境と重ね合わせ、退くのではなく険しい道を突き進む覚悟を固めます。
権力に媚びないあの真っ直ぐな眼差し!泥の中で踏みつけられても、決して折れない芯の強さに画面越しでつい拳を握りしめてしまいました。
一方、司馬邸には曹洪(ソウコウ)が押しかけ、門を弓矢で射抜くという暴挙に出ます。妻の張春華(チョウシュンカ)が毅然と応戦する中、帰宅した司馬懿は漢の武帝の故事を引用し、論理と法をもって曹洪を論破し、その場を制圧します。
チョウシュンカの肝の座り方には痺れました。弓を突きつけられても一歩も引かない姿はさすがです。そして冷静に追い詰めていくシバイの対応も、氷のように冷たくて怖すぎる!
宮中では、曹真(ソウシン)ら宗親が司馬懿を失脚させようと讒言を繰り返しますが、曹丕はあえてこれを受け流し、司馬懿を庇う姿勢を見せます。実はこの「新政」こそが、曹丕が司馬懿を操り、増長する宗親たちを牽制するために放った布石でした。
曹丕の裏の顔が恐ろしい。シバイすらも駒として使い、宗親たちを泳がせているなんて。二人の関係が信頼なのか冷酷な計算なのか、見ていて息が詰まるほど圧迫感がありました。
曹洪を厳罰に処す曹丕に対し、怒りを募らせた宗親たちは一致団結し、曹丕に皇帝即位を迫る動きに出ます。陳群(チェングン)は司馬懿に対し、この政争の渦中で即位を支持しなければ命が危ういと警告しますが、司馬懿はあくまで新政を盾に一歩も譲りません。
陳群の緊迫した警告、事態の深刻さが伝わってきて胸がヒリヒリします。敵だらけの中で、あえて孤立する道を選ぶシバイの胆力には圧倒されるばかりです。
曹丕は山のような奏表を抱えた司馬懿を門前払いにし、周囲の臣下たちに「即位を急ぐ者たちの醜態」を見せつけ、さらに罠を締め上げます。追い詰められた司馬懿は、自ら投獄を願い出るという行動に出ます。実はこれは、君臣が結託して演じる壮大な「双簧(そうこう)」だったのでした。
鍾繇(ショウヨウ)が裏を明かした瞬間、一気に霧が晴れました。牢獄の中で悠々と五禽戯に励むシバイ、もはや異常なまでの落ち着きぶりには笑いすらこみ上げてきます!
27話のここが凄かった!狂気の芝居と未来の火種
一番印象に残ったのは、司馬懿の投獄シーンです。普通、獄中といえば絶望が支配する場所ですが、シバイにとってはただの舞台装置に過ぎませんでした。君主である曹丕と、腹心の司馬懿。二人だけにしか通じない、言葉を超えた意思疎通がこの「芝居」には詰まっています。味方を欺くために、最も大切なはずの自分たちを追い詰める。その狂気じみた覚悟には圧倒されるものがあります。
そして、鄧艾の登場が今後の物語のスパイスとして機能しています。宮廷の血生臭い駆け引きとは対照的に、彼の持つ誠実さとひたむきさは、今の殺伐とした世界の中で、後の世を動かす「火種」のように見えました。シバイがこの若者のどこに可能性を見出したのか、そこが物語をどう動かしていくのか気になるところです。
曹洪たち宗親が自尊心を満たすために突き進めば進むほど、曹丕の「即位」という名の罠が静かに閉じていく様子は、劇薬のような面白さがありました。牢という極限の地から、司馬懿が次の盤面をどう整えるのか。宗親たちが自らの愚かさに気づく日はいつ来るのか。牢の中で涼しい顔をしている司馬懿を見ていると、先へ先へと急かされるような感覚を覚えます。
コメント