三国志~司馬懿 軍師連盟~ 第55話 あらすじ 諸葛亮の策に踊らされ、曹真が失ったものと追い詰められる戦局

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陳倉が炎に包まれ、ハクショウの命が散ったあの日から、曹真のプライドは崩壊へのカウントダウンを始めました。ショカツリョウの周到な罠、シバイの冷徹な沈黙、そして曹真の焦燥が交錯する第55話。一人の将の怒りが、どれほどの犠牲を払って軍全体を破滅へ追い込んでいくのか、その過程を追いかけました。
それでは55話を一緒に見ていきましょう!

三国志~司馬懿 軍師連盟~ 55話のあらすじ

陳倉に蜀軍がなだれ込みました。降伏を装って門をこじ開けた彼らの手際が鮮やかで、堅牢だった城はあっという間に陥落しました。ショカツリョウは、陳倉太守であるハクショウの武勇と忠義を買い、降伏を勧めますが、ハクショウは頑として首を縦に振りません。最後はキョウイの手によって斬られました。ショカツリョウはハクショウの遺体を厚く葬り、遺族を撫恤するよう部下に命じました。

敵であるはずのハクショウをあれほど敬うショカツリョウ、その器の広さがかえって怖いです。死してなお戦うハクショウの最期には、言葉も出ませんでした。

陳倉を失った曹真の怒りは頂点に達しました。王双を詰問するだけでなく、キョウイの先祖の墓を暴くよう命じるなど、その余裕のなさは誰の目にも明らかでした。追い詰められた曹真は、嫌々ながらもシバイの陣を訪れます。しかし、面子があるのか、結局自分では入らず部下の孫礼を使いに出します。シバイは状況をすべて把握していましたが、あえて初耳のような顔をして孫礼の報告を聞き入れました。そして、ショカツリョウの弱点は兵糧にあると助言しつつ、自分の知恵であることはソウエイにも曹真にも秘密にするよう孫礼に念を押します。曹真は当初、堅守するというシバイの提案を鼻で笑いましたが、次第にその言葉が脳裏から離れなくなっていきます。

自分の知恵を隠せと釘を刺すシバイ。まるで毒入りの菓子を差し出すようなその計算高さに、ゾクッとしました。

そんな中、孫礼が三千石の兵糧を運んでいるという情報が入ります。ショカツリョウはこれが曹真の罠だと即座に見抜きました。しかし、当の曹真は、この輸送部隊を囮にして、ショカツリョウが兵糧を奪おうと出陣した隙に蜀軍の大営を叩こうと作戦を練ります。ところが、これは全てショカツリョウが仕掛けた「計中計」でした。蜀軍の奇襲に魏軍は大混乱に陥り、曹真の陣は火の海と化します。シバイはあらかじめ撤退の準備を済ませ、さらに火災による損傷を偽装するため、鍋の煤を顔に塗りつけるという念の入れようでした。

わざわざ顔を真っ黒にしてまで敗北を演出するシバイの用心深さ。あそこまで徹底していると、もう狂気を感じます。

秋の長雨による兵糧輸送の困難を予見したショカツリョウは、ここが引き時だと判断し撤収を命じます。ボロボロになった曹真たちの前に、泥だらけで惨めな姿をさらすシバイ父子らが現れました。その光景を見た曹真は怒りのあまり吐血します。それでも追撃を強行しようとする曹真を孫礼が必死に止めますが、聞く耳を持ちません。結局、諸葛連弩が待ち構える地で曹真軍は壊滅。王双は曹真をかばって戦死し、追い討ちをかけるように、ショカツリョウから曹真を嘲る激烈な書状が届きました。それを読んだ曹真は再び昏倒してしまいます。

諸葛連弩の圧倒的な威力に、戦場が地獄絵図になっていく様子が残酷でした。あの書状の内容も、曹真のプライドを根底からへし折るような容赦のない文面で、見ていて胃が痛くなりました。

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曹真という将の限界が突きつけられた回

今回、一番強烈だったのは、やはり最後にショカツリョウから届いた書状のシーンです。戦場での敗北以上に、言葉による精神的な攻撃が曹真を追い詰めていく様は、見ていて辛いものがありました。自分の力を過信し、シバイという「賢い目」を無視し続けた結果が、この惨状です。曹真が吐血して倒れる姿からは、魏を率いる将としての限界と、それを受け入れられない悲哀がひしひしと伝わってきました。

対照的に、シバイの立ち回りはあまりにも静かです。曹真が血を流して暴れている隣で、鍋の煤を塗って被害者面をする。この「演じる」能力の差が、そのまま二人の軍師としての格の違いを決定づけています。曹真にとっての戦いは名誉をかけた戦いですが、シバイにとっての戦いは、生き残るための冷徹な事務作業のように見えました。

王双の最期もやるせないものがありました。曹真の身勝手な振る舞いに付き合わされ、最後は主君の盾となって消えていく。彼にとっての忠義のあり方を考えると、あまりに救いがありません。曹真がこの先、この屈辱をどう処理するのか。昏倒したままでは終わらない重苦しい空気が漂っています。シバイが次にどのカードを切るのか、魏の内部でどんな嵐が吹き荒れるのか、この先も目を離せません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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