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クルミットです♪
始まったばかりの話題作「九重紫」、第1話からいきなり怒涛の展開でした!
病気で弱りながらも必死で家を守ってきたヒロインの竇昭。
信じていた夫と妹に裏切られただけでも辛いのに、謀反の混乱に巻き込まれて命を落とすなんてあんまりですよね。
でも、不思議な古い書物の力で過去に巻き戻るというのですから驚きました。
理不尽な運命に立ち向かう竇昭の姿、最初から全力で応援したくなります!
それでは1話を一緒に見ていきましょう!
九重紫 1話のあらすじ
澄平二十七年の厳しい真冬のことでした。
皇帝が重病で朝廷を開けない隙に、大将軍の宋墨が兵を率いて夜の都を急襲します。
宋墨の目的は、昔無実の罪を着せられた定国公の冤罪を晴らすことでした。
慶王を擁立して宮中へ押し入り、皇太子を包囲して譲位を迫ります。
ところが皇太子は、宋墨の思い通りにさせまいと自害を選びました。
息絶える直前に「お前は復讐の相手を間違えている」と言い残す皇太子。
宋墨は何のことか分からず、困惑するばかりでした。
復讐の相手を間違えているって、一体どういう意味なんでしょうか?
一方、済寧侯夫人の竇昭は、慶王と宋墨が謀反を起こすことを早くから察知していました。
屋敷を守るために手を打っていましたが、外での虐殺に怯えた下人たちが家財を盗んで逃げ出そうとします。
竇昭は逃亡を図る下人たちを捕まえて厳罰に処しました。
夫の済寧侯・魏廷瑜も、情勢を勝手に騒ぎ立てるなと下人を怒鳴りつけます。
宮中に入った宋墨は慶王に会おうとしますが、太監の王格に行く手を阻まれてしまいました。
王格は慶王と皇帝が対談中だから会えないと言い放ちます。
皇帝の玉璽を置いていけば一番の手柄になると唆す王格。
しかし宋墨は冤罪を晴らすことしか頭にありません。
誘いを突っぱねた宋墨は、玉璽を持ったまま城外に兵を駐屯させました。
慶王が直接会うまで動かない構えを見せる宋墨。
玉璽がないため慶王は即位できず、事態はますます混迷を深めていきます。
玉璽を持ったまま城外に引きこもる宋墨、頑固だけどブレなくてちょっとかっこいいです!
済寧侯府では、竇昭が弱りきった体を引きずりながら必死に屋敷を取り仕切っていました。
中庭に大きな棺を運び込ませ、夫人が重病で看病が必要だという名目を作ります。
こうすれば魏廷瑜が外の戦乱に駆り出されずに済み、命を守れると考えたからでした。
重病で血を吐く竇昭の姿に、侍女の妥娘は胸を痛めます。
見舞いにも来ない魏廷瑜への不満を漏らす妥娘。
でも竇昭は恨み言も言わず、健気に屋敷の管理を続けていました。
ふと中庭に咲く花に目を留めて外へ出ると、どこからか煎じ薬の匂いが漂ってきます。
異母妹の竇明が自分のために薬を作ってくれていると思い、竇昭は嬉しい気持ちで厨房へ向かいました。
ところが厨房の扉の隙間から見えたのは、信じられない光景でした!
なんと魏廷瑜と竇明が抱き合い、密会していたのです。
魏廷瑜は竇昭への情など最初からなく、早く病死してくれれば竇明を正妻に迎えられると囁いていました。
夫のために棺まで用意して守ってあげたのに、厨房で妹と浮気だなんて本当に腹が立ちます!
ショックのあまり倒れそうになる竇昭。
それでも最初は怒りを呑み込み、妥娘の手を引いて立ち去ろうとしました。
竇明も同じ竇家の娘なのだから、自分が死んだあとに家同士の付き合いが保てるならそれでいい。
そう自分に言い聞かせようとしたのです。
しかし、その直後に聞こえてきた竇明の言葉が竇昭を絶望へと突き落としました。
実は竇昭の実母である趙谷秋と、竇明の母親は義理の姉妹。
それなのに竇昭の父親と竇明の母親が不倫し、それが原因で趙谷秋は命を落としたというのです!
母の死の真相を知った竇昭は、激しい怒りと悲しみに震えました。
血を吐く思いで守ってきた屋敷も、母を死に追いやった者たちのために尽くしていただけだったなんて。
こんな理不尽、耐えられるはずがありませんよね?
そこで竇昭は、妥娘に命じて「厨房が火事だ」と叫ばせました。
火を消そうと屋敷中の下人たちが集まったところで、竇昭は厨房の扉を力いっぱい押し開けます。
二人の不貞を白日の下に晒し、母を死なせた罪を竇明に突きつけました。
そして竇昭は二人の衣服を火の中に放り込み、その場から逃げ出せないようにします。
集まった下人たちの前で二人の裏切りを堂々と告発する竇昭。
「今日限りで私は済寧侯夫人を辞める」と言い放ち、家との縁を完全に断ち切って屋敷を出ていきました。
恥をかかされた竇明は、母親の言いつけ通りに毒薬を盛って早く殺しておけばよかったと悪態をつきます。
服を燃やして逃げられなくする竇昭のやり方、見事すぎてスカッとしました!
馬車に乗って街へ出た竇昭は、行き場を失った多くの避難民を見かけます。
胸を痛めた竇昭は、手持ちの食料を彼らに分け与えました。
雪が舞い散る空を見上げながら、幼いころに亡くなった母の死について妥娘に尋ねる竇昭。
妥娘の話では、父親が進士に合格した知らせが届いた日、ちょうど竇明の誕生日でした。
趙谷秋は妥娘に竇明を連れて親戚の趙思の家へ知らせに行かせ、その直後に亡くなったそうです。
その後、竇明の母である王映雪が後妻として家に入ってきました。
そのとき前方に小さな子供が飛び出してきます!
妥娘が慌てて手綱を引いたため、馬車は激しく横転してしまいました。
投げ出された竇昭を間一髪で抱きとめたのは、偶然通りかかった宋墨でした。
若白髪と地面を引きずる長槍を見て、竇昭はすぐに宋墨だと気づきます。
恐ろしい殺人鬼と噂されていた宋墨ですが、泣きじゃくる子供に優しく語りかけて落ち着かせていました。
そこへ紀詠という僧侶が現れます。
子供を泣き止ませられる慈悲の心があるなら、無駄な殺生はやめるべきだと宋墨を窘める紀詠。
竇昭は故郷へ帰る途中だと説明しようとしますが、激しい咳が止まらなくなってしまいます。
紀詠は竇昭の手首を取って脈を診ると、そんな体で旅をするなんて極楽浄土へ急いでいるのかと皮肉を言いました。
宋墨の計らいで、一同は近くの宿に身を寄せることになります。
動乱の最中に町を出ようとした理由を宋墨に問われ、竇昭は屋敷での出来事を正直に打ち明けました。
事情を知った宋墨は同情し、きっぱり縁を切ったのは不幸中の幸いだったと声をかけます。
竇昭は宋墨の白髪の理由を尋ねました。
しかし宋墨は激しく咳き込んで血を吐き、どうせ死にゆく身だと口を閉ざします。
自分と同じように死期が近い宋墨の姿に、竇昭は切ない共感を覚えました。
そこへ紀詠が入ってきて、今日の星回りは奇妙で、二人は互いに因果で深く結ばれていると告げます。
でも竇昭は相手の言葉を真に受けず、買い被りだと受け流しました。
二人とも血を吐きながら話していて、見ていて本当に胸が苦しくなりました
そのとき、太監の王格と魏廷瑜が兵を率いて宿を取り囲みます!
魏廷瑜らは竇昭が宋墨と内通していたと濡れ衣を着せ、玉璽を渡して自害しろと迫ってきました。
しかし宋墨は少しも動じません。
慶王の薄情さに失望した宋墨は、すでに手を打ってあり慶王は今ごろ死体になっているはずだと言い放ちます。
王格たちが動揺している隙に、紀詠は竇昭と妥娘を連れて裏から逃げ出しました。
壮絶な戦いが始まり、王格の手下である陳嘉が竇昭たちを追跡します。
魏廷瑜は包囲されて怯えますが、陳嘉は竇昭さえ殺せば宋墨の謀反が確定すると執念を燃やしていました。
洞窟まで追い詰められた竇昭たちの前に陳嘉が現れ、妥娘と紀詠が無残にも斬り殺されてしまいます!
陳嘉の刃が竇昭に迫った瞬間、駆けつけた宋墨が彼女を庇って敵を倒しますが、宋墨自身も深い傷を負いました。
大切な妥娘を失い、竇昭は魏廷瑜の罠を知らなかったと自分を激しく責めます。
しかし宋墨は竇昭を責めるどころか、自分の巻き添えにしてしまったことを悔やんでいました。
息絶えようとしている紀詠は、懐から『昭世録』という古い書物を取り出して二人に託します。
「運命を変えてくれ」と言い残し、紀詠は息を引き取りました。
宋墨は竇昭の手を引いて逃げようとしますが、背後から追っ手の矢が突き刺さります!
宋墨は竇昭を抱きしめて守ろうとしますが、衝撃で二人は深い谷底へと落下していきました。
空中に舞った『昭世録』が光を放ち、二人の周りで時間が巻き戻るように流れていきます。
妥娘があっさり斬られた瞬間、信じられなくて息が止まりそうでした
ふと気がつくと、竇昭は見知らぬ部屋で目を覚まします。
傍らには見知らぬ少年が立っていて、本に夢中になりすぎて鏡に頭をぶつけていたのだと笑いました。
竇昭が恐る恐る鏡を覗き込むと、額に怪我をした幼い自分の姿が映っています!
そこへ慌てた様子で妥娘と、死んだはずの母親・趙谷秋が駆け込んできました。
額の傷を心配して優しく抱きしめてくれる母の温もりに、竇昭は思わず涙を流して抱きつきます。
妥娘たちの会話から、今は澄平八年だと分かりました。
十九年も前の過去に戻ってしまったのです!
夢の中で一生を過ごしてきたような感覚に戸惑う竇昭に、少年は本を読みすぎてぼんやりしているのだと言います。
その少年が円通と名乗るのを聞き、竇昭はさらに驚きました。
同じころ、寺の別の部屋で少年の宋墨も目を覚まします。
母の蒋蕙蓀が息子の無事を涙ながらに喜んでいました。
宋墨は悪夢にうなされて昏睡していましたが、住職の祈祷によって奇跡的に目覚めたのです。
とても長い夢を見ていたと言う宋墨に、住職は忘れてしまったほうがいいと諭しました。
でも宋墨の心には、絶対に忘れてはならない何かがあったという感覚だけが残っていました。
寺を後にする宋墨と蒋蕙蓀は、境内で竇昭とすれ違います。
二人は足を止め、お互いの顔を見つめ合って、なぜか見覚えがあるような不思議な感覚を覚えました。
その直後、竇家の使用人が息を切らせて駆け込んできます。
竇昭は父親が進士の試験に合格した知らせだと直感し、その通りだったことに母の趙谷秋は驚きました。
竇昭はあの『昭世録』に書かれていた内容を思い出します。
人の運命が記されたその本によれば、母はこの吉報のあと間もなく病に倒れ、帰らぬ人となる運命でした。
そして母の死後、あの忌まわしい王映雪が家に乗り込んでくるのです。
もう一度やり直す機会を得た竇昭は、今度こそ母を守り、悲劇の運命を変えてみせると心に誓いました。
九重紫 1話の感想まとめ
厨房での魏廷瑜と竇明の裏切り、本当に胸糞が悪かったですね。
病気で苦しむ竇昭を放置して、裏でいちゃつきながら「早く死ねばいい」なんて言う夫、信じられますか?
しかも母親の趙谷秋まで不倫のせいで命を落としていたなんて、竇昭が背負わされた現実が重すぎます。
それでも取り乱すことなく、服を燃やして二人を閉じ込め、下人たちの前で絶縁を言い放った竇昭の強さにはスカッとしました!
大将軍の宋墨も、冷酷な男かと思いきや子供に優しくてギャップがありましたよね。
あんなに強いのに喀血していて、自分も長く生きられないと悟っている姿がとても切なかったです。
お互いに命が長くないと知って、静かに言葉を交わす二人の空気感にはじわっと来るものがありました。
それにしても、中盤の洞窟のシーンは容赦がなさすぎて本当にショックでした。
妥娘や紀詠があっさり斬り殺されてしまうなんて、あまりにも理不尽で胸が痛かったです。
あの優しい妥娘がこんな序盤で死んでしまうなんて耐えられないと思っていたので、過去に戻って生きていたときは本当にほっとしました!
十九年も前の子供時代に戻った竇昭ですが、お母さんの趙谷秋が目の前で生きて笑っている姿を見たら涙が出ちゃいますよね。
父が進士に合格したという知らせを聞いた瞬間、これから始まる悲劇を食い止めようと決意した竇昭の表情がとても頼もしかったです。
幼い宋墨とも寺ですれ違ってお互いに何かを感じていましたし、二人がこれからどう関わっていくのか気になります。
まずは母親の命を奪うきっかけになる王映雪を、竇昭がどうやって撃退するのか見届けてやりたいです。
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