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クルミットです♪
ついに最終回を迎えました。
長かった旅がいよいよ完結します。
これまでたくさんの事件が起きて、胸が苦しくなることもありましたね。
二人が追い求めてきた真実は、一体どんな結末にたどり着くのでしょうか?
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
君子盟 最終回(第29話)のあらすじ
辜清章は太后を高い建物へ連れ出します。
そして、大雍の都が赤い血の霧に包まれていく様子を見下ろさせました。
太后は母親でありながら、何よりも権力を愛した人です。
我が子を捨ててまでその地位を手に入れました。
辜清章は、民たちが命を落としていく姿を太后に見せつけようとします。
しかし、太后はまったく動じませんでした。
権力とはもともと冷酷なものだと言い放ちます。
今の状況になっても、これまでの行いを少しも後悔していません。
それどころか、今夜都の人間が全員死ねば秘密を知る者はいなくなると言います。
太后は辜清章に向かって、感謝しているとさえ口にしました。
自分の実の息子に対してここまで冷たい言葉を言えるなんて、本当にイラッとします!
太后の頑なな態度を見て、辜清章は失望しきってしまいます。
これ以上何を言っても無駄だと悟った辜清章は、太后をその場に残しました。
一人残された太后は、迫り来る血の霧に飲み込まれていきます。
太后は息を引き取る直前、辜清章の本当の乳名が「曇児」だったと告げました。
(※乳名とは幼い頃に呼ぶ愛称のようなものです)
命が尽きる寸前に名前を教えても、今まで捨ててきた事実は消えないのに切ないですね。
一方、張屏と蘭珏たちは民を血の霧から逃がす方法を必死に考えていました。
そこで張屏は、雨を降らせれば夜幽曇の花粉が広がるのを防げると思い出します。
雨を呼ぶ仕掛けを使って空へ塩を撒けば、すぐに雨を降らせることができるはずです。
蘭珏は陳籌を連れて民の避難誘導に向かいました。
張屏は旭東たちを連れて、塩の商店へ塩袋を運びに出発します。
国の一大事を前にして、身分など関係ありませんでした。
役人も学者も民も、みんなで声を掛け合って助け合います。
そして、全員で雲霄山へと避難していきました。
復讐を果たしたはずの辜清章でしたが、その心は少しも晴れません。
街の中では、民たちが我先にと逃げ惑っています。
その中を、辜清章は力なく歩いていました。
すると、道端から赤ん坊の泣き声が聞こえてきます。
置き去りにされた赤ん坊を見て、辜清章は自分と同じ境遇だと思い込みました。
母親に捨てられた赤ん坊を連れて行こうと、辜清章は手を伸ばします。
でも、そこへ赤ん坊の母親が必死な顔で走ってきました。
母親は我が子を抱き上げると、大事そうに連れて逃げていきます。
その姿を見て、辜清章はこの世で母親に捨てられたのは自分だけだったと知りました。
辜清章は寂しそうに苦笑いを浮かべます。
そして、血の霧が立ち込める街の中を、たった一人で静かに去っていきました。
自分だけが親に愛されなかったんだと気づいた瞬間、背中がすごく小さく見えました。
避難先では、集めた塩を大砲に詰め込んでいました。
そして、大砲を使って塩を高空へと力強く打ち上げます!
大勢の人々が息を呑んで空を見つめました。
すると、待ち望んでいた大雨が天から激しく降り注ぎます!
雨は街を包んでいた赤い霧をきれいに洗い流していきました。
都が救われた瞬間、人々から大きな歓声が上がります。
張屏は懐から、二十年前に蘭林からもらった蘭の香袋を取り出しました。
そして、息子の蘭珏へと静かに手渡します。
蘭珏は亡き父親の形見を手に取ることができて、心から喜びました。
お父さんの形見が長い年月を越えて息子の手に戻って、本当によかったです!
翌日、避難していた民たちが無事に街へと戻ってきました。
そこへ、皇帝も軍を率いて凱旋してきます。
皇帝は都の異変を聞きつけ、精鋭の騎兵を連れて急ぎ馬を走らせて駆けつけたのでした。
街の危機は去り、家族たちも無事に再会を果たします。
都のあちこちで喜びの声が上がっていました。
皇帝は旅立つ張屏のために送別の場を設けます。
皇帝はこれからの新しい国づくりについて熱く語りました。
民のために素晴らしい国を取り戻すと張屏に誓います。
張屏にとって、皇帝の血筋が本物かどうかは関係ありませんでした。
民が平穏に暮らせて、事件のない世の中を作ってくれるなら、それこそが良い皇帝です。
皇帝は、張屏を宜平県の県令に任命した理由を打ち明けました。
都にはまだ太后の残党が残っており、不穏な空気が漂っています。
真っ直ぐすぎる張屏が都にいれば、危険に巻き込まれかねません。
数年地方で経験を積ませた後、大理寺卿として都に呼び戻すつもりでした。
張屏は陳籌を連れて、任地である宜平県へと旅立ちます。
陳籌はこれからも張屏の捜査を手伝う気満々でした。
二人はこれからの生活に期待を膨らませて歩き出します。
一方、王硯は大理寺卿に就任しました。
王硯は保管庫にたまっていた古い未解決事件の記録を全部運び出させます。
そして、残された事件の真相をすべて自分の手で究明すると決意しました。
蘭珏はずっと父親の冤罪を晴らすために危険な立場に身を置いていました。
そのため、息子の蘭徽に危険が及ばないよう、田舎に預けていたのです。
しかし、父である蘭林の無実はついに証明されました。
蘭珏は愛する息子を屋敷に迎え入れ、親子一緒に暮らせる日々を取り戻します。
宜平県で県令となった張屏でしたが、相変わらず暇を見つけては街に出ていました。
陳籌と一緒に屋台を出して、以前と同じように麺を売っています。
そんなある日、蘭珏が巡撫使(※地方を視察する役人です)として宜平県にやってきました。
蘭珏は張屏の麺の屋台を見つけて立ち寄ります。
そして、懐から五文銭を取り出すと、張屏に麺を注文しました。
二人は顔を見合わせて、静かに笑い合います。
それは、二人が初めて出会ったあの日の姿とまったく同じ光景でした。
君子盟 最終回の感想・大結局まとめ
一番切なかったのは、やっぱり辜清章が道端の赤ん坊を見つめる場面でした。
都中を巻き込んで恐ろしい復讐を企てた悪役のはずなのに、最後は憎みきれませんでした。
母親に捨てられたのは自分だけだったと気づいた時の苦笑いが、本当に寂しそうでしたね。
太后のあの冷酷な態度には最後までイライラさせられました。
しかし、辜清章が欲しかったのは、ただ母親からの温もりだったのかもしれません。
誰にも看取られず血の霧の中へ消えていく姿に、胸が締め付けられました。
全29話を通じて、張屏と蘭珏の二人が少しずつ絆を深めていく過程がとても良かったです!
最初は麺のことと事件の真相究明しか頭にない風変わりな張屏と、父の無実を晴らすために周囲を警戒していた蘭珏でした。
性格も育ちも正反対で、最初の頃は本当にうまくやっていけるのか心配でした。
それでも、嘘を暴いて真実を求める真っ直ぐな心は二人とも同じでした。
お互いにぶつかり合いながらも、いつの間にかかけがえのない相棒になっていく姿にほっとしました。
脇を固める仲間たちも魅力的でした。
いつも張屏の隣で支えてくれた陳籌の明るさには何度も救われました。
大理寺卿になった王硯が、積まれた書類を前にして気合を入れる場面も頼もしかったです!
蘭珏が田舎に預けていた息子の蘭徽をやっと引き取れた場面も、父親らしい優しい顔が見られて安心しました。
そして、なんといってもラストシーンです!
県令になっても変わらず屋台で麺を茹でている張屏の姿に、思わずクスッとしてしまいました。
そこへ颯爽と現れた蘭珏が、五文銭を出して麺を頼む流れが最高でした!
すべてが丸く収まって、二人が出会った最初の原点に戻っていくような終わり方でした。
またどこかで再放送や配信で出会いたい作品になりました。
屋台の湯気の向こうで顔を見合わせて笑う二人の穏やかな笑顔が見られて、本当に良かったです!
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